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Twitterが嫌がらせ対策として特定キーワード・ハッシュタグ・絵文字などでフィルタリング可能に

By The LAMP

Twitterが、同サービス上で横行するいじめやハラスメントといった「嫌がらせ」への対策としてミュート機能と報告システムに変更を加えることを発表しました。

「嫌がらせ」への対処の現状 | Twitter Blogs
https://blog.twitter.com/ja/2016/1016safety

ミュート設定の詳細オプション | Twitterヘルプセンター
https://support.twitter.com/articles/20175040

Progress on addressing online abuse | Twitter Blogs
https://blog.twitter.com/2016/progress-on-addressing-online-abuse

Twitterは、嫌がらせに対する新しい処置として「ミュート機能」を通知にも対応させる変更を行います。ミュート機能は、見たくないツイートをする他ユーザーを非表示にする機能のことで、ブロックとは違い「相手にミュートしたことがばれない」という特徴があります。

Twitterはミュート機能を強化し、ユーザーによって指定された「単語」「フレーズ」「絵文字」「ハッシュタグ」がユーザー宛のツイートに含まれていた場合において、そのツイートを「通知」しないように変更しました。また、特定のキーワードやハッシュタグをミュートすると、それらを含む返信や@ツイートに他のユーザーがいいね、リツイート、返信、引用ツイートなどをしたときも通知されなくなります。

Twitterをより安心してご利用いただけるよう、「嫌がらせ」に対し、ミュート機能と報告システムに変更を加えます。この変更は数日中にすべての皆さんにご利用できるようになります。https://t.co/5oJZ2bdKEB

— TwitterJP (@TwitterJP)


ただし、単語やフレーズといったキーワードやハッシュタグのミュートは「通知」だけに適用され、「タイムライン」や「検索結果」にはこれまでと同じように表示されるとのことです。


さらに、ユーザーがTwitterのポリシーに違反する行為を見かけたときに報告しやすいように、報告機能もユーザーが直接報告できる対処プロセスに変更されます。

Twitterが定める「嫌がらせに関するポリシー」は「人種、民族、出身地、性的指向、性別、性同一性、信仰している宗教、年齢、障碍、疾病などを理由とした他ユーザーへの攻撃行為」です。

Twitterは、ミュート機能や報告プロセスの強化だけでなく、同社のサポートチームに嫌がらせに関するセッションやトレーニングを定期的に行っていきます。

なお、今回の変更は数日中に実装されるとのことです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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