Microsoftが新機能を搭載したHoloLens(ホロレンズ)の法人向けキットをリリース


現実の世界にCGを投影し、そのCGを操作して動かすことができる「MR(複合現実)」技術を搭載したヘッドアップディスプレイ「HoloLens」の法人向けキットが登場しました。HoloLensの法人向けキットは、すでに発送が開始されている開発者向けキットに仕事時の使用で役立つ新機能を搭載したモデルになっています。

Commercial Suite
https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us/commercial-suite

法人向けHoloLensのデモムービーは以下のムービーから確認可能です。

Introducing the Microsoft HoloLens Commercial Suite - YouTube


MicrosoftのHoloLensは現実世界に投影したCGを操作できる革新的なデバイスで、Microsoftは2016年6月1日にIntelやQualcomm、レノボ、HP、デル、HTC、AsusといったIT企業との提携を発表しており、日本では日本航空(JAL)がパイロットや整備士の訓練用に試験導入しています。


JALがHoloLensを導入してどのようなことを訓練で行っているのかは以下のムービーから確認できます。

HoloLens App developed by JAL on Vimeo


今回登場したのはHoloLensの法人向けキットです。法人向けキットは、すでに出荷が始まっている開発者向けキットにビジネス向けの新機能を追加したモデル。


新機能の1つである「Kiosk mode(キオスクモード)」は、どのアプリを使用するのか、使用するアプリを制限できるモードです。


また、企業専用のプライベートなWindowsストアを開設し、そこでアプリを管理することが可能になります。誰がWindowsストアを使用するのか、使用ユーザーを制限する機能を搭載し、高いセキュリティを保つことが可能。


複数のHoloLensを同時に管理できるモバイル・デバイス・マネジメント(MDM)、Bitlockerによる暗号化とセキュアブート機能、Azure Active Directoryと次世代PINアンロックシステムによるID管理など、セキュリティ面を考慮した新機能が複数搭載されています。


法人向けのHoloLensは、登録された企業のメンバーに限りデバイスのプライベート仮想ネットワークから企業の共有ネットワークにリモートでアクセス可能。また、認証が必要なWi-Fiに接続することも可能になっています。


いよいよ法人向けモデルがリリースされ、今度は一般向け市販モデルの登場に期待がかかるところです。

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in ハードウェア,  動画, Posted by darkhorse_log