世界初の巨大ロボットによるバトルトーナメント開催に向けMegaBotsがKickstarterで資金調達、未達で開発停止の背水の陣


水道橋重工の人が乗って操縦できる巨大ロボット「クラタス」と巨大ロボット史に残る世紀の戦いを演じたのが、「Iron Glory(MK2)」と「Eagle Prime(MK3)」の2台のロボットです。これらを開発したMegabotsが、よりたくさんの巨大ロボットを招いて世界最強の巨大ロボットを決めるトーナメント戦の開催を企画し、クラウドファンディングサイトのKickstarter上で出資を募集しています。

World's First Giant Robot Tournament! by MegaBots, Inc. — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/megabots/worlds-first-giant-robot-tournament

総重量12トン、全長16フィート(約4.9メートル)、430馬力の人が乗って操縦する巨大ロボット「Eagle Prime」を開発し、クラタスとの勝負に見事勝利したMegabots。クラタスとEagle Primeの白熱のバトルの様子は以下の記事でチェックできます。

日米巨大ロボットバトル、水道橋重工「クラタス」が全力パンチで1勝をもぎ取る - GIGAZINE


戦いの後、Megabotsのもとには世界中のロボット開発チームから挑戦状が届いたそうです。そこで、Megabotsは世界中のロボットファンの助けを借りて、世界初の巨大ロボットによるバトルトーナメント「Giant Robot Tournament」を開催することを思いついたとのこと。もしもGiant Robot Tournamentの開催が実現すれば、世界で最もクレイジーなスポーツ大会になること間違いなし、とMegabotsは豪語しています。

これまでMegabotsはクラタスとのロボットバトルに3年の月日と、650万ドル(約7億4000万円)の開発費をつぎ込んできました。また、Megabotsのスタッフの中には総合格闘技・UFCの創設者や、人気テレビ番組の「怪しい伝説」で働いていたというスタッフもおり、新しいロボットバトルトーナメントを作り出すのに最適な人材もそろっているとのこと。

Megabotsには新しいロボットバトルトーナメントを作るための人材がそろっていますが、コレを実現するには現地で試合を観戦したりライブ配信の映像を視聴したりしてくれるファンが必要になってきます。今回MegabotsがKickstarter上で出資を募ったのは、トーナメント開催のための資金を集めると共に、ロボットバトルトーナメントを支えてくれるコアなファンがや投資家、メディア、企業がどれくらいいるのかを知るためでもあるそうです。Megabotsはロボットバトルトーナメントを「これまでのロボット開発の集大成」と位置づけており、資金が集まらない場合は「Megabotsが閉鎖されることを意味する」と述べています。


Megabotsに挑戦状をたたきつけてきたというロボット開発チームのひとつである、中国の「GREATMETAL」。「Monkey King」という、名前の通り猿のように四足歩行するロボットを開発しています。

GREATMETAL's Monkey King Giant Fighting Robot - YouTube


このGREATMETALが開発した「Fighting My Bots」がバトルへの参加を希望している模様


Megabotsは中国・日本・韓国・カナダ・オーストラリア・アメリカの20を超えるロボット開発チームから挑戦状をもらったそうですが、実際に大会に参加するかを決める前に、大会の内容を練っている状況とのこと。また、出資が目標額を超えた場合、Megabotsはロボットバトルトーナメントの実現に向けて動き出す予定で、Iron Gloryの設計図をオープンソース化して世界中のより多くの人々がバトルに参戦できるようにし、巨大ロボット開発を加速させていくことも計画しています。


ロボットバトルトーナメントは2018年第4四半期にアメリカ・サンフランシスコのベイエリアで開催し、4チームがバトルを繰り広げる予定です。チームの準備が整っていない、あるいは会場となるアリーナを利用できない場合は開催日時を変更する場合があるとのこと。

Megabotsによるロボットバトルトーナメントへの出資を求めるムービーは以下の通り。


MegabotsがKickstarterで集める目標額は95万ドル(約1億円)で、記事作成時点では328人から約2万2000ドル(約250万円)の出資が集まっています。出資額が15ドル(約1700円)を超えると、投票権をゲットでき、専用メーリングリストに追加されてロボットバトルトーナメントのルールを決めるためのフィードバックなどが行えるようになります。また、20ドル(約2300円)の出資では投票権に加えてDCコミックのイラストレーターによるオリジナルの漫画本、50ドル(約5700円)の出資ではさらにオリジナルTシャル、99ドル(約1万1000円)の出資ではパーカー、といった具合に特典を増やしていくことができます。加えて、125ドル(約1万4000円)以上の出資でトーナメントの観戦チケットがゲット可能で、1475ドル(約16万7000円)以上の出資では10分間だけEagle Primeのガンナーシートに座って武器を実際に操作する権利をゲットすることもできます。

なお、プロジェクトへの出資期限は2017年12月17日の0時51分です。

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in ハードウェア,   乗り物,   動画, Posted by logu_ii