JFK暗殺事件の非公開機密文書の大部分が公開に、合計25GB分のデータがDL可能


1963年に発生したケネディ大統領暗殺事件に関する機密資料のうち、2891件が新たに公開されました。2017年7月に公開されたものと合わせて合計6685件、25GBにも上るデータは、アメリカ国立公文書館のサイトで閲覧とダウンロードが可能です。

JFK Assassination Records - 2017 Additional Documents Release | National Archives
https://www.archives.gov/research/jfk/2017-release

事件をめぐっては、公式結論とされているリー・ハーベイ・オズワルド容疑者の「単独犯行説」に対する疑念や、マフィアがらみの「陰謀説」などが今でも根強く残っており、新たな資料公開で何かわかることがあるのではないかと注目が集まっています。

国立公文書館の専用ページを開くと、以下のように「JFK Assassination Records - 2017 Additional Documents Release」 (ジョン・F・ケネディ暗殺記録 - 2017年追加文書公開)というタイトルの下に簡単な経緯の説明、そして公開された文書の詳細とデータへのリンクが表示されています。


1960年代に作成された資料はすべて媒体が紙なので、国立公文書館は全資料をスキャンしてPDF化して公開する形をとっています。それぞれのファイルには、記録番号や作成した組織名、種別、あるものには資料タイトルなどが添えられています。


資料の中身は、以下のようにタイプライターで作成されたものの他に、手書きのメモをそのままスキャンしたものなども含まれています。また、西側に亡命したKGBの元工作員、ユーリー・ノセンコ氏に対する聞き取り調査を録音した音声データ(.wavファイル)も17件含まれています。


内容の検索ができない手書き資料なども含めて25GBもあるということで、すべての内容が確認されるまでにはかなりの時間がかかると考えられますが、世界中が関心を寄せる事件の内幕はどこまで明らかになるのか、気になるところです。

なお、トランプ大統領は今回の公開に際して、「興味深い!」とツイートしていました。


当初は、期限を迎えた資料は全面公開されるものと期待されていましたが、直前になって資料のうち約300件の公開先送りが決まりました。今後180日をかけて内容を精査し、最終的に公開が可能かどうかを判断する予定とのことです。

ケネディ暗殺、全面公開先送り=半年かけ機密再審査-米:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102700288

トランプ氏は26日付の文書で「国民は可能な限りケネディ暗殺事件にアクセスし、事件の全容について完全な情報が得られると期待している」と指摘。一方で、一部の資料に関し、関係機関から、安全保障や外交に関する機密情報が含まれているという指摘があったとして「国の安全に取り返しのつかない害をもたらすくらいなら、再審査を受け入れるしかなかった」と全面公開先送りの理由を説明した。
 新たな公開期限は2018年4月26日となる。ただ、トランプ氏は「関係機関が期限の再延長を求めるのは、その情報を引き続き保護する正当な必要がある極めてまれなケースに限定する」と明記し、新たな期限後も一部資料が非公開とされる可能性を排除しなかった。

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