インストール時に不要なソフトまで入れさせるチェックボックスの罠を自動で回避できる「Unchecky」を使ってみました

PCにソフトウェアのインストールする時には、不要なソフトウェアのインストールの有無を確認するチェックボックスがあるのですが、多くの場合はデフォルトでチェックが入っており、これに気づかず不要なソフトウェアをインストールしてしまうことがあります。この面倒な現象を回避してくれるソフトウェアが「Unchecky」で、不要なソフトウェアのチェックを自動で外してくれるとのことなので、実際に使ってみました。
Unchecky - Keeps your checkboxes clear
https://unchecky.com/
Uncheckyを使うには、上記URLを開いて「ダウンロード」をクリックします。

「ファイルを保存」をクリック。

ダウンロードしたインストーラーを起動します。

「実行」をクリック。

「インストール」をクリックして、インストール開始。

インストールが終わったら終了をクリック。

これがセットアップ画面。特に何も設定する必要はなく、「Uncheckeyサービスは実行中です。」と表示されていればOKです。表示されていない場合は「Uncheckeyサービスは実行中です。」の左にあるアイコンをクリック。

試しにWindows版Skypeをインストールしてみます。

Uncheckeyを起動していない状態では、インストールの途中に表示される「Bingをデフォルトの検索エンジンにする」「MSNをホームページにする」という2つの項目にチェックが入っています。

しかし、Uncheckeyを起動させてからインストールすると、「Bingをデフォルトの検索エンジンにする」「MSNをホームページにする」のチェックが自動で外れました。

Uncheckeyが不要なソフトウェアのチェックを外したときは、ポップアップでソフトウェアのインストールをブロックした旨を知らせてくれます。メッセージをクリックすると……

「活動ログ」を表示。活動ログにはSkypeのインストール時に2つのソフトウェアをブロックしたことを示す記録が記載されていました。

無料アンチウイルスソフトウェアのAVASTのインストール時には「Google Chrome」のチェックボックスのチェックを外してインストール回避。他ソフトウェアのインストールの有無を聞くチェックボックスは、時折ユーザーの目線から外れた場所に表示されており見逃してしまうことがあるのですが、自動でチェックを外してくれるUncheckeyを使えば見逃す心配はなし。

VPN構築ソフトウェアの「LogMeIn Hamachi」のインストールでは、パスワードマネージャーの「Install LastPass」のチェックが外れていました。

Uncheckeyは不要なソフトウェアをインストールさせてくるほとんどの場合で正常に動作しましたが、Microsoft Silverlightのインストール時には、Skypeのときに外れていた「Bingをデフォルトの検索エンジンにする」「MSNをホームページにする」のチェックが外れていないことがありました。

また、RealPlayerのインストール時にはまるで大きな画像の一部のような場所にチェックボックスが設けられていて、これにはUncheckeyは反応せず。

また、ソフトウェアに同梱されているコンポーネントや……

ショートカットの作成などのチェックボックスに関しては、不要なソフトウェアでないためUncheckeyは反応しませんでした。

Uncheckeyは、全てではないもの不要なソフトウェアのインストールをさせてくる多くの場合でチェックを外してくれます。チェックを外した場合は必ずポップアップで知らせてくれるので、ポップアップが表示されない場合は目視で確認するのが良さそうです。
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