蛇・イグアナ・カメレオンと触れあいながら昆虫食まで堪能できる「爬虫類カフェ ROCK STAR」に行ってみた


時間無制限で多種多様な爬虫類と心ゆくまで触れ合えるだけでなく、爬虫類のエサである昆虫を使ったゲテモノ料理を食べて爬虫類の気持ちを体験できるのが「爬虫類カフェ ROCK STAR」です。爬虫類に興味を持ち始めた人や、これから飼ってみたいという初心者向けのペットショップとカフェを融合させたお店になっているとのことなので、ヘビやイグアナと触れ合いながら昆虫を食べてきました。

爬虫類カフェ ROCK STAR
http://www.rock-star.xyz/

爬虫類カフェ ROCK STARは、南海電鉄線難波駅から徒歩7分で、日本橋のオタロードの方向にあります。


爬虫類カフェ ROCK STARは3階ですが、店舗が入っているビルの通りにある看板が目印になります。


店内はこんな感じで、床一面が黒白の市松柄になっており、ロックな雰囲気。席によっては真横にある爬虫類の飼育ケースを眺めながら飲食を楽しむことも可能。


テーブル席のほかにカウンター席もあります。カフェでありペットショップでもあるROCK STARのスタッフは飼育管理士や家庭動物販売士の資格を持っており、爬虫類飼育の初心者や、これから飼育を始める人へ必要な知識を説明してくれるとのことなので、じっくり話が聞きたい場合はカウンターもありです。


カウンターには自家製のゲテモノ酒が置かれており、理科室の標本のような雰囲気。


着席してスタッフから受け取ったメニューを見ようかと思ったら、開いたページに生きたワームが挟まっていて悲鳴をあげてしまいました。すぐに隣にいたスタッフが「こういうサプライズもあります」と回収してくれましたが、初っぱなからユーモアが全開。

というわけでメニューを見てみると、「スペシャルドリンク」のページには自家製の「ハブ酒」(500円)、「サソリ酒」(500円/サソリ入り1480円)、「コブラ酒」(600円)、「スズメバチ酒」(500円/スズメバチ入り800円)、「たがめ酒」(500円/たがめ入り1000円)、「ムカデ酒」(500円/ムカデ入り800円)と、恐ろしいメニューのオンパレード……。


次のページは「昆虫食」で、「夏の虫のオードブル」(1980円)、「幼虫ミックスナッツ」(780円)、「幼虫白玉ぜんざい」(980円)、「幼虫の2色だんご」(980円)、「昆虫佃煮のお茶漬けセット」(1280円)や、「素揚げ料理」として「ジャイアントミルワーム」(980円)、「バッタ目(おけら・イナゴ・コオロギ・バッタ)」(980円)、「たがめ」(980円)、「サソリ」(1480円)など驚愕のメニューが続きます。


ウェブサイトの情報よりもはるかに大量のゲテモノ料理があったため、スタッフの方に「オススメ」を聞いてみると、丸焼きの「ヤモリ」(小1980円/大2480円)がおいしいと評判とのこと。ちなみに、普通のカフェ同様にゲテモノの入っていないコーヒー・サンドイッチ・パンケーキなども扱っているのですが、ここは意を決して「スズメバチ酒」と「昆虫佃煮のお茶漬けセット」を注文してみました。


◆ゲテモノ料理を食べてみた
ROCK STARは時間制限がなく、店内の爬虫類は自由に見回ってOKというシステムなので、メニューが届くまで飼育ケージに入った爬虫類を見て周ることができます。


しかし、覚悟する間もなく届けられたのはスズメバチ酒。焼酎に生きたまま大型のヒメスズメバチを沈めて、息絶える時に毒が放出されるという恐るべきお酒。「色は透明で普通のお酒と変わらないんだな」と思い込もうとしても、底に沈む何かが嫌でも目に入ります。お酒自体は焼酎のロックといった味わいで、臭みも特に感じなかったので、スズメバチ自体ナシの方を注文すれば、怖いモノ試しにはちょうど良いドリンクかも。なお、写真のモザイクはクリックすると外れるようにしているので、勇気のある人は実際の様子を確認することができます


スタッフに「スズメバチは食べないですよね?」と聞いてみると、「食べられますよ」と恐怖の返答。観念して食べてみましたが、かなり固い部分が多いので、あまりおいしいものとは言えません。


続いてやってきたのは「昆虫佃煮のお茶漬けセット」。


蜂の子やイナゴの佃煮が小鉢に入っており、実際に見ると恐るべきビジュアルです。メニュー写真よりも多く入っているのですが、「お得感」を感じることはできず。


意を決してパクリ。甘い佃煮の味ですが、少し表面が固く、ナッツっぽいまろやかさがあります。思ったより自分へのダメージは少なく、強いて言うなら昆虫特有のニオイが後味として残る程度。


蜂の子も地域によっては普通に食べられていることが納得の味。しげしげと見なければ少しニオイのある佃煮でした。


イナゴの佃煮と言えば長野県が有名ですが、他の昆虫の佃煮に比べてサイズが大きく、顔や足がどうしても見えてしまいます。コレは食べ慣れていないとダメージが大きいかも。1種類ずつ食べていると、スタッフの方に「全部をご飯にかけてお茶漬けにするんですよ。お箸でかきこんで食べて下さい」と言われたので……


小鉢の中身を全てご飯の上にスライド。


お茶をかけてみましたが、どう見ても一般的なお茶漬けには見えません……。せっかくなのでお箸でかきこんでみましたが、口の中に大量の虫が入ってくるビジュアルの威力が強力すぎて完全にアウト。どうにか完食するべく半分ほど食べ進めましたが、「これ以上は無理」と判断し、スタッフの方に断って完食は断念。


◆爬虫類との触れ合いはこんな感じ
昆虫食で爬虫類の気持ちを体験した後は、「爬虫類と触れ合ってみますか?」ということで巨大なイグアナを連れてきてくれました。小さな恐竜のような見た目ですが、足の爪にはカバーが付けられているので肌を引っかいてしまう心配はなし。このイグアナは人慣れしているとのことで、肩に抱いてもおとなしくしています。試しになでると目を閉じて気持ち良さそうにしているのが意外でしたが、イグアナは人に懐く方で、自分の名前も覚えるそうです。


その後はケージに戻るのではなく、空いていた席にちょこんと着席。イスから飛び降りたりすることはなく、最後まですやすやとおとなしくしていていました。


なぜかキャットタワーをねぐらとするイグアナもいました。


アップで見るとまるでファンタジー映画に登場するドラゴンのよう。


続いて爬虫類の代表格であるヘビにも触れ合いました。


腕に巻き付いたりしますが、小さめのヘビなので力は弱め。


さらに大きめのヘビとも触れ合うことが可能。


首に巻くとひんやりしたウロコの感触が伝わります。かみついたりしないそうですが、巻き付く力も強いので、「このまま締め上げられるのでは……」と一抹の恐怖を感じます。


続いて、くるくる巻いた尻尾がキュートな手のひらサイズのカメレオン。しきりに左右の目を別々にぎょろぎょろ動かしています。頭のとさかはメスへのアピールのための部位とのこと。


皮膚の色が変わることもあるそうですが、めったに見られないそうです。


次は何を見ようか……、と歩き回っていると、店内の一角にこちらの様子をうかがっている太陽の塔のような生き物を発見。


目が合っていたのはメンフクロウで、爬虫類以外の動物とも触れ合えるようになっています。


フクロウなので頭がものすごい角度まで回る瞬間も存分に見ることができます。


頭に乗せてもらうことも可能ですが、どのタイミングでフンをするかがわからないそうなので、汚れてもいいという人だけお願いした方が良さそう。


虫かごを発見したのでのぞいてみると、なぜかラメが貼られた昆虫がうぞうぞしていました。


これは「マダガスカルヒッシングローチ」というペット用のゴキブリで、手に乗せてもらうこともできます。ゴキブリを手に乗せると思うと抵抗がありますが、動きはかなり遅く、羽根もないのでどちらかというとカブトムシのような感覚。


なお、ROCK STARには大量のケージに多種多様な爬虫類が飼育されています。カエルや……


ソーセージのような色合いの小柄なヘビ


レッドイグアナ


ヒョウモントカゲモドキ


グリーンイグアナ


フトアゴヒゲトカゲなどなど。全てのケージには値札がついており、触れ合ったり見回っている中で気になった爬虫類がいれば購入して帰れるようになっています。


大型のトカゲ


爬虫類だけでなく、チンチラも販売されていました。ペットとして飼育しているもので、断じてヘビなどのエサではないそうです。


なお、気に入った爬虫類をペットとして迎える場合は、スタッフから飼育方法などの指南を受けられるほか、必要なエサや飼育用品などもココで販売されています。


というわけで、この日は食事と爬虫類の触れ合いを2時間ほど楽しんで終了することに。ROCK STARは猫カフェなどと違って時間で決まっておらず、ワンオーダー制で時間は無制限となっています。初回のみ入店料金として1000円を支払う必要がありますが、次回からは会員カードを出せばドリンク1杯だけでも爬虫類と触れ合い放題なわけです。また、1グループに1人でも会員カードを持っている人がいれば、他の人の入店料金も無料になるという良心的な価格設定です。


退店時にはヘビの抜け殻もプレゼントされました。


レジでは「お土産」として昆虫クッキーや……


昆虫ロリポップ


昆虫ケーキなども販売されているので、昆虫食が好きな人は買って帰ることも可能です。

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in 取材,   試食,   生き物, Posted by darkhorse_log