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出会い系サイトで公開中のプロフィール情報280万人分を解析するとこうなる

By Yulia Volodina

数え切れないほど乱立する出会い系サイトの中で、2007年に雑誌TIMEの出会い系サイトトップ10に選ばれたのが「OkCupid」です。世界中で人気を得たOkCupidには多数のユーザーが登録されているのですが、登録ユーザーのプロフィール情報を集めまくって280万人分のデータを解析した人が登場し、解析したデータをグラフにして公開しています。

yakamo.org
http://yakamo.org/?p=112

OkCupidを利用しているというプログラマーのyakamoさんは、ある日自分のプロフィールのプライバシー設定がデフォルトで「公開」になっていることに気づきました。プライバシー設定が「公開」というのは、OkCupidに登録していない人でも自由にユーザーのプロフィール情報を閲覧できる状態。yakamoさんは一体何人のユーザーがプロフィール情報を「公開」のままにしているか調べるため、OkCupidの検索で引っかかるユーザーの名前を片っ端から調査。集めたユーザーの名前が320万人に達したところで、PythonのMPIベースのソリューション「mpi4py」を使って、プレイバシー設定が「公開」になっている約280万人分のデータをスクレイピングして解析しました。

以下は年齢別にユーザー数を表したグラフで、黄緑が女性、緑が男性ユーザーの数を示しています。ユーザー数が最も多いのは男女ともに25歳のユーザーで、男性が約14万人で女性が約13万5000人。最も少ないのは18歳のユーザーで、男性が約4万人、女性が3万人を切るという結果になっています。グラフを見ると、20台前半から後半のユーザーがほとんどを占めていることがわかります。


以下は異性愛者と両性愛者の男女別ユーザー数を表したグラフ。異性愛者は女性の方が多いのですが、両性愛者になると男性の方が圧倒的に多いのが興味深いところ。


ユーザーの性的関心をさらに細分化したのが以下のグラフです。上から、本来は異性愛者であるものの同性愛に理解を示し、場合によっては同性愛行為も拒まない「ヘテロフレキシブル」、異性・同性を問わず性的魅力を感じないものの、感情的な結びつきを持った相手にのみ性的な魅力を感じる「デミセクシャル」、他人に対して性的魅力を感じない「Aセクシャル」、性よりも知性に魅力を感じる「サピオセクシャル」、「ゲイ」、異性・同性・性転換者を問わず性的対象とする「パンセクシャル」、セクシャルマイノリティに属する「クィア」、本来は同性愛者だけれども異性愛にも興味を示す「ホモフレキシブル」、性的指向をまだ探している状態の「クエスチョニング」、「レズビアン」となっています。ペンセクシャルの圧倒的多さが目立つ結果になりました。


交際ステータスは「single(独身)」のユーザーがほとんど。


なぜか「Netflixを見ているか」まで調査されていて、女性ユーザーは14万人9027人で、男性ユーザーは10万8104人でした。


プロフィール欄に自己紹介を記入せずに空欄にしている人は女性で70万7914人、男性で64万2328人。


以下のグラフはプロフィールに記載されていたドメインのトップ5。1位はYouTubeで、2位はInstagram、3位はFacebook、4位はSoundCloud、5位はLast.fmという結果になっています。


プロフィールに記載されていたそのほかのドメインは以下の通り。全てのドメインが1000人以下ですが、最も多かったのは画像アップロードサイトのImgurでした。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log