「雷」「稲妻」を毎秒7000フレームのハイスピードカメラで撮影するとこうなる


雷が落ちるのは一瞬のことなので、どんな風に落ちているのかを正確に知ることは難しいものです。そんな、まばたきする間もなく終わってしまう雷の落ちる瞬間を、1秒間に7000フレーム撮影できる超ハイスピードカメラで撮影したムービーが公開されており、想像とは異なる自然現象をありのままに確認することができます。

Lightning Storm Recorded at 7000 Frames Per Second - YouTube


前方に広がる黒い雷雲。今にも雷が落ちそうな雰囲気です。


黒い雲の中から、稲妻が現れました。


枝分かれをした枝が消えながらも、主となる「幹」の稲妻は、しっかりと地面に向かって伸びていきます。


伸びた稲妻が地面に到達するかに見えたその時……


巨大な閃光(せんこう)で、空が真っ白になりました。


強烈なフラッシュが、徐々に薄れてくると……


地面までしっかりと伸びた1本の雷が、微動だにせず輝いています。


薄れつつも、まったく形を変えることなく残る雷。いくつもあった稲妻の中で、残った1本の雷こそが、ただ1箇所に落雷したものというわけです。


シーンは切り替わって、再び落雷しそうな空模様。


2本の稲妻が空から伸びてきました。


いくつもの枝分かれを見せながら下方向に伸びる雷。


地面に到達する寸前で、稲妻が太く、明るく輝いていることが分かります。


そして、強烈な閃光。この閃光は、空から地面に向かって進んできた電子と地面から飛び出た正電荷が衝突した瞬間に発生するもの。肉眼では、空から降ってきたように見える雷は、じつは落雷の瞬間に地面からも稲妻が走り、空からの稲妻と合体して、強烈なフラッシュとなって輝いているのです。


再び空が暗くなると……


雷が1本、残されました。


この落雷の瞬間を7000fpsの超ハイスピードカメラで撮影したのはGeospace Physics Laboratoryのニンギュ・リュウ教授。7000fpsで撮影した映像を700分の1の速度で再生することによって、肉眼では把握できない自然現象を、詳しく知ることができるムービーとなっていました。

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