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Facebookが仮想通貨の広告を禁止する新ポリシーを発表

by MichaelWuensch

「仮想通貨やICO(新規仮想通貨公開)について広告を出す会社の多くは誠実に運営されていない」として、Facebookが仮想通貨を含む金融商品およびサービスの広告を禁止する新しいポリシーを現地時間2018年1月30日(火)に発表しました。

New Ads Policy: Improving Integrity and Security of Financial Product and Services Ads | Facebook Business
https://www.facebook.com/business/news/new-ads-policy-improving-integrity-and-security-of-financial-product-and-services-ads


「Prohibited Financial Products and Services(金融商品およびサービスの禁止)」というポリシーは、人々を誤解させやすくミスリーディングを起こしやすい金融商品・サービスを助長する広告を禁止するというもの。この「金融商品およびサービス」にはバイナリーオプション、ICO、仮想通貨が含まれます。

広告ポリシー
https://www.facebook.com/policies/ads/prohibited_content/prohibited_financial_products_and_services#


Facebookが示した悪質な広告の例は以下の通り。

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新しいポリシーが公開された理由について、Facebookは「私たちは、人々が詐欺にあい、だまされる恐れなく、Facebookの広告を通じて新しい製品やサービスについて発見したり学んだりすることを望んでいます」と前置きし、「バイナリーオプションやICO、仮想通貨について広告を出す会社の多くは誠実に運営されていない」としています。

また、Facebookは「このポリシーで取り除くべき広告の全てを取り除けるわけではないと理解しています」とつづり、ポリシー違反の広告の報告をユーザーに求めました。ユーザーは、広告の右上にあるボタンをクリックすると報告が行えるようになっています。

一方で、ニュースメディアのMotherboardは「仮想通貨やそれを支えるブロックチェーンは明るい未来をもたらす正当な技術であり、多くの企業・個人が誠実さを持って活動している分野です。Facebookの広告禁止はこれらを傷つける可能性があります」とつづりました。Facebook社員を含め仮想通貨を支持する人は多く存在するため、新しいポリシーに対して起業家や投資家からの反発も見られると予測されています

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