フィンランド政府が世界初「自国テーマの絵文字」公開、ヘビメタや全裸サウナなどフリーダムな絵文字が登場

フィンランド政府が世界で初めて「自国をテーマにした絵文字」を公開することを発表しました。公開されるフィンランド公式の絵文字ステッカーは全部で30種類以上あり、サンプルとして「サウナでリラックスする男女」「Nokia 3310」「ヘッドバンガー」というフィンランドの文化をユニークに表わした3種類が公開されています。

The headbanger throws his phone away and goes to sauna - thisisFINLAND
http://finland.fi/life-society/the-headbanger-throws-his-phone-away-and-goes-to-sauna/

フィンランドはサウナ風呂発祥の地として知られており、セ氏110度のサウナ内でどれだけガマンできるか競う「世界サウナ選手権」まで行っています。そんな世界的に有名なフィンランドサウナに入る全裸の男女が絵文字化しています。

Nokiaはフィンランドの電子機器メーカーであり、絵文字になっている「Nokia 3310」は世界で最も成功した携帯電話のひとつ。世界中で約1億2600万台を売上げ、耐久性の高さで知られています。Nokiaの携帯電話ではないものの、「携帯電話投げ」という国際的スポーツが行われていることも絵文字になったことに影響しているかも。

北欧はメタル音楽が盛んな地域ですが、中でもフィンランドは国民1人あたりのメタルバンドの数が世界一多い国。スウェーデンでは人口1万人あたりのメタルバンド数が27組なのに対して、フィンランドは人口1万人あたり54組のメタルバンドが存在するというデータもあるほど。また、フィンランドでは「エアギター世界大会」も行われています。

そのため、フィンランドを表わす絵文字のひとつとして、ヘヴィメタバンドやファンが使う定番のハンドサインを掲げた長髪の男性が絵文字ステッカーになっているわけです。

なお、公開された3種類の絵文字を含む30種類以上のフィンランド公式絵文字ステッカーセットの作者はアートディレクターのBruno Leo Ribeiro氏で、12月1日から以下のウェブサイトで無料でダウンロードできるようになります。ウェブサイトは日本語を含む複数の言語に対応する予定で、ダウンロードした絵文字はPCや携帯電話で使用可能とのことです。

Coming soon!
http://xmas.finland.fi/