ゲーム

スマホゲームでガチャへの欲求を抑えて楽しくプレイする方法を海外メディアが伝授

by Fabian Blank

2015年の日本国内でのスマートフォン向けゲームの市場規模はなんと9250億円となっています。そんなスマートフォン向けゲームの大きな収入源が「ガチャ」というシステムで、2017年は日本だけでなく海外でもこのシステムが問題視されました。日本で絶大な人気を誇るスマートフォン向けゲームの「Fate/Grand Order」も、ガチャシステムを実装したゲームのひとつなのですが、これをプレイしている海外ゲームメディアKotakuのライター・Heather Alexandraさんが、ガチャへの不満を抑えて楽しくプレイための秘策を記しています。

How I Learned To Stop Worrying And Enjoy Mobile Game Grinding
https://kotaku.com/how-i-learned-to-stop-worrying-and-enjoy-mobile-game-gr-1822341702

Fate/Grand Orderは、アーサー王やトーマス・エジソンなどの歴史上の偉人を集めて戦うスマートフォン向けゲームです。歴史上の偉人たちは「サーヴァント」と呼ばれる使い魔として召喚され、プレイヤーはこのサーヴァントを集め、強化しながらゲームを進める必要があります。サーヴァントの強化にはゲーム内で手に入れることのできる特定のアイテムを利用する必要があるのですが、それらを入手するにはそれなりの時間が必要となります。Alexandraさんは初めはこういった「素材集め」的な要素にうんざりしていたそうですが、「正しい考え方でアプローチすれば、めいそう的な魅力がある」と記しています。

Fate/Grand Orderでは、まずレベルの上限までサーヴァントを強化し、霊基再臨(サーヴァント進化)によりレベルの上限をアップする必要があります。「サーヴァントの強化」と「霊基再臨」ではそれぞれ異なるアイテムを使用する必要があるので、プレイヤーは何度も何度も敵を倒して必要なアイテムを収集する必要性に迫られるわけです。「サーヴァントの強化」と「霊基再臨」は複数回行えるようになっており、特に霊基再臨は回数を重ねるごとにより貴重なアイテムが必要になります。自分のお気に入りのサーヴァントを最大レベルまで強化するため、プレイヤーは何十、何百もの戦いを繰り広げるのですが、Alexandraさんは「この作業は大変なことのように聞こえるかもしれません。しかし、こういった作業に集中することは、これまで私が多くの問題を抱えていた『ゲームとの対話』に役立つものでした」と語っています。


そんなAlexandraさんもFate/Grand Orderに複数の不満を抱いているそうで、特に新しいサーヴァントを入手するために行う「ガチャ」は気に入らない模様。また、ガチャからレア度の高いサーヴァントが召喚される確率は非常に低く、こういった類いのシステムは基本的にユーザーがお金を落とすように設計されていると記しています。Alexandraさんは「ギャンブルにもよく似たこのガチャシステムへの依存に苦しんでいる人にとって、こういった類いのゲームをプレイするのは非常に難しいことだ」と感じていたそうですが、友人から「1体のサーヴァントのレベルを上げることに集中することに全力を注ぐんだ」というアドバイスを受け、考えが大きく変わったそうです。どのサーヴァントを強化するのかという目標を設定し、遅くても着実なペースでゲームをプレイ、そしてその他の要素はすべて無視することが重要とのこと。

はじめは自分がガチャを回してしまわないか心配だったというAlexandraさんですが、「このサーヴァントを強化する」と明確な目標を決めることで、ガチャの誘惑に惑わされる心配も一気になくなったそうです。つまり、ガチャの誘惑をしっかりと管理しながらFate/Grand Orderをプレイできるようになったというわけ。同時に、ゲームの中で度々起こる「繰り返し作業」を楽しむ余裕が生まれ、サーヴァントを強化するために細かな目標を設定していくこともできるようになったそうです。

ガチャやルートボックスといったシステムに対して依然として深い怒りを抱いているというAlexandraさん。「こういったシステムがなくなればゲームはより良くなる」と述べているものの、これらとうまく付き合う方法はしっかり身につけることができたとのこと。日本でも度々「ガチャで○○万円使った」という書き込みがSNSや掲示板でみられるので、「もうちょっとガチャへの出費を抑えたい」という人は、自分の好きなキャラクターにだけ愛情を注ぐというAlexandraさんの方法を試してみるのもアリです。

・関連記事
Appleが「ガチャの確率開示」をルートボックス対策で義務化 - GIGAZINE

2年で100万円以上をゲーム内課金に費やし学校中退まで考えた19歳がギャンブル中毒を公開状で告白 - GIGAZINE

基本無料(F2P)ゲームで課金させる巧妙な収益化戦略が明らかに - GIGAZINE

何万回も遊べる要素が不可欠、「基本無料時代」に稼ぐゲームの作り方 - GIGAZINE

in ゲーム, Posted by logu_ii