乗り物

ヘリコプターを買うなら今が絶好のチャンス、その理由とは?

By Olivier CABARET

過去2年間で石油・ガスの価格が下がった影響により、ヘリコプターの価格にも影響が現れています。「自家用ヘリコプター」と言うと富裕層の道楽のようなイメージがありますが、2016年のヘリコプターは買い手市場であることをニュースサイト・Quartzが解説しています。

Now is a really good time to buy a helicopter — Quartz
http://qz.com/755787/now-is-a-really-good-time-to-buy-a-helicopter/

ヘリコプターの価格が安くなっているのは、原油価格の下落だけでなく、ドローンの発展も関係しています。天然資源の採掘企業は油田調査などでヘリコプターを利用していましたが、近年では安価なドローンを利用する流れになりつつあるとのこと。ヘリコプターの価格の下落を示す例として、Quartzは「ベル 407」という企業向け中型ヘリコプターを挙げており、2016年8月の段階で中古機が169万ドル(約1億7200万円)で販売されているとのこと。価格だけ聞くと非常に高価ですが、ヘリコプター価格を調査しているHeliValue$によると、この価格は2014年から13%以上も低くなっているとのことです。

By stuart.mike

ヘリコプターを含む世界的な回転翼機の生産量も減少しており、Forecast International(航空総合研究所)の予測によると、2016年に生産される回転翼機はわずか1050台ほどで、この10年間で最低数が記録される見込みです。


これを見越して安価なヘリコプターがUberのような形で運用される可能性が予想されていますが、「1個人でヘリコプターを所有する」とは考えにくいもの。一方で、1981年製造・イタリア産の「アグスタ A109」であれば、2014年から半額近くに値下がりした22万ドル(約2200万円)で販売されていることから、「ある程度の貯蓄を持つ人であれば、ヘリコプターは手に届かない額ではない」とQuartzは提言しています。


高級車くらいの値段で購入できるヘリコプターが登場しているわけですが、実際にヘリコプターを所有するには本体だけでなくパイロットや格納庫も必要になってきます。また、航空総合研究所のアナリストは「ヘリコプターは騒音の問題から自宅の裏庭には着陸することはできません」と警告しています。

・関連記事
有人飛行を可能にするドローン+ヘリコプターのエアクラフト「Volocopter VC200」が初フライトに成功 - GIGAZINE

二重反転ローターとプロペラの推力で高速飛行も可能なヘリコプター「S-97 RAIDER」 - GIGAZINE

ヘリコプターの難敵「騒音」にチャレンジする新型ローターブレード - GIGAZINE

1280億円かけて次期アメリカ大統領専用ヘリコプターの開発開始 - GIGAZINE

超絶アクロバット飛行をするヘリコプターのムービー - GIGAZINE

in 乗り物, Posted by darkhorse_log