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軽量化されて飛行時間が伸びたParrotの新型ドローン「Bebop Drone 2」が実際に飛んでいるムービー


水空両用ドローン「Hydrofoil」や手のひらサイズのドローン「Rolling Spider」などのドローン製品を手がけるParrotが、前モデルから軽量化を行って最大飛行時間やWi-Fi電波到達距離が増えた新型の「Bebop Drone 2」を発表し、IT関連メディアのThe Vergeが発表会の会場で飛ばしてみたムービーを公開しています。

Parrot’s new Bebop 2 drone promises twice the battery life - YouTube


Parrot unveils the Bebop 2, a faster, longer-lasting drone | The Verge
http://www.theverge.com/2015/11/17/9743468/parrot-bebop-ii

ドローンを開発する企業のParrotがサンフランシスコで開催したプレス向けイベントで「Bebop Drone 2」を発表しました。Bebop Drone 2は前モデルから軽量化を実現し、バッテリーライフが12分から25分へ増加しています。


搭載されているカメラは前モデルと同様に1400万画素・1080pで魚眼レンズを備えたタイプですが、レンズを覆うカバーのデザインが変更されています。


ParrotのCEOであるHenri Seydoux氏によると、手ぶれ補正の可動部品を廃してソフトウェアで補うことで軽量化を実現しているとのこと。


また、バッテリーライフが12分から25分に増加しています。


モバイル端末にインストールした専用アプリ「FreeFlight 3」でBebop Drone 2を操作できるのはもちろんのこと、実際に操作してみたThe Vergeによると、Wi-Fiの接続は良好で安定していたそうです。ただし、試遊は5~10分しかなかったので、長時間の飛行や距離が離れてもWi-Fi接続が安定するかはわからないとのこと。


Bebop Drone 2を操作するジョイスティック搭載の専用コントローラー「スカイコントローラー」を使うとWi-Fi電波到達距離が2000mまで増えますが、これは前モデルと同様。モバイル端末で専用アプリを使う場合、Wi-Fi電波到達距離は300mが限界なため、長距離飛行での撮影を行うユーザーはスカイコントローラーが必須と言えます。


モバイル端末で使用しているときは、画面下部にある緑のボタンをタップすると……


自動で着地。これも従来と同じ動作です。


The Vergeは「カメラは前モデルと同じく機体の先端部分に付いており、衝突時や落下時に破損しやすいのではないか?」と、カメラを取り付けた位置の安全性を疑問視しています。


Bebop Drone 2は2015年12月14日にアメリカで販売が開始されますが、日本での販売については明らかになっていません。なお、アメリカでの販売価格は本体のみが549.99ドル(約6万7000円)で、本体とスカイコントローラーがセットになったバンドルセットはは799.99ドル(約9万9000円)となっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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