福岡民なら知っている懐かしくなるご当地写真をいろいろと


よかトピア」というユートピアでもディストピアでもない場所がかつて福岡にありました。福岡民なら夕方のローカルワイド番組「めんたいワイド」を知ってますし、天神の待ち合わせ場所は「大画面前」で通じます。

こんにちは、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンです。小さい頃は大阪にいたらしいのですが、その頃の記憶はなく、幼稚園に入る前あたりからずっと福岡で過ごしてきました。だから、福岡の景色は当たり前でした。そんな当たり前も、少し離れると懐かしくなります。「姪浜から博多まで歩いてみた」のときもそうですが、こうした福岡の当たり前を紹介したくて、いろいろと写真を撮っていました。

◆マークやマスコット
水をたいせつに。福岡市水道局の節水シンボルマーク。


ごみの減量を啓発する「かーるちゃん」


こども110番の家。


犬のふんの持ち帰りを促す掲示物。


1989年に行われたアジア太平洋博覧会、通称「よかトピア」のマスコット「太平君」と「洋子ちゃん」。マンガの神様こと手塚治虫氏のデザインです。地下鉄西新駅の構内にこのイラストが掲げられていて、どこか懐かしい気持ちになりました。


「カパプー」は、1995年に行われた夏季ユニバーシアードのマスコット。愛宕大橋手前のマリナ通りの柵にその姿を確認できます。


「九州電力」のマークは沖縄を除く7県で九州の形を表しています。


田んぼの鳥よけの目玉のような、地元の日刊紙「西日本新聞」のマーク。


星のカービィにも似たキャラは、TBS系のRKB毎日放送の「ももピッ!」というマスコットでした。


◆企業
「岩田屋」は福岡を代表する老舗百貨店。やっぱり高級店というイメージを持っています。現在は三越伊勢丹ホールディングス傘下。


その岩田屋が手がけていたのが「サニー」という食品スーパーです。しかし百貨店事業の不振から、経営再建策の一環として西友に売却されました。その西友もアメリカ資本のウォルマートに買収されたため、今はサニーもウォルマート傘下。食品スーパーのサニーしか知らない福岡民が西友に行くと、家電や衣料品をやっていてびっくりしてしまいます。


福岡銘菓の「ひよ子」。彼女のご両親へ結婚前のご挨拶、「ひよ子を持って、気持ちを伝えに行こう」というCMが印象的でした。


せんべい、あられ、おかきの米菓を販売する「もち吉」も福岡の会社です。


明太子を販売する「ふくや」のお店の前にあった顔ハメ看板。明太子は福岡の特産品。


コック帽をかぶった愛らしい女の子がマスコットの「リョーユーパン」。チョコレートがかかったサクサクの揚げドーナツ「マンハッタン」はロングセラー商品です。


「フランソア」も福岡の製パン会社。北海道じゃなくて九州の模様が入ったチーズ蒸しケーキを発見しました。


「ブラックモンブラン」を発売する竹下製菓は佐賀の企業ですが、福岡でも販売されている大ヒット商品です。過去に『「ブラックモンブラン」「ミルクック」など竹下製菓のアイスは九州民のソウルフード』という記事も書いています。


福岡には「サンコー」という地場の飲料メーカーもあります。


「鳥飼ハウジング」はゴリッパくんというゴリラのマスコットが有名な地元の不動産会社。ビルにぶら下がったゴリラのオブジェも有名です。


こちらの「三好不動産」は象の親子がマスコット。


「そりゃー、女やけん細かい所に気が付きますと」というテレビCMが記憶に残るみぞえ住宅。あなたが会長。


他にも福岡ではスーパーマーケットなら「マルキョウ」「マルショク」「ハローデイ」「レッドキャベツ」、ディスカウントストアなら「ミスターマックス」、ホームセンターなら「グッデイ」「ナフコ」、ファミレスなら「ジョイフル」といった地方企業が幅を利かせています。

◆交通
・福岡市営地下鉄
福岡市営地下鉄の「f」マーク。


福岡の地下鉄はちょっと変わっていて各駅にシンボルマークが制定されています。天神なら地名の由来となった天神様こと菅原道真が愛した梅の花がモチーフ。


リス科のプレーリードッグがモチーフの「ちかまる」というマスコットも活躍しています。


・にしてつグループ
西日本鉄道、西鉄バスと福岡県の公共交通を担うにしてつグループ。

ワインレッド色のラインが入った西鉄バスは長らく福岡市を代表する景色でした。ただ、現在は縦縞模様の「スマートループ」という新デザインに切り替わっています。


西鉄バスのバス停。


西鉄は「ニモカ」という交通系ICカードも発行しています。イタチ科のフェレットがマスコット。


◆ラーメン
福岡といえば豚骨ラーメンが有名です。白く濁ったコクのあるスープがたまりません。麺のお代わりができる「替え玉」というシステムも普及しています。

「一蘭」は福岡の豚骨ラーメンを代表するお店です。いつまでもレンゲが止まらないコッテリとしたスープはやみつきになります。ぴりっと辛い秘伝のタレも刺激的。麺の硬さや、味の濃さを選べるオーダーシステム、味に集中するためにカウンター席にも仕切りを設けるなど、独特な店内のシステムを持つラーメン屋さん。


「一風堂」も一蘭と双璧を成す福岡発のラーメンチェーン。


「博多三氣」の替え玉1杯10円はインパクト強し。いつか食べに行かなければと思っています。


牛丼より安い、「博多ラーメン膳」の豚骨ラーメンは1杯280円から。


地元で有名な「元祖長浜屋」の長浜ラーメン。メニューは「ラーメン」「替玉」「替肉」とアルコールのみ。こちらは今年食べに行ったのですが、豚骨ラーメンだけどあっさりとしたスープが意外でした。


奇抜な外観からずっと気になっている「地球上で2番目にうまい店」というラーメン屋さん。


福岡民がハウス食品で思い浮かべるのはカレーでしょうか、「うまかっちゃん」でしょうか。九州で絶大な人気を誇るとんこつ味のインスタント麺です。


福岡には「マルタイ」という即席麺メーカーもあります。ちぢれ麺ではなくストレート麺の棒ラーメンが主力商品。


ラーメンじゃないですが、うどんと焼肉の「ウエスト」というチェーン店も福岡では有名です。フライデーウエスト。


◆名所
「福岡タワー」はよかトピアの開催にあわせて建設されました。三角柱という独特な形状、全面ガラス張りの近未来的な外観で福岡のシンボルとなっています。高さ234m日本一の海浜タワー。個人的には映画でスペースゴジラがぶっ壊したという思い出。


福岡城(舞鶴城)の潮見櫓。天守閣がないので、あまり有名じゃないと思うのですが福岡にもお城跡があります。


この福岡城のお堀が蓮の葉で埋め尽くされるのは福岡の夏の風物詩。


お堀の近くにある「九州製氷」ゲートに風情を感じてしまいます。


「からくり時計」は天神の商店街、新天町の目玉スポット。毎正時ごとにチャイムが鳴るともに、からくりが動きます。


同じく天神にあるアクロス福岡という文化的な複合施設は「ステップガーデン」という屋上緑化に圧倒されます。過去に『福岡・天神の繁華街にはアクロス福岡のステップガーデンという山がある』という記事も書いています。


天神地下街を彩る謎のステンドグラス。特注品でイタリア製だそうです。


こちらも天神地下街で旧岩田屋、現パルコの下にある「天神かっぱの泉」という噴水。


毎年7月、福岡に夏の訪れるを告げる「山笠」というお祭り。市内各所に飾り山が展示されます。昔はこの大きさの山笠が市内を走り回っていたとか。お祭りの時期以外だと櫛田神社で飾り山が常設されています。


旧博多駅では存在感を放っていた「黒田節銅像」、新博多駅では見つからず気になっていたのですが、旧博多駅と同じ博多口にありました。黒田節は「酒は呑め呑め 呑むならば~」という歌詞で始まる福岡の民謡です。


いかがでしたでしょうか。知っている懐かしくなる写真はありました?福岡に関わったことのある方々の琴線に少しでも引っかかって欲しいところ。

自転車で日本一周したときも「めんたいワイド」を知っていたので岩手の「めんこいテレビ」に目を丸くしました。「西鉄ストア」を知ってるから静岡の「しずてつストア」に親近感をおぼえました。だから、ご当地ネタって面白いんですよね。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
Facebookページ https://www.facebook.com/chariderman/
DMM講演依頼 https://kouenirai.dmm.com/speaker/takuya-shuto/)

チャリダーマンは人生を駆けた自転車世界一周を一冊の本にするという夢があります。興味を持っていただける出版社、編集者の方いましたら、ご連絡いただけると幸いです。

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