リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」の最新予告編は映画のプロローグを描く「最後の晩餐」
2017年9月に日本での公開が予定されているリドリー・スコット監督の「Alien: Covenant(エイリアン:コヴェナント)」の、プロローグを描いた予告編「Alien: Covenant |“Prologue: Last Supper"」が公開されました。エイリアン:コヴェナント自体が1979年に公開されたシリーズ第1作「エイリアン」のプロローグの位置付けのため、「Alien: Covenant |“Prologue: Last Supper"」は「プロローグのプロローグ」になりますが、本編には使われないシーンで描く珍しい予告編になっています。
Alien: Covenant | “Prologue: Last Supper" [HD] | 20th Century FOX - YouTube
人類の植民地となる星を探して宇宙空間を飛ぶ宇宙船コヴェナント号。
プロメテウス号の生き残りであるアンドロイドのデイヴィッド(マイケル・ファスベンダー)はライトを照らしています。
照らされているのはダニエルズ(キャサリン・ウォーターストーン)
体調不良でデイヴィッドに診察してもらっているようです。
コヴェナント号のコクピット。シーツのようなものを羽織っているのがジェームズ・フランコが演じるブランソン船長(キャプテン)。
寒気を感じているのかシーツにくるまるキャプテンに対して、操縦士は「大丈夫かい?キャプテン」
「大丈夫だ」
クルーを残してその場を離れるキャプテン。先に一休みするようです。
ダニエルズは……
ウィンク。キャプテンとはただならぬ関係の模様。
何やらそわそわし始めるクルーたち。
操縦士はテンガロンハットをかぶって……
「(キャプテンは)行ったか?」
「行ったぜ」
「パーティの始まりだ!」
みなでお酒を飲み始めました。
ギャンブルに興じる人や……
腕相撲を始める人。
大盛り上がり。
近づくコールドスリープのときを前に、緊張をほぐすかのようにハメを外しています。
男同士の友情だけでなく……
クルー内の恋愛関係も描かれています。
食料にする「虫」の話から、ミートローフやパイ、バーベキューなど地球での懐かしい食べ物の話が出てくると……
なつかしさに、皆しんみり。
そのとき、座っていた女性に何やら異変が……。
のどを押さえて苦しみ始める女性。
周囲も異変に気付きます。
何かを吐き出しそうな女性。
緊張が最高に高まったそのとき……
女性の背中を打つデイヴィッド。
女性はむせかえりましたが、苦しみは和らいだ様子。
単にのどが詰まっただけのようですが、第1作目の「エイリアン」を思わせるシーンになっています。
パーティーの最後に求められてスピーチするダニエルズ。
「みんな大きな犠牲をしてここにいるのよね。かつてないスケールの植民地探索ミッションのために。歴史を作りましょう」
コールドスリープを前に、絆がさらに深まります。
最後は乾杯。
この後、クルーたちを待ち受ける過酷な運命を知るよしもなし。
「Alien: Covenant |“Prologue: Last Supper"」では、「最後の晩餐」の様子が描かれています。
Introducing the #AlienCovenant crew. Don’t miss @LegionFX on @FXNetworks tomorrow, February 22, for a special sneak peek. pic.twitter.com/fmP73LrcnY
— Alien: Covenant (@AlienAnthology)
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