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「ネット中立性」問題を考えてもらうためバーガーキングが「ワッパーの中立性」を廃止する試みを実施


アメリカでは連邦通信委員会(FCC)の方針により、「ネット中立性」に関する規制の撤廃が現実味を帯びてきており、議論が活発になっています。しかし、「ネットワークの中立性を撤廃しても問題ないか?」と言われても、普段から通信速度などを意識せずインターネットを使っている人には、どういった問題なのか理解できていない人が多いと思います。バーガーキングが公開している以下のムービーでは、「ネット中立性の撤廃」を「ワッパーの中立性を撤廃したらどういうことになるか?」に例えて説明しています。

Burger King | Whopper Neutrality - YouTube


「ネット中立性の撤廃について、どう思いますか?」と質問された男性は「よく議論されていて……とても重要なことで……」と話すも内容については答えられません。


この女性は「よくわからない」と回答。


では、ワッパーを使って解説してみます。


ワッパーがのったトレーを持つ店員が、1番の番号を持っている人を呼びます。


しかし、1番の人より先に注文し、98番の番号を持っている男性は呼ばれません。


「98番はまだですか?」と店員に聞いてみると……


店員は「ワッパーを注文したんですね」と冷静な対応。


別の男性も同様に注文したワッパーが届かなかったので、店員に確認します。すると、「この注文書だとワッパーが手元にくるまでには、時間がかかります」とまさかの発言。


男性はサングラスを外し「なんでだよ!?」と問い詰めます。


すると、同じワッパーでも金額が異なり、高い金額を支払うことで、より早くワッパーが手に入れられるという事実が伝えられます。


「すぐにワッパーが欲しければ、5ドル(約550円)じゃなく、26ドル(約2800円)も払えっていうこと!?」と驚愕する女性。


ネットワークに詳しい男性は「いわゆるレイテンシのようなものですか?」と苦笑いしながら尋ねると、店員が「まあ、そうですね。だいたい15分~20分ほどかかります」と具体的な待ち時間を教えてくれます。


店員から「ワッパーは既に手元にあるけど、渡すことができない」と伝えられた女性2人組は絶句。


そして、注文してすぐにワッパーを受け取った男性を見て、たまらず「26ドルも払ったの?」と聞きます。


店員から「優先度が高いとこうなります」と伝えられると、「信じられない」という反応。


待ちきれなくなったのか、「俺にバーガーを作ってくれよ!」と懇願する男性。


ワッパーが手元まであるのに、渡してくれない店員にいら立ち、男性は奪い取ろうとするも、店員から「ダメダメ。あと10秒」と宣言され、手を放してくれません。


堪忍袋の緒が切れたのか、店員から強引に奪い取ってしまう男性まで現れます。


店員に懇願までしてしまった男性は「ワッパーを注文して、『ネット中立性』問題に目を向けるとは思わなかった」と、この体験が心に残ったようです。


この男性は「ワッパーでわかった。『ネット中立性』の廃止は絶対にやってはいけない」と感想を述べています。この体験は相当こたえたようです。


バーガーキングは「インターネットはワッパーと同じように、平等でなくてはならない」と結論づけています。

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