レビュー

360度完全立体でダイオウイカや深海魚を再現できる「さかなクン」共同開発の巨大グミトレー「深海魚研究所」レビュー


「食べたことがある人は少ないであろう『深海魚』を、手軽に食べられる夢のようなキットを」ということで、東京海洋大学名誉博士/客員准教授のさかなクンと共同開発した、背ビレの位置や吸盤の列数など細部までこだわった巨大グミトレーが「深海魚研究所」です。発売を前にして編集部にまで実物が届いたので、実際に巨大グミを作ってみました。

ギョギョライフ | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ
http://www.takaratomy-arts.co.jp/specials/gyogyolife/

深海魚研究所は「ダイオウイカとなかまたち」と「メガマウスザメとなかまたち」の2種類があります。


まずは「ダイオウイカとなかまたち」から作成していきます。対象年齢は15歳以上です。


箱の中にはグミトレー(大)×1個、グミトレー(小)×2種類、コアパーツ、ストッパー、グミ溶液ポット、深海魚解説ミニBOOK、取扱説明書などが入っていました。


取扱説明書はイラスト付きなので非常にわかりやすいです。


まず最初に、洗って乾かした後のグミトレーの内側にサラダ油をぬります。


小さい方の型にも。


グミトレー大の2箇所の凹部にコアパーツの凸を差し込んでセットします。


トレーにサイドストッパーをつけて……


ベースストッパーもセットしたら準備は完了。


「メガマウスザメとなかまたち」についても同様にグミトレーを組み立てていきます。


セット内容はダイオウイカと同様で、箱の中にはグミトレー(大)×1個、グミトレー(小)×2種類、コアパーツ、ストッパー、グミ溶液ポット、深海魚解説ミニBOOK、取扱説明書など。


トレーの内側にサラダ油を塗って……


コアパーツをトレーに差し込み、サイドストッパーとベースストッパーをセット。


続いて、巨大グミを作っていきます。まず必要なのはゼラチンですが、一般的なゼリーには液体250mlあたり5gのゼラチンを使っていくところ、深海魚研究所1つあたりに必要なゼラチンは50g。


取扱説明書に書かれているベーシックな作り方ではかき氷シロップを使っていきますが、好きなジュースや牛乳でもグミを作ることは可能。ただし、果物100%のジュースはタンパク質分解酵素を含むためゼラチンが分解されて固まらなくなるので注意。


かき氷シロップ160ccと水110ccを鍋に入れ……


ゼラチン50gをドサッと投入したところ、既にゼリー状に。


沸騰しない程度、80度ぐらいになるまで火にかけて粉ゼラチンをよく溶かします。


あら熱をとってからグミ溶液をポットに注ぎ……


ポットのフタを閉めます。


ここからがいよいよ本番。グミトレー大の注ぎ穴からグミ溶液を少しずつ注ぎ入れます。


溶液を入れた後は、空気が入ってしまっていることがあるので、グミトレーを少し持ち上げてトントンと空気を抜きましょう。


こんな感じで気泡が上に上がってきます。


グミトレー小にもすりきりいっぱいまでグミ溶液を入れておきます。


フタをすると溶液があふれだしますが、問題ないとのこと。


夏が終わり、かき氷シロップがイチゴ味しか見つからなかったので、メガマウスザメのグミは食用色素を使っていくことにしました。


水・ゼラチン・砂糖・食用色素を入れた鍋を火にかけると……


怪しげな状態に。


先ほどと同様に、あら熱を取った溶液をポットに移し、トレーに注いでいきます。


このまま博物館に展示されそうな感じです。


あとは冷蔵庫に入れて60分間冷やせばOK。冷蔵庫に入れたところ、かなり異様な雰囲気を放っていました。


60分たったら、冷蔵庫から取り出したトレーからストッパーを外して……


トレーをゆっくり剥がします。


付属のハコフグナイフで余分なグミを切り取り。


いらない部分をぺろんと剥がせば……


メガマウスザメのグミの完成。


全長は約23cm。


頭の部分はこんな感じで、巨大な口や目、えらなどが再現されています。


360度立体なので、どこから見てもメガマウス。正面から見るとこんな感じです。


お腹の部分はこんな感じ。


ヒレの形や位置も実物に忠実です。


セット内容には深海魚解説ミニBOOKなるものが含まれており、さかなクン直筆の全長5mにも及ぶメガマウスザメと見比べつつグミを堪能できます。


次はダイオウイカのグミを型から外してみます。メガマウスザメと同様にストッパー外し……


片側のトレーも外したら、ハコフグナイフで余分なグミをカット。


ダイオウイカはメガマウスザメよりも細かい作業が求められました。


取り外してみるとこんな感じ。


大きさはこのくらい。


空気が抜け切れていなかったためか、残念ながら片方の脚は気泡でちぎれてしまいました。


しかし、もう片方の脚は無事、ということで、グニャグニャさせて遊んでいると……


ちぎれました。


しかし、脚についている吸盤などは目で確認可能で、かなり細かい部分まで作り込まれていることがわかります。


せっかくちぎれたので、脚の部分を食べてみます。


「ゼラチンだから、グミというよりゼリーに近いのでは?」と思いつつ食べてみたところ、表面はプルンッとしているものの、中はむっちりした食感。まさに「グミ」のそれです。かき氷のイチゴシロップを使用していることもあり、少し駄菓子っぽい雰囲気で、食べ応えもありました。


グミトレー小から取り出したダイオウグソクムシ・オウムガイ・ニュウドウジカ・メンダコのグミは以下のような感じ。これも実物に忠実に再現されており、食べるのがもったいなくなるようなきもかわいい仕上がりでした。


なお、深海魚研究所は2016年11月10日(木)からの発売で、価格は税抜2980円です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
オモチャのタコみたいな見た目のイカが発見され、かわいすぎるYouTubeムービーが80万回再生を突破 - GIGAZINE

スルメイカにあらびき肉が詰まった異色のおつまみ「いかソーセージ」を食べてみた - GIGAZINE

いかの干物にアツアツの酒を入れて飲んだ後に食べてしまう「イカグラス」 - GIGAZINE

「ダイオウイカの乾燥標本」が京都水族館に登場、見た目も香りも巨大スルメそのものな実物を見てきました - GIGAZINE

いかの足がピクピク動く新鮮ないか活造りを食べるべく「海中魚処 萬坊」に行ってみた - GIGAZINE

in レビュー,   試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.