エロスに対する人類の追求心の強さを目の当たりにするオランダの「セックス博物館」に行ってきました


世界には「死」に関するものを集めまくった異色の博物館など、さまざまな博物館が存在しますが、オランダ・アムステルダムには人類の「性」をテーマにした「セックス博物館」が存在します。どんな場所なのか気になったので、実際に行ってみました。

Sex Museum in Amsterdam | Amsterdam.info
http://www.amsterdam.info/museums/sex-museum/

「セックス博物館」と聞くとアングラなイメージですが、アムステルダム中央駅の近く、通りに面したところにあります。


カフェのすぐ横にある建物に「SEX MUSEUM」の文字を発見。


まずはチケットを購入します。1人4ユーロ(約450円)ですが、16歳未満は入館できません。


半券を手に建物の中へ。


建物に入ると、両側に大きなショーケースがあり……


左側には人類の営みを描いた絵画などが展示されています。


右側では等身大マネキンが数々の器具を身につけて出迎えてくれました。


矢印に従って進んでいきます。


展示はショーケースに収まらず至る所に。階段もお尻と胸のオンパレードでした。


2階に上がってすぐの吹き抜けスペースには大きめの絵画などが飾られていました。


ここは主に同性愛作品などを飾っている場所のようで、女性同士・男性同士の抱擁や性行為などの写真・絵画が壁にずらりと並んでいました。


男性同士の性愛に関する作品が多く並んでいた以下のショーケースには……


クリスタル男性器。


スペースの端っこには使用用途が謎の置物もありました。


さらに部屋の中へ。


ここにはさまざまな時代・土地に由来する性愛に関するアイテムたちが陳列されていました。


非常に美しい作りのパイプや……


古代ローマの時代に作られたという男根像。


世界史の教科書にのっていたのとはちょっと違う古代アイテムたちが並びます。


1950年代のセックス・シンボルであるマリリンモンローのマネキンも置かれていました。


この棚には……


音楽とリズムに合わせてコートを開け閉めする露出狂人形。


ベッドの上で男女がまぐわう様子がリズミカルに表現されるオモチャも。かつての人はこれらのオモチャを娯楽として楽しんだのかもしれません。


また、写真がずらりと飾られたパネルもありました。


写真の一例はこんな感じ。以下の画像に写っている写真は最も控えめなもので、撮影するのもはばかられるような過激なものもたくさんありました。


かつて使用されていた貞操帯もあります。


使用方法についてはイラストで解説。


帯の部分にトゲがついているのがわかります。


展示室の隣にあるトイレも、単なるトイレに留まりませんでした。


中に入ってみると、個室が3つと、洗面所。


女性器をモチーフにした洗面台は自動で、手を差し出すとこんな感じで水が流れます。


個室の中はこんな感じ。向かって左側は男性用の便器で、奥にあるのが女性でも使用できる便器となっています。


どんどん探索していきます。続いての部屋にあったのは……


巨大な男性器に挟まれたベンチ。ここは撮影スポットと化していて、喜々としてベンチに座って撮影したり、男性器に抱きついて撮影している人たちを見かけました。


さらに階段を上っていきます。


ここにあったのは「SNEAK PREVIEW(スニークプレビュー)」という文字が書かれた木製の箱。


覗き窓に顔を近づけてみると……


こんな感じの写真が見えました。当時はこれがセクシーな映像として動いていた様子。


木箱の隣にはショーケース。


ここに実際に使われていたフィルムなども展示されていました。


マリリン・モンローの人生の一部を再現するマネキンはここにもありました。手前にあるタッチパネルを操作すると、仕掛けを動かすことができます。


部屋を出ると、向かいにある屋根裏部屋では背中をのけぞらせた女性がぐるぐると回転していました。


続いての部屋には……


コンドーム膨らまし機という謎の機械が。


ここにも数々のオブジェが並んでおり……


いつ、どのタイミングでつけるのだろう……?と不思議に思ってしまうようなアクセサリーもありました。


アムステルダムの歓楽街「赤灯地区」を再現したスペースを発見。


衣装などから見て、現代ではなく、過去の赤灯地区を再現している様子


当時使われていた下着なども飾られており、興味深いです。


エロティックなマンガや……


「CRAZY AMSTERDAM(クレイジー・アムステルダム)」と名付けられた、実際にアムステルダムで撮影された写真集も。


アジアな雰囲気の民芸品が並べられているショーケース。


さらに奥の部屋には……


真ん中に緊縛されたマネキンが飾られていることからもわかるように、SMをテーマにした写真などが展示されていました。


博物館はじっくり見ても1時間ほどで回れる規模で、平日にもかかわらず男性・女性ともに多くの人が訪れていました。ダークでアングラな雰囲気はなく、あらゆる年齢層の人がきゃっきゃしながら記念撮影するような明るい雰囲気なので、アムステルダムを訪れて時間が余った時にフラッと訪れてもよさげ。カップルや友人と来てわいわい見ることも可能ですが、1人でじっくり見てエロスの世界のあまりの奥深さに神妙な気持ちになることもできる場所でした。

ちなみに、セックス博物館に行った後の帰り道はあらゆるものが男性器のメタファーに見える呪いにかかりました。

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in 取材,   Posted by logq_fa