爆速・大容量のDRAM代替「3D XPoint DIMM」メモリの登場時期をIntel重役が明らかに


Intelの「3D XPoint」技術を使うDIMMタイプのDRAM代替メモリ「3D XPoint DIMM」が2018年に登場することが明らかになりました。DRAM+SSDのいいとこ取りの爆速&大容量メモリが実現することになりそうです。

Intel To Launch 3D XPoint DIMMs in 2H 2018
https://www.anandtech.com/show/12041/intel-to-launch-3d-xpoint-dimms-in-2h-2018

メモリ(DRAM)とSSDの間を埋めるべく開発されたメモリ「3D XPoint」の技術については、以下の記事を見ればよくわかります。

NAND(SSD)より高速でメモリ(DRAM)より安い不揮発性高速メモリ「Intel Optane SSD DC P4800X」がいよいよ登場 - GIGAZINE


メモリとSSDの間にある3D XPointメモリは、不揮発性のストレージ用途とDIMMタイプのDRAM代替メモリ用途の2種類に対応します。ストレージ用途の3D XPointメモリとしては、PCI-Expressインターフェースのエンタープライズ向けSSD「DC P4800X」が2017年10月に、コンシューマー向けの3D XPoint採用SSD「Intel Optane SSD 900P」シリーズが2017年11月に発売されています。


Optane SSD 900PにはU.2インターフェースの2.5インチフォームファクタSSDもあり。


ストレージ用3D XPointメモリに比べて発表が遅れていたDIMMタイプのDRAM代替メモリ「3D XPoint DIMM」について、UBSグローバルテクノロジー会議においてIntelのデータセンターグループ代表のナヴィン・シェノフ上席副社長が「2018年後半に3D XPoint DIMMを発売予定」と明らかにしました。Intelは2021年までに3D XPoint DIMMは8億ドル(約900億円)の市場になると予測しています。


3D XPoint DIMMは、現在標準的なDRAMメモリであるDDR4メモリと完全な互換性がある可能性は低く、サーバー側でのサポートが必要です。また、不揮発性メモリをDIMMスロットに装着するためのNVDIMM-P規格の策定は2018年に予定されており、3D XPoint DIMMがNVDIMM-Pに準拠するのか、それとも独自のインターフェースを使用するのかは明らかになっていません。このような事情を勘案すると、3D XPoint DIMMの発売はIntel Xeonスケーラブルプロセッサのリフレッシュ時期に合わせてくるのかもしれないとAnandTechは指摘しています。

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