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Appleのプログラミング言語「Swift」の生みの親がテスラに移籍して自動運転の開発を担当へ


AppleのiOSやMacなどのアプリケーション開発言語「Swift」の生みの親であるクリス・ラットナー氏が2017年1月末をもってAppleを退社し、自動運転ソフトウェアの開発を進めているテスラに移籍することが発表されました。

The creator of Apple's Swift programming language is leaving the company | VentureBeat | Dev | by Jordan Novet
http://venturebeat.com/2017/01/10/the-creator-of-apples-swift-programming-language-is-leaving-the-company/

ラットナー氏は2005年からAppleに在籍しており、開発ツール部門のシニアディレクターを務めてきた人物。特に、iOSやMac、Apple TV、Apple Watch向けのアプリケーションを開発するためのプログラミング言語「Swift」や、iPadでSwiftを使ったコーディングが学べるアプリ「Swift Playgrounds」の生みの親として、2010年にプロジェクトが発足した段階から開発に携わってきました。

Chris Lattner(@clattner_llvm)さん | Twitter


ラットナー氏は、Appleを去ることをSwift開発者のメーリングリストで2017年1月10日に発表しており、その理由については「別の分野での機会を追求するため」と記しています。AppleでのSwift関連の後継者は、同じく開発に携わってきたテッド・クレメネック氏になるとのこと。

[swift-evolution] Update on the Swift Project Lead


そして、ラットナー氏の発表の同日、テスラのブログでラットナー氏の加入が発表されています。ラットナー氏には自動運転ソフトウェア部門の副社長のポジションが与えられることとなっています。これまでテスラではジンナー・ホセイン氏がSpaceXと兼務する形で自動運転ソフトウェアの開発を進めてきましたが、ラットナー氏の加入でホセイン氏はロケット関連の開発に専念することになるとのことです。

Welcome Chris Lattner | Tesla
https://www.tesla.com/blog/welcome-chris-lattner

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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