ムービー

FPSを現実世界でしかもリアルタイムで再現するとこうなる


操作するキャラクターの姿が見えずにプレイヤー視点で進むことから没入感を楽しめるFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)を現実の世界で、しかもリアルタイムでプレイする試みが「Real Life First Person Shooter」です。Real Life First Person Shooterはインターネット通話サービスで接続した人を強制的にFPSの世界に引きずり込んで、そのままプレイしてもらうという言葉で説明すると複雑なシステムなのですが、その様子を撮影したムービーが公開されており、「なるほど、その手があったか」と思わず納得してしまう内容になっています。

Real Life First Person Shooter (Chatroulette version) - YouTube


画面の左上に写っているのがインターネット通話サービスのSkypeやChatrouletteから無作為に選ばれたプレイヤー。


通常なら通話の相手の顔が写っているはずなのに、突如FPSの世界に引き込まれるユーザーは戸惑いを隠せない状態です。みなさん戸惑いながらも画面の指示通りに「START」とタイプしてゲームを始めます。


プレイヤーは音声で指示をだして操作するという感じで、例えば「下を向いて!」と指示を出すと、中の人が「OK」と言って視線を下に移します。


このプレイヤーは天井から外へ脱出しようとしますが無理な模様。


足下を見るとゾンビが寝転がっており、女性プレイヤーは悲鳴をあげます。


近くにあったバールをとって……


「早くゾンビの頭を殴るんだ!」と言い放ちゾンビを撃退。


中にはゾンビの登場に焦ってパニック状態に陥る人もいました。


ゾンビを撃退した後は、床に落ちていたカギで外にでます。


「ゆっくりと外に出て」と言ったり、「外に出た瞬間走ってください!」と指示を出したりなど、行動はプレイヤーによってさまざまです。


右側にはゾンビが1人。


そして左を見ると無数のゾンビがこちらに向かってきました。女性のプレイヤーは「オーマイゴーッド!」と叫びます。


「早く走って!とりあえず逃げて!」と指示するプレイヤー。


ゾンビから逃げるものの、逃げた先は行き止まり。


ゾンビに襲われあいにくゲームオーバーです。


なお、ゾンビにつかまれた時には「Q」をキーボードで入力することで振り払うことが可能。なかなかのこだわりっぷりです。


こちらのプレイヤーは行き止まりの手前に道があるのを発見。


道ばたで死んでいたゾンビからショットガンをゲットしテンションが上がります。


今度はこちらのターン、とばかりにゾンビを倒していきます。


別のプレイヤーが、ゾンビからショットガンをゲットした場所を調べるとアサルトライフルを発見。


アサルトライフルを片手に、今度は教会へと向かいます。


教会にたどり着いたものの、ドアは閉まっていました。なお、ダメージが積み重なると、このプレイヤーの画面のように視界が少し悪くなります。画面中央下部のアバターの顔も痛みにゆがんだ表情をしています。


ゾンビから逃げるために教会に入りたいもののドアは閉まっている状態。仕方なく教会の周囲を調べると、機関銃が設置されているのを発見。プレイヤーは思わず「やったー」とうれしそうな表情を浮かべます。


「撃って撃って撃ちまくってください」の指示通りゾンビを機関銃で撃退。


中には機関銃をよけて忍び寄るゾンビに気づかず死んでしまうプレイヤーもいました。


ゾンビを撃退したらカギがかかったドアを蹴り倒して中へ潜入。


教会の通路は真っ暗なので緊張感があふれます。


真っ暗な通路を抜けたところで怪しい地球儀を発見。


中には回復薬が入っていました。


体力ゲージを満タンにして、何やらゾンビっぽい音がする階下へと向かいます。


階下にいたのはよろいを身にまとい、巨大なオノを持ったボス。


ショットガンで応戦するものの、オノの一撃でゲームオーバー。より強力な武器が必要そうです。


このプレイヤーはボス戦の手前のエリアをくまなく調査。


木箱からロケットランチャーをゲットします。まさかのロケットランチャーの登場に「まじかよ!」とびっくりするプレイヤーもいました。


狙いをボスに向けてロケットランチャーを発射。


発射した瞬間ボカーンという音が響き渡ります。


倒したボスを見に行く途中に鏡があり、中の人がカメラに向かってサムズアップ。


ボスを倒した後は壮大な音楽が流れてきて画面が光に包まれます。


ここでネタばらし。ネタばらしというかゲームの開発者たちが出てきてあいさつ。


最後までプレイヤーは口々に「最高だったよ!」「ありがとう!」と、思わぬ冒険を体験できたことに感謝していました。


「Real Life First Person Shooter」を公開しているRealmPicturesは、同ムービーのメイキング映像も公開中で、以下から確認できます。

Real Life First Person Shooter - Behind the Scenes - YouTube


Real Life First Person Shooterの開発者やスタッフは、友人や知り合いから集められた有志だけ。


出演者はそれぞれメイクを施してゾンビを演じていました。


最後に登場するボスは……


コスチュームが手作り。この他にもムービーに登場する小道具は全て今回のためだけに作られたそうです。


プレイヤーが声で指示して操作していたのはヘルメットをかぶったスタッフ。ヘルメットの前面にはGoProが搭載されていて……


上部に設定された超小型軽量ハイビジョンエンコーダの「CUBE」にHDMIケーブルで接続し、その映像をストリーミングしていたというわけ。


こちらはコントロールセンターで、SkypeやChatrouletteから選ばれたプレイヤーが見ることになる映像や音を調整していたとのこと。


音は事前に録音したものを、プレイヤーの動きに合わせてリアルタイムでならしていました。


プレイヤーの指示に対して「OK」などとコミュニケーションするスタッフ。


無作為に選ばれたユーザーは驚いたかもしれませんが、貴重な経験をできたのはうらやましい限りです。

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in 動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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