メモ

Googleが今年一年の世相を反映する「2017年Google検索ランキング」を発表、急上昇ワードや話題の人物・できごとは?


2017年に起こった出来事や話題のキーワードをGoogle検索のトレンドからまとめた「2017年Google検索ランキング」が発表されました。

Google Japan Blog: 2017年 Google 検索ランキング
https://japan.googleblog.com/2017/12/2017-google.html

Google の Year in Search: 検索で振り返る - Google トレンド
https://trends.google.co.jp/trends/yis/2017/JP/

◆急上昇ワード
今年のトレンドを映す急上昇ランキングでは、乳がんの闘病生活をブログに綴り、惜しまれながら他界した「小林麻央」さんが1位。2位には、相続くミサイル発射や核実験と緊迫した情勢を物語るかのように「北朝鮮」が飛び込み、3位には発売前から話題となっていた「ドラクエ11」が入っています。その他にも、壮絶な離婚騒動を巻き起こした「松居一代」さんや、引退を発表した「安室奈美恵」さん、「35億」が人気を集めた「ブルゾンちえみ」さんなどがランクインしています。

1位:小林麻央
2位:北朝鮮
3位:ドラクエ11
4位:台風
5位:wbc
6位:松居一代
7位:安室奈美恵
8位:清水富美加
9位:iPhone 8
10位:ブルゾンちえみ

◆◯◯とは
知らない言葉やできごとについて調べる時によく使われる「◯◯とは」では、国有地の払い下げ問題等をきっかけに2017年の流行語対象にも選ばれた「忖度 とは」が1位となり、2位には実はまだ続いている「プレミアムフライデー とは」がランクインしています。

1位:忖度とは
2位:プレミアムフライデーとは
3位:リベラルとは
4位:共謀罪とは
5位:valuとは
6位:jアラートとは
7位:ハンドスピナーとは
8位:溶連菌とは
9位:衆議院解散とは
10位:排他的経済水域とは

◆「比較」されたトピック
商品やサービスを検討する時に使われる「比較」では、「政党 比較」が1位に。そして「ai スピーカー 比較が2位、「ビットコイン 比較」が3位に入っています。

1位:政党 比較
2位:aiスピーカー 比較
3位:ビットコイン 比較
4位:イデコ 比較ガス 自由化 比較
5位:ガス 自由化 比較
6位:フリマアプリ 比較
7位:電子タバコ 比較
8位:ネットスーパー 比較
9位:宅配料金 比較
10位:vrゴーグル 比較

◆話題の人・総合
人名やユニット名などを集めたランキングでは、女性が4位までを独占しています。

1位:小林麻央
2位:松居一代
3位:安室奈美恵
4位:清水富美加
5位:トランプ
6位:ブルゾンちえみ
7位:小林麻耶
8位:松野莉奈
9位:須藤凛々花
10位:金正男

◆話題の人(男性)
男性部門では、1位のトランプ大統領に続いて北朝鮮の金正恩委員長……かと思いきや、実は暗殺されたといわれている金正男氏が2位にランクイン。3位には「僥倖」の言葉のチョイスも話題になった中学生棋士「藤井聡太」四段が入っています。

1位:トランプ
2位:金正男
3位:藤井聡太
4位:高橋一生
5位:小室圭

◆話題の人(女性)
女性部門では1位「小林麻央」さん、2位「松居一代」さん、3位「安室奈美恵」さんなどとなっています。この他にも、突然の結婚宣言で話題と混乱をもたらした元NMB48の「須藤凜々花」さんや、「このハゲー!」などのホットなフレーズがいくつも飛び出した「豊田真由子」さんなどもランクインしています。

1位:小林麻央
2位:松居一代
3位:安室奈美恵
4位:清水富美加
5位:ブルゾンちえみ

◆映画

1位:美女と野獣
2位:昼顔
3位:パイレーツ オブ カリビアン
4位:ララランド
5位:打ち上げ花火 下から見るか 横から見るか
6位:アウトレイジ
7位:ナラタージュ
8位:心が叫びたがってるんだ
9位:ひるなかの流星
10位:君の膵臓を食べたい

◆Japan (世界が検索した Japan)
世界各国から検索された「Japan」では、北朝鮮問題やアメリカ大統領の初来日、さらには総選挙に関するニュースがトップ3にランクイン。7位の「what is ronald mcdonald called in japan」は、アメリカでは「ロナルド・マクドナルド」であるはずのキャラクターが日本では「ドナルド・マクドナルド」と呼ばれていることについて検索されたものとなっている模様。

1位:north korea japan
2位:trump in japan
3位:japan election
4位:typhoon lan japan
5位:japan avalanche
6位:japan avalanche
7位:what is ronald mcdonald called in japan
8位:podolski japan
9位:crossing cafe japan
10位:kamikatsu japan

◆Tokyo (世界が検索したTokyo)
世界各国から検索された「Tokyo」では、Perfume の「tokyo girl」が 1 位を獲得。これは、ミャンマーやカンボジア、マレーシアなどアジア圏からの検索が上位を占めているとのこと。6位の「katsu ika odori-don tokyo」は、旅行者が撮影した「活イカ踊り丼」の動画がきっかけのようです。

1位:tokyo girl
2位:tokyo girl
3位:tokyo tarareba musume
4位:mario kart tokyo
5位:hada labo tokyo
6位:katsu ika odori-don tokyo
7位:1oak tokyo
8位:den tokyo
9位:narisawa tokyo
10位:hoshinoya tokyo

なお、このランキングは国や地域を切り替えて調べることが可能。すべての地域を対象としたランキングでは、「ハリケーン・イルマ」や「iPhone 8」など日本でも話題になったキーワードや、セクハラ問題で番組を降板してNBCから解雇された人気司会者の「マット・ロウアー」さん、イギリス王室のヘンリー王子との婚約を発表した「メーガン・マークル」さんなどが上位を占めています。


なお、検索ワードをもとに2017年の世界の出来事を実際の映像で振り返るムービーも公開されています。

Google - Year In Search 2017 - YouTube


2017年は、あることがこれまで以上に検索されたとのこと。その内容は……


「how」(どのようにして・どのぐらい)というもの。


「どのようにして山火事は起こるのか」


「どのぐらい北朝鮮のミサイルは飛ぶのか


「どのぐらいのお金が国境の壁を作るのにかかるのか」


「どのぐらい世界には難民がいるのか」


「どのようしてハリケーンは生まれるのか」


「どのようにして窓を板で補強すればよいか」


このように、さまざまなできごとに対する疑問が多く検索されていたとのことです。


また、「どのようにして選挙を戦うのか」というものや……


「どのようにして日食を見ればよいか」なども。


「どのようにして変化を起こすのか」


2017年は、スポーツ選手による働きかけがしばしば見られました。


「強い女性になるには」


アメリカでは、性的暴行を受けた女性が次々に名乗り出て、テレビや映画界で多くの男性が裁きを受けるできごとが話題になっていました。


「よい親になる方法」


「スーパーヒーローになる方法」


そして「どのようにして前に進めばよいか」ということも検索して考えていこう、というまとめムービーでした

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Google検索からわかる2016年の急上昇ワード・話題のニュース・映画・ドラマなど検索ランキングまとめが公開中 - GIGAZINE

Googleが2015年の検索ランキングを発表、急上昇ワード・2015年最大の出来事は? - GIGAZINE

Google2014年検索ランキングついに発表、総合1位・急上昇1位・ニュース1位、そして人気のキャラクター1位は? - GIGAZINE

なんと絵文字が「今年の単語」に輝いたOxford Dictionariesの「Word of The Year 2015」まとめ - GIGAZINE

in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.