ブラウザ上でWindows懐かしの「ペイント」風お絵かきが可能な「JS Paint」


Windowsにプリインストールされているお絵かきソフトとして長らく愛されてきた「ペイント(Microsoft Paint:MSペイント)」ですが、Windows 10 Fall Creators Updateで削除もしくは将来的なリリースでの削除を予定している非推奨機能のリストに追加されることとなりました。アプリケーション自体はWindows Storeから入手できるものの、多くのユーザーやメディアがお別れのイラストを公開し、ペイントとの決別を図っています。そんな中、デベロッパーのIsaiah Odhnerさんがインストール不要でブラウザ上からあの懐かしのインターフェースでペイントとよく似たお絵かきができるサービス「JS Paint」を公開しました。

untitled - Paint
http://jspaint.ml/


JS Paintの画面はこんな感じで、使い方はMSペイントと全く同じ。選択ツールや消しゴムツール、直線ツール、エアブラシなど懐かしのツールがソフトウェア版の元祖ペイントと同じように使用可能。ツールがツールなのでお絵かきの仕上がり具合もペイントらしいものになりますが、とても懐かしい気持ちに浸れます。なお、お絵かきしたものはPNG形式の画像ファイルとしてダウンロードすることが可能。


また、ブラウザ版なのでスマートフォンでお絵かきすることもできます。


JS PaintはブラウザベースのペイントとしてMSペイントをリメイクしたもので、開発したのはデベロッパーのOdhnerさん。Windows 95/98/XPあたりの黄金期のMSペイントを再現しているのですが、一部に改善を加えています。

改善点は以下の通り。

・無制限に「元に戻す(Ctrl+Z)」「やり直し(Ctrl+Y)」を使用可能(Windows XPの場合は3回までしか実行できなかった)
・ローカルストレージへのアクセスが許可されている場合は自動で保存される
・透過処理された画像も編集可能。透過処理を施すには「Image」→「Attributes...」→「Transparent」→「Okay」の順に選択して、「Image」→「Clear Image」を選択するか、 消しゴムツールを使用すればOK
・「View」→「Extras Menu」で追加機能へのアクセスが可能に
・追加機能からテーマの変更が可能
・追加機能(もしくはCtrl+Shift+G)でお絵かきの過程をGIFアニメ化することが可能
・ウェブベースなのでクロスプラットフォーム
Kick Assで遊ぶことも可能
・「Edit」→「Paste From...」を選択すると透過画像やGIF画像を選択可能
・SVGファイルを開くことが可能
・Ctrlキーを押しながら選択すると画像を切り抜くことが可能
・Ctrl+「,」でキャンパスの回転が可能
・「Image」→「Flip/Rotate」から任意の角度で回転させることも可能
・「Image」→「Stretch/Skew」で500%以上に拡大可能
・初歩的な複数人での編集機能にも対応しているので、「jspaint.ml/#session:multiplayer-test」もしくは追加機能からセッションを開始して、友人にリンクを送れば複数人でキャンパスを編集OK。ただし、完全にシームレスに動作するわけではないので中断したりキャンパスが消えたりする可能性あり
・「Colors」→「Get Colors」から多彩なパレットをダウンロード可能(作者のOdhnerさんが用意したパレットのライブラリも)
・モバイルサポート
・選択した色の領域をクリックして前背景と後背景を入れ替えることも可能

なお、JS Paintはオープンソースで開発が進められており、ソースコードはGitHub上で公開されています。

GitHub - 1j01/jspaint: Classic MS Paint, REVIVED + ✨Extras

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in ウェブアプリ,   デザイン, Posted by logu_ii