2016年12月29日 12時00分試食

長さ25cmの柔らかい近江牛ステーキがドドンと2枚のった「近江牛ステーキバーガー」を食べてきた

丸く形を整えたハンバーグはのせずに、長さ25cmにも及ぶ近江牛のステーキを何と2枚もズドンとのせてしまったハンバーガー「近江牛ステーキバーガー」があるという噂を聞きつけたので、京都市にあるお店「やまむらや」に食べに行ってみました。一体もう何をもって「ハンバーガー」と呼ぶのかよくわからなくなってくるステーキのハンバーガーは、とにかくすごいボリュームと肉のうまさが味わえる一品でした。

商品一覧 | 京都・滋賀で焼肉・BBQ用のお肉ならお肉のスーパーやまむらや
http://www.yamamuraya.com/item/

近江牛ステーキバーガーを提供している、「お肉のスーパーやまむらや山科(やましな)店」にやってきました。

お店の所在地は「京都市山科区西野山階町11-18」で、京都市営地下鉄東西線の東野駅から徒歩5分ほど。またはJR東海道本線の山科駅から歩いても20分ほどで着くことができます。お店の前には駐車場もあるので、車で訪れてもOK。

店先には、木製のテーブルとイスを完備。できたてのハンバーガーをここですぐに味わえるようになっているというわけです。

やまむらやは京都市を中心に6店舗を構える老舗精肉店で、地元の人なら誰でも聞いたことがあるというお店。その中でも山科店では、精肉と並んでステーキバーガーを中心としたハンバーガーを提供しています。

提供されているのは、薄切りビーフを使った「バーベキューバーガー」(税込421円)や、ローストビーフがギッシリ詰まった「ローストビーフバーガー」(税込637円)、そしてプレミアムビーフとして有名な近江牛を使った「近江牛ハンバーガー」(税込637円)、「近江牛ビーフカツバーガー」(税込1069円)、そして今回注文してみた「近江牛ステーキバーガー」(税込1717円)の5種類。

注文してから焼き上げるというステーキを使った近江牛ステーキバーガーが10分ほどで到着。丸いバンズの下に何かすごいものが隠れている……いや、隠れきれていない様子が見えます。

包みを開くと、長さ25cmに及ぶという近江牛ステーキの全貌が明らかに。プスッと刺さったフラッグには「#やまむらや」とハッシュタグが書かれていたりします。

あまりの長さに、思わず意味もなくiPhoneでパノラマ撮影してしまいました。

手に持ってみるとこのぐらいの大きさ。手にはズッシリとした重さが伝わってくるのですが、180グラムのステーキ肉が使用されているとのこと。

ステーキの肉には細かくカットが入って食べやすそうな状態になっており、上からはオニオンソースがかけられています。肉の存在感に圧倒される光景だったのですが、ここでふと「この肉、どうやって食べたらいいんだ……かみ切れるんだろうか？」という不安が頭をよぎりました。

しかし心配は無用。よく見るとプレートにはフォークが添えられていたので、あまり手を汚さずに食べることができそうです。

まずはステーキ肉に手をつけないとハンバーガー本体に到達できません。ということで端からかぶりついてみると、これはもう「じつにいい肉を食べている」ということが伝わってくる柔らかいお肉で、ミディアムレアに焼かれたステーキ肉の外側にある香ばしさと、内側からの甘い肉そのものの味、そしてオニオンソースの甘くコクのある風味が口いっぱいに広がります。

そんなステーキ肉をばくばくと食べ進んでようやくハンバーガー本体に到達。シャキシャキしたレタスとタマネギにはやや酸味のあるソースがかけられており、輪切りに厚くカットされたトマトが挟まれているのがわかります。

堅めの歯ごたえのバンズと野菜、トマトと肉をガブリとほおばるのがハンバーガーの醍醐味。みずみずしい野菜の食感と、ステーキ肉とオニオンソースのコクを口いっぱいに味わえる、まごうことなき「ハンバーガー」となっていました。プレミアムなビーフを使った近江牛ステーキバーガーは、価格のほうも税込価格1717円というそれなりのプレミアム感が漂うハンバーガーではありますが、ハンバーガー好きな人も、そうでない人も一度食べてみる価値のありそうな一品となっていました。