「ダースベーダー・カー」などの呼び名がある「80年代のスーパーカー」トップ10をエピソードと共に振り返るムービー「Top 10 Supercars From the 80’s」


独創的なデザインと風のようなスピード、パワフルなエンジン音を併せ持つ「スーパーカー」。そんなスーパーカーの中から1980年代の速くて個性的なスーパーカーを厳選して、それぞれのエピソードと共に紹介するムービー「Top 10 Supercars From the 80’s」が自動車に関するムービーをそろえているYouTubeチャンネルDonut Mediaから公開されています。

Top 10 Supercars From the 80's | Donut Media - YouTube


ムービーは80年代を代表するスポーツカーの数々が疾走する姿とパワフルなエンジン音とともに始まります。


10位:1984年 イタリア イズデラ「ISDERA IMPERATOR 108i(イズデラ インペレーター108i)」
イズデラ インペレーター108iは1984年から1993年まで生産されたスポーツカーです。


当時の新車価格は現在の価値に換算すると1億2000万円という高額なスポーツカーです。


車両の設計に携わったデザインエンジニア、エバーハルト・シュルツ氏がイズデラ社を設立し、メルセデス・ベンツから許可を得て開発を行い、発売にこぎ着けました。


ボディーはグラスファイバーとスチールパイプで組まれたスペースフレームで作られており、エンジンはV型8気筒エンジンの「メルセデス AMG V8エンジン」を搭載していました。


9位:1987年 アメリカ ゼネラルモーターズ「Buick GNX(ビュイック・リーガル・グランド・ナショナル)」


ビュイック・リーガル・グランド・ナショナルはゼネラルモーターズの自動車シリーズ「ビュイック・リーガル」の2代目に当たるスーパーカーです。


自動車の加速性能を表す方法の1つ、停止状態から時速60マイル(時速約100km)に加速する「ゼロヒャク加速」のタイムがわずか4.7秒で、当時のスポーツカーの中で1番の加速性能でした。


パワフルに地面に力を伝える姿とそのフロントフェイスから映画スターウォーズの登場人物ダース・ベイダーにちなんで「ダース・ベイダーカー」のニックネームで呼ばれました。


8位:1989年 イタリア デ・トマソ「DE TOMASO PANTERA GT5(デ・トマソ・パンテーラ GT5)」


デ・トマソ・パンテーラ GT5はイタリアの自動車メーカーのデ・トマゾ社が製造しました。


GT5は1980年に登場し、前モデルのGT4モデルと比較してワイドになったグラスファイバー製ボディ、サイズアップされたブレーキ、幅が広くなったタイヤ、改良されたサスペンションが特徴です。


ゼロヒャク加速のタイムは5.2秒で、アメリカではフォードが輸入して販売していました。


7位:1984年 フェラーリ「FERRARI 288 GTO(フェラーリ 288GTO)」


フェラーリ 288GTOは、1980年代に隆盛をほこったレースカテゴリ「グループB」に参戦するための規定「ホモロゲーション」を満たすために製作された車で、総生産台数はわずか272台。レース参戦を前提に設計されているため、軽量な素材を使って走行性能が高められています。


ツインターボで加給されたV8エンジンを搭載し、市販車としては初めて最高時速186マイル(時速約300km)に到達した車と言われています。


6位:1980年 ドイツ BMW「BMW M1」


BMW M1はBMWの自動車の中で初めてミッドシップ方式を取り入れたスーパーカーです。


ミッドシップ方式は、エンジンを車体の中心に置くことで走行性能を高めることができるレイアウト。製造したBMWはミッドシップを取り入れた経験がないため、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニの力を借りて設計しました。


競技レースに特化されて設計されており、850馬力ものパワーを記録しました。


5位:1988年 ドイツ ケーニッヒ「KOENIG COMPETITION(ケーニッヒ・コンペティション)」


ケーニッヒ・コンペティションを製造したメーカー、ケーニッヒ・スペシャルはウィリー・ケーニッヒ氏によって創設された会社で、主な業務は自動車の製造ではなく自動車の改造(チューニング)です。スーパーカーを生産している自動車メーカーのフェラーリやBMW、ポルシェ、ランボルギーニなどの自動車を主にチューニングや内外装のドレスアップをしています。


このケーニッヒ・コンペティションは、フェラーリのスポーツカー、テスタロッサをベースにチューニングを施したもの。


エンジンパワーはノーマルの2倍以上の800馬力に達し、最高速度はノーマルの時速290kmから時速349kmにまで高められています。


4位:1986年 ドイツ ポルシェ「PORSCHE 959(ポルシェ 959)」


ポルシェ 959は最新素材・最新技術が試験的に採用されたモデルのスーパーカーとして製造されました。


959に搭載された四輪駆動システムは、当時としては先進的な「可変トルクスプリット式」が採用されており、加速やコーナリングなどの状況に応じてコンピューターが駆動力を配分するようになっていました。また、空力を研ぎ澄ましたボディデザインが施されています。


エンジンは、ポルシェ 911のツインターボエンジンを改良したユニットが搭載されていました。


3位:1987年 イタリア フェラーリ「Ferrari F40(フェラーリ F40)」


フェラーリ F40は80年代に量産されたスーパーカーの中で最も高価な1台で、値段は現在の価値に換算すると1台約9650万円(86万ドル)


エンジンはパワーが500馬力に達するV型8気筒DOHC ツインターボエンジンが搭載されています。


ムービーの作者によると「車内にはハンドルと2脚のシートしかないが、気がおかしくなるほどのスピードがあるから誰もそんなことは気にしない」とのこと。


2位:1987年 ドイツ RUFオートモービル「RUF CTR」


RUF CTRは、ポルシェ911 カレラ(930型)をベースにRUFオートモービル社が限定的に少数生産したスポーツカーです。


ボディーの外観と、カナリアの鳴き声のようなターボの音で「イエロー・バード」というニックネームで呼ばれました。


かわいらしいニックネームながら、最高速度は時速342kmにも達し、当時販売されていた市販のスポーツカーの中では世界最速の市販車でした。


1位:「LAMBORGHINI COUNTACH 5000 QV(ランボルギーニ・カウンタック5000QV)」


ランボルギーニ・カウンタック5000QVは、数あるカウンタックのモデルの中でも最も多く販売されたモデルです。


素材には航空機素材が採用され、ミッドシップに搭載されているV型12気筒エンジンは455馬力ものパワーを生みだします。


近未来を感じさせるデザインと驚きの性能を併せ持つ80年代を代表するスーパーカーです。

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