取材

見た目はガラケーっぽいAndroid 5搭載のソフトバンク&ワイモバイル発「ガラホ」3機種まとめ


2015年5月に開催されたソフトバンク記者発表会では宮内社長自ら「ガラケーは必要ない」と語っていましたが、Androidを搭載した通称「ガラホ」の取り扱いをソフトバンク&ワイモバイルが2015-2016冬春 新商品 ・新サービス発表会で明らかにしました。発表会後に行われたタッチ&トライで3機種の実物が展示されていたので、どんな端末なのか実際に触ってみました。

ガラホの展示ブースに到着。


AQUOSケータイ(シャープ製)
AQUOSケータイはホワイト、ゴールド、ピンク、ターコイズ、パープル、レッド、ネイビー、ブラックの全8色展開。


サイズは横51×高さ113×薄さ17.6mm(折り畳み時)。重さは124gです。


ディスプレイは約3.4インチのqHD(960×540)。


見た目は完全にガラケーですが、OSにAndroid 5.1.1を採用している「ガラホ」です。


キーを押すと、バックライトがぼんやりと光ります。


背面には約0.7インチの有機ELディスプレイを搭載し、折り畳み時に時刻を確認可能。


くるっと裏返すと、800万画素のCMOSカメラと赤外線通信用センサーが搭載されています。


天面にはストラップホールが空いています。


底面にMicro-USBポート。キャップレスですが、IPX5、IPX7相当の防水とIP5X相当の防じん性能を備えています。


左側面に充電クレードル用の接点。


右側面にはショートカットボタンがついています。


メインメニューはこんな感じ。


Android搭載スマートフォンと同じように、起動中のアプリ一覧を呼び出すことも可能です。


AQUOSケータイはLINEアプリを標準搭載しています。


トーク画面はスマートフォン向けアプリとほぼ同じで、スタンプも使用可能です。


また、キー部分にタッチパッドが内蔵されていて、LINEやブラウザを起動中にキーボード上を指でなぞると、マウスカーソルをぐりぐり動かすことが可能。もちろん、ガラケーと同様にボタンでの操作も可能です。


その他のスペックは下記の通りです。

通信速度(3G):下り最大21Mbps、上り最大5.7Mbps
連続通話時間:約660分(W-CDMA網)/約410分(GSM網)
連続待受時間:約630時間(W-CDMA網)/約530時間(GSM網)
バッテリー容量:1410mAh
外部メモリ:microSDカードスロット(最大32GB)
その他:クアッドコア(1.1GHz)CPU搭載、Bluetooth 4.1、ワンセグ、赤外線通信、世界対応ケータイ、GPS、HD Voice(3G)対応


なお、レッド、ホワイト、ブラックの3色はワイモバイルからも登場予定です。発売時期はソフトバンクが2015年11月下旬、ワイモバイルが2015年12月下旬となっています。


DIGNOケータイ(京セラ製)
DIGNOケータイは開発中のモック機が参考出展品として展示されていました。


ワンセグや赤外線通信など従来のガラケーの機能はそのままに、LTE対応やLINEアプリ搭載など、スマートフォンの機能をプラスした「進化したケータイ」とのこと。


カラーは、カッパー、ブラック、ホワイト、レッド、ブルーの5色。


詳細なスペックは以下の通りです。

サイズ:横51×縦114×薄さ18.2mm
重量:130g
CPU:MSM8909 1.1GHz
メモリ:RAM 1GB、ROM 8GB
外部メモリ:microSD(最大32GB対応)
通信速度:下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
メインディスプレイ:約3.4インチFWVGA(854×480)TFT液晶
サブディスプレイ:約0.9インチ(36×128)有機EL
カメラ:800万画素CMOS
その他:防水(IPX5/IPX8)、防じん(IP5X)、耐衝撃(MIL規格準拠)、ワンセグ、Bluetooth 4.1、赤外線


なお、DIGNOケータイは2016年3月中旬に発売予定で、同じカラーバリエーションでワイモバイルも取り扱いを発表しています。

かんたん携帯9(シャープ製)
かんたん携帯9はワインレッド、ネイビー、プラチナシルバーの3色が用意されています。


ディスプレイは約3.4インチ 960×540(qHD)TFT液晶を採用。視認性の高い「デカ文字」や、よく使う連絡先をワンタッチで呼び出せる「楽ともボタン」などを搭載しています。


楽ともボタンや数字キーは操作しやすい大きさで、ボタン上の文字も大きめに書かれています。


折り畳んだ状態でも約1.3インチのサブディスプレイで時刻や着信などを確認できます。


背面には800万画素のCMOSカメラを搭載。


天面にストラップホールが空いています。


底面には充電用のMicro-USBポート。


左側面には充電器用の接点が見えています。


右側面にはショートカットボタンが1個搭載されています。


VoLTEやHD Voice(3G)に対応しているほか、高周波の音域を持ち上げる音響チューニング「くっきりトーク」機能に切り替えることで、クリアな通話を実現しているとのこと。


その他スペックは以下の通り。
サイズ:横51×高さ113×薄さ17.6mm
重量:未定
その他:防水(IPX5、IPX7相当)、防じん(IP5X相当)、microSDカードスロット搭載(最大32GB)

かんたん携帯9は2016年3月上旬にソフトバンクから発売予定です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ソフトバンク&ワイモバイルの2015年冬春新商品発表会まとめ、Nexus 6Pの独占販売が明らかに - GIGAZINE

見た目はガラケー中身はAndroidなドコモケータイ&Disneyスマホまとめてフォトレビュー - GIGAZINE

ガラケーっぽい折りたたみ・スライド式デザインだがFirefox OS搭載のスマホが2016年登場へ開発中 - GIGAZINE

in 取材,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.