ナスダックが仮想通貨Bitcoinの先物取引を2018年に開始と報じられる

by Antana

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やシカゴ・オプション取引所(Cboe)がビットコイン(Bitcoin)先物取引を開始するとアナウンスしており、ナスダックでも先物取引が2018年に開始するのではと関係筋の話から明らかになっていたのですが、新たにBloombergが「ナスダックは早ければ2018年第2四半期にもビットコインの先物取引を開始する」と報じています。

Nasdaq Plans to Introduce Bitcoin Futures - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-11-29/nasdaq-is-said-to-plan-bitcoin-futures-joining-biggest-rivals


2017年11月29日には1BTC(ビットコイン)あたりの価格が1万1000ドル(約120万円)を超えた仮想通貨のビットコインですが、ある関係者によると、あのナスダックがビットコイン先物取引を2018年に導入する計画であるとのことです。早ければ2018年の第2四半期までに導入される見込みで、先物取引所の「NFX」で取引されることになる模様。なお、ナスダックよりも先にCMEやCboeといった競合がビットコインの先物取引計画を発表しており、これらと比べるとナスダックは先物取引市場としては比較的小規模であり、仮想通貨の取引市場としてのイメージを形成するのは困難かもしれない、とBloombergは報じています。なお、ナスダックの広報であるアラン・シェーンベルク氏はこの件に関するコメントを拒否しています。

ナスダックによるビットコインの先物取引計画が正式にアナウンスされれば、ニューヨーク証券取引所の所有者であるインターコンチネンタル取引所は、アメリカの4大取引所の中でビットコインを金融派生商品として取り扱う計画のない唯一の取引所となります。

ナスダックはCMEやCboeとの差別化を行う手段として、価格設定のために使用するデータ量を多くすることを計画しているそうです。CMEは4人、Cboeは1人の情報源から価格を設定する計画であり、これらを上回る情報源により価格を設定しようと考えているわけ。

また、ナスダックはビットコインのハードフォークをよりエレガントに扱うよう設計されているそうで、トレーダーのためにプロセスをよりシームレスにするために、スピンオフからの収益を元のビットコインへ再投資する形になると関係者は話しています。

by CafeCredit.com

2009年に誕生したビットコインは、2017年11月29日に初の1万ドル(約110万円)超えを果たし、そのわずか数時間後には1万1000ドル(約120万円)も突破しました。2017年の初めから約10倍に値上がりしているビットコインですが、一方で過去にノーベル経済学賞を受賞したコロンビア大学のスティグリッツ教授は、ビットコインが人気な理由は監視対象となっておらず法の支配を免れる可能性がある点だとして、「ビットコインを非合法にするべき」と語っています。

なお、そんなビットコインは11月30日未明に1BTCあたりの価格が9000ドル(約100万円)台にまで落ち込み、一部のユーザーは「バブルがはじけた」と大騒ぎしていました。この大幅下落は日本円にして最大33万円の下落であったそうですが、記事作成時点では1BTCあたり1万ドル(約110万円)台にまで持ち直しています。

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