Alt＋Tabっぽい使い方でタブ切り替えを劇的に効率化できる無料アプリ「Pintasking」を使ってみました

例えばメールを読んで、その内容をコピーしてブラウザで検索し、開いたページのリンクをコピーしてLINEで友達に送るなど、複数のアプリを行き来しながら作業する場合、画面下部にある「タブ切り替え」アイコンからアプリを選択して開かないといけないため、作業が非常に面倒に感じることがあります。そんな面倒なタブ切り替えを劇的に効率化できるアプリが「Pintasking」で、タブ切り替えがどれくらい効率化されるのか実際に使って確かめてみました。

Pintasking - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.phinxapps.pintasking

Pintaskingを使うには、上記URLを開いて「インストール」をタップします。

「同意する」をタップ。

インストールが終わると、ホーム画面にPintaskingのアイコンが生成されるのでタップして起動します。

チュートリアルが始まったら「SKIP INTRODUCTION」をタップしてスキップします。

Android 5.0以上を搭載しているスマートフォンでは、「Accessibility Service」をオンにしておかないと、Pintaskingが動作しないとのことなので、「ENABLE ACCESSIBILITY HELPER」をタップします。

ユーザー補助が開き、「Pintasking」をタップ。

「OFF」のボタンをタップして……

「OK」をタップ。

ボタンがオンになればOKです。

これがPintaskingのホーム画面で、初期設定を行うため「Swipe pad」をタップ。

「Enabled」と「Autostart」をタップして、それぞれオンにしておきます。これでPintaskingを使う準備はOKです。

例えばブラウジングしているときに、Chromeをピンしておきたいなと思ったら、画面を上から下にスワイプ。

「Tap to pin」と表示されたカードをタップします。

するとChromeを開く直前に表示していたGmailのアプリが表示され、Chromeは画面の右側にピン留めされました。ピン留めされたChromeをタップすると……

Chromeが開きました。Chromeのピンがあった場所に矢印のアイコンが表示されているのでタップすると……

直前に表示していたGmailが表示されました。つまり、PCのキーボードでいうAlt＋Tabっぽい挙動をしてくれるというわけです。さらに、Gmailを開いた状態で画面を上から下にスワイプして……

Gmailをピンしてみます。

これでChromeとGmailの2つがピン留めされました。表示されているピンは、他のアプリを開いても消えないため、いつでもどこでもワンタップで、ピン留めしたアプリに戻れます。Androidでは他の起動中のアプリを開くときに右下の「タブ切り替え」アイコンをタップし、さらにそこからアプリをタップして選ぶ必要があるので、Pintaskingを使うとタブ切り替えが劇的にスムーズになります。

Google Playを開いてピン留めしようと思ったのですが、無料版では2つまでしかピンできないとのこと。3つ以上ピン留めするには3.99ドル(約500円)の有料版にアップグレードする必要があります。

なお、1つ前に開いていたアプリを表示するには、画面左上の部分を上から下にスライドしても可能です。

スワイプするだけで1つ前のアプリに戻れるのは、かなり便利と言えそう。

ピン留めしたアプリのアイコンは長押しして移動させることが可能。

使いやすい場所に移動しておけば、タブ切り替えをさらに効率化できます。

カメラなど他のアプリを表示した状態からでも、タップするだけでサッとアプリを切り替えられるというわけ。

なお、ピン留めを削除するには、アイコンを長押ししてゴミ箱に捨てるだけ。

Pintaskingは、スマートフォンでのタブの切り替えを高速で行うことができ、たくさんのアプリを開く人にはピッタリのアプリになっています。無料版を試して満足したら、3個以上ピン留めできる有料版に移行してもよさそうです。