レビュー

Android 4.1以降でも6.0のバッテリー省電力機能「Doze」の効果が得られるアプリ「Doze」を使ってみた


Android 6.0 Marshmallowにはスリープ中のデータ通信を制限することでバッテリー消費を極限まで抑えるより深いスリープ機能「Doze」が搭載されています。このDoze類似の省電力機能がAndroid 4.1以降のAndroid OSでも使えるアプリ「Doze」がリリースされたので、さっそく使ってみました。

Doze - For Better Battery Life - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yirgalab.dzzz

Google Playで「Doze」と検索して、「インストール」をタップ。


「同意する」をタップ。


インストールが完了したら、「開く」をタップしてアプリを起動させます。


これがDozeの初回起動画面。枝にとまったフクロウが目をつぶっています。Dozeの省電力機能を有効化するには、「Get into Doze」をタップ。


「このアプリケーションを信頼できるものとみなします」にチェックをつけて、「OK」をタップ。


するとフクロウが目を開けて、「Doze」の省電力モードに切り替わりました。Dozeは特に何か操作が必要というわけではなく、省電力モードをONにするだけでOKというアプリです。


なお、深いスリープ中でもアクティブな状態に保ちたいアプリを除外指定することは可能です。画面右上の歯車アイコンをタップ。


こんな感じでアプリ一覧が表示されます。


機能を維持させたいアプリの「+」アイコンをタップして、「チェックマーク」に変更すればOKです。


なお、Dozeの機能をOFFにするには画面下の「Quit Doze」をタップ。


「Yes, quit」をタップすればDozeは停止します。


というわけで、Dozeの効果を試すべくAndroid 4.4.2のXperia Z Ultra(SOL24)で使ってみました。フル充電後にDozeアプリをONにした状態で、1時間放置すると、1時間後にはBattery Mixでは2%のバッテリー消費が確認できました。


DozeをOFFにした状態でフル充電から1時間放置したところ、結果は同じく2%減。時間が短すぎたためか、DozeのON・OFFで違いは確認できませんでした。


なお、Google Playのアプリ説明には、「2. Doze supports Android 4.1 or above. In the long run it will support more Android versions.Power-saving mode is available in Android 5 only. 」とあり、アプリはAndroid 4.1以上に対応しているものの、記事作成時点ではPower-saving modeはAndroid 5のみとのこと。そこで、Android 5.0のGalaxy S6 edgeで試してみましたが、やはり1時間の放置では有意な差は見られませんでした。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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