レビュー

SpaceXのイーロン・マスクが進める超高速列車「Hyperloop(ハイパーループ)」が激ムズゲームになった「Break a Pod」


世界最大のEV(電気自動車)専業メーカー「テスラ・モータース」や、民間による宇宙開発を進める「Space X(スペースX)」などの企業を率いるイーロン・マスク氏は、減圧されたチューブの中を最高時速1200km以上という超高速で走行する次世代交通システム「ハイパーループ」の実現に向けて取り組みを進めています。そんなハイパーループ構想が、80年代を感じさせるドット絵とBGMの世界で再現されているゲームが「Break a Pod」です。

Break a Pod(クリックして開くと音が出ます)
http://break-a-pod.rloop.org/


ということで、実際にプレイしてみた様子はこんな感じ。実に懐かしいドット絵と矩形波のBGMが味わい深いゲームとなっています。

「ハイパーループ構想」が激ムズゲームになった「Break a Pod」を遊んでみた - YouTube


ページを開くと、ファミコン時代を思わせる矩形波のBGMが鳴りはじめ、スタート画面が出現します。特に設定項目やSNSへのログインなどはないので、「START」をクリック。


すると、カウントダウンなどもなく、いきなりゲームがスタート。四角で囲まれている乗り物のようなものがハイパーループ構想で用いられる乗り物「ポッド」で、このポッドを上下のチューブの壁になるべく当てないように操作して無事にゴールを目指すというシンプルな横スクロールのレースゲームです。操作方法は、「↑」が加速、「↓」が減速で、「←」と「→」でポッドの傾きを調整してバランスを取ることで、転がってしまわないようにする必要があります。


画面左下には速度の表示。あまりに車速が速くなりすぎると「Slow down!」という警告表示が出ます。実際、スピードがあがると少しの弾みでクラッシュしてしまうので無理は禁物。


ポッドが傾きすぎると「Stabilize the pod now! (今すぐポッドを安定しろ!)」と表示され、対応が遅れてしまうと……


「ドカーン」という、実にシンプルなゲームというわけです。


しばらく遊んでみましたが、これがなかなかバランスを取るのが難しく、ちょっとした弾みやよく分からないキッカケで「ドカーン」となってしまいます。なんとなくつかめたコツは、ポッドの前側を少し浮かしてやることでチューブに引っかかることを避けるという小ワザ。前つんのめりになるのを避けるのが良さそうです。


ゲーム内ではステージがいくつか用意されており、以下のような月夜のステージはアップダウンが多めの中上級者向けコース。


サバンナのような光景が広がるステージは、スピードが思いっきり乗る爽快なステージ。


この他にも、雪のステージや……


森のステージなども。


あまり加速しすぎると、画面右下の「POWER」が減りすぎてしまい、「Low on power! (パワーが少ない!)」というメッセージが出るので要注意。


そして、およそ30秒ほどのステージを無事走りきると、クリアというわけです。

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in レビュー,   ウェブアプリ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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