試食

さくさくで濃厚な2種類のパイ生地にジューシーな肉の塊がごろっと入ったミートパイなど、日本初「パイフェイス」試食レビュー


オーストラリア発のミートパイとコーヒーの専門店「パイフェイス」が、10月27日(火)、川崎にオープンしました。パイの表面にいろんな顔が書いてあるかわいい見た目で、牛肉や鶏肉のゴロゴロした具材感が楽しめるとのことなので、実際にお店でパイを購入して食べてみました。

「パイフェイス 渋谷モディショップ」2015年11月19日オープン | 株式会社ダスキン
http://www.duskin.co.jp/news/2015/0827_01/index.html

パイフェイス1号店はJR川崎駅から直結しているラゾーナ川崎プラザの1階にあります。平日の15時ごろに行ってみたところ、行列ができており30分待ちとなっていました。


行列に並ぶと以下のようなパンフレットを受け取りました。


ペラリとパンフレットを開くとこんな感じ。パイフェイスは総菜系のパイが9種類とスイーツ系のパイが7種類の合計16種類のパイを販売しています。


パイフェイス ラゾーナ川崎プラザショップにイートインスペースなどはなく、持ち帰りオンリー。カウンターで注文した商品を受け渡されます。


なお、この時はオープン期間につき注文が1人6個までに制限されていました。


カウンターの奥には焼き上げられたパイが山積みに。


ショーケースの中にはミスタードーナツ式にパイが並べられています。


ということで、全6個のパイを購入して編集部まで持ち帰ってきました。


パッケージはこんな感じ。


パカリと開けると、各箱に3個ずつ、合計6個のパイが並んでいました。


小分け用の袋がパイ個数分入れられており、温め方も書いてあったので、指示通りに温めてみます。


まずは1個につき20~30秒、電子レンジで温めます。なお、この時温めすぎるとパイのサクサク感がなくなってしまうので注意。


軽く温めたら今度はオーブントースターで2~3分焼き上げます。焦げてしまうとパイの顔が消えてしまうので、様子を見つつ焼きましょう。


ということで、焼き上がったパイはこんな感じ。


パイの直径はiPhone 5よりも少し小さいくらい。


高さはこのくらいです。


ということで、まずは難しい顔をした「チャンキーステーキ」から食べてみます。


カットしてみると、中にはごろっと大きめにカットされたビーフが入ってみました。味付けは日本のパン屋さんなどで売られているミートパイよりしっかりしていて、濃厚なグレービーソースが口の中に広がります。ピリッとした黒コショウが食欲をそそる一品です。


パイはトップとボトムで生地が異なり、トップはサクサクと軽い食感、ボトムはザクザクとしたクッキーのような歯触り。パン屋さんで売られている「パイ」とは全く違う、濃厚なバターとしっかりした食感が楽しめる仕上がりとなっていました。


続いては安らかな眠り顔の「チキンマッシュルーム」


安らかな寝顔にナイフを入れてカットしてみると……


中にはホワイトソースをベースにしたシチューのようなものがたっぷり。チャンキーステーキのグレービーソースには独特の香辛料が感じられたのですが、チキンマッシュルームはチキンポットパイのような感じで、クセがなく食べやすい印象です。


パイの中にはマッシュルーム・玉ネギ・チキンなど。


購入してから食べるまでに数時間があいていたのですが、パイの食感は全く失われておらず、ソースにしっかり絡めてもサクサクとした食感が楽しめたのが驚きでした。


口をMの字にしているのは「クラシックミンスビーフ」


中にはボロネーゼソースのようなミンチ肉がたっぷり。ただし味付けはボロネーゼソースとは全く別で、黒コショウやクミンなどが効いた独特の風味となっています。少しクセがありますが、慣れればやみつきになりそうなミートパイでした。


よだれを垂らして寝ているのは「ペスカトーレロッソ」


ペスカトーレロッソはエビやあさりなどの海鮮素材を熟成トマトのソースで仕上げたもの。


中にはショートパスタも入っています。炭水化物×炭水化物という、洋風焼きそばパンのような感じですが、海鮮やトマトのうまみがぎゅっと濃縮されており、これもクセのない食べやすい仕上がりになっていました。


続いて、スイーツパイの1つ「アップル」を食べていきます。


大きさは、総菜系のパンに比べると少し小さめ。


カットしてみると、中にはスライスされたりんごがずらりと並べられていました。りんごはシャキシャキとした食感が残っており、やや酸味もありますが、砂糖がしっかり加えられているので、デザートとしての甘さも十分。食べるとほんの少しシナモンの香りが感じられ、滑らかなカスタードクリームとの相性も抜群です。これもパイ生地が非常にしっかりしているので、食べると「これが本物のアップルパイか……」と実感できます。


最後は「ラムレーズンバター」


表面にはサクサクしたクッキー状態の「シュトロイゼル」と粉砂糖が振りかけられています。


中にはラム酒に漬け込んだレーズンと、バターの利いた濃厚クリームがたっぷり。ラムレーズンを使ったバターサンドと似たような感じで、パイやシュトロイゼルのサクサクした食感と濃厚なバターやラムの香りが最高に合います。甘さも十分で、食後のデザートや3時のおやつとしてコーヒーや紅茶と一緒に食べたい感じでした。


なお、パイフェイスのパイは総菜系が一律税込420円で、スイーツ系は税込280円~302円。11月19日(木)には渋谷にもお店がオープンする予定です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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