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最高のパフォーマンスを発揮する自作PCパーツを予算内で自動的に選ぶ「Automated PC recommender」


自作PCを作るための予算を入力すると、販売されているすべてのCPUやグラフィックボードなどのデータを検索し、ベンチマークなどの性能値を基にパーツを選出し、予算内で購入できる最も高機能なパーツを自動的に選んでくれるという自作PCのパーツ推奨システムが「Automated PC recommender」です。

Automated PC recommender - pc-kombo.de
https://www.pc-kombo.de/us/

Automated PC recommenderのページはいたってシンプルで、入力枠にドルで予算額を入力して「Recommend!」を押すだけ。


予算800ドル(約8万8800円)で推奨されたのはCPUが「Intel Core i3 7100」、グラフィックボードが「PowerColor Radeon RX 480 Red Devil」、マザーボードが「Gigabyte B250M DS3H」、メモリが「Ballistix Sport LT DDR4 2400 Rot CL16(16GB)」、ハードドライブが「WD Blue WD10EZEX(1TB)」、SSDが「Crucial MX300 2(275GB)」、電源ユニットが「Seasonic G Series」、PCケースが「BitFenix Nova Midi Tower black」となっており、冷却クーラーおよびOSはなしで、合計額が797.92ドル(約8万9600円)でした。


パーツごとにウィジェットが表示されているのですが、ウィジェットの左右にある矢印をクリックすると推奨構成に変更を加えることができます。例えば左側の矢印をクリックすると……


116.99ドル(約1万3000円)のCPUのワンランク下のCPUとして、89.98ドル(約1万円)の「AMD Athlon X4 880K」が表示されました。


116.99ドル(約1万3000円)のCPUのワンランク上のCPUにしてみると、188.99ドル(約2万1000円)の「Intel Core i5 7400」に変わりました。このように予算に応じて微調整することも可能。


OSはなしだったのですが、ウィジェットの下のボタンを押すと……


Windows 10のリストが表示されるので、「select」をクリックすればパーツリストに加えられます。


予算800ドルの推奨構成にOSのみ加えたところ、合計額にも反映されているのがわかります。


なお、トップページには予算額の入力欄の隣に、「Advanced」のボタンがあり、各パーツのメーカーを選別したり、選出の傾向を「Games(ゲーム重視)」「Apps(ソフト重視)」で切り替えたりすることも可能。「Automated PC recommender」はもともと、予算に応じて最速の自作マシンを作りたいゲーマー向けに作られたウェブサイトとのこと。


高スペックな自作マシンのリストを表示したところ、発表されたばかりですが、Intelの半額以下で同等以上の性能の「AMD Ryzen 7 1700」もリストに入っていました。ただしベンチマークが実測値ではないため、パフォーマンスレートは公式データに基づいて算出されたという注意書きも書かれています。

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in ネットサービス,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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