瞬時に多言語翻訳可能で海外旅行に重宝しそうな「Microsoft Translator」スマートウォッチ版はこんな感じ

Microsoftは今後ウェアラブルデバイスの普及が進むことを予想しており、OneDrive・OneNote・PowerPoint・SkypeなどはすでにApple WatchやAndroid Wearに対応しています。さらに、翻訳アプリの「Microsoft Translator」もApple Watch/Android Wearに対応したので実際にスマートウォッチからいろんな日本語を英語に翻訳してみました。

Wearable Productivity—new apps for you to wear - Office Blogs
https://blogs.office.com/2015/08/06/wearable-productivity-new-apps-for-you-to-wear/

Microsoft Translator on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/app/microsoft-translator/id1018949559

Microsoft Translator - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.translator

Apple WatchでMicrosoft Translatorを使用するため、App Storeからアプリを入手します。

Apple Watchでアプリをタップして起動します。

トップページが表示されました。デフォルトでは日本語から英語に翻訳するように設定されています。翻訳してみるにはマイクのアイコンをタップ。

Apple Watchから「Microsoft Translator」を使用する場合、入力は全て音声認識になるので翻訳してほしい言葉や文章を話しかけ、正しく画面に表示されたら「Done」をタップ。

すると問題なく翻訳に成功。話した言葉の下に翻訳結果が表示されています。

こんな感じで質問文をチャチャっと翻訳することも可能なので、旅行先なので重宝しそう。特定の翻訳結果をいつでも見られるようにするには左下のピンアイコンをタップ。

ピンが緑色になったらピン留めされているということ。また、右側にスワイプしてみると……

翻訳結果だけを大きく表示することが可能です。なんと発音するか分からなくても、相手に画面を見せれば意思疎通が図れるようになっています。

なお、トップページを左にスワイプすると検索履歴を一覧表示でき……

トップページを右にスワイプするとピン留めした検索結果の一覧を確認することができます。

英語以外の言語に変更するには、トップページで画面を長押し。

「Choose language」をタップ。

すると言語一覧が表示されるので、スライドかデジタルクラウンで言語リストをスクロールして探せます。ちなみに入力言語はApple Watchに準ずるので日本語になり、リストで選べるのは出力言語です。

フランス語に変更してみました。

「コーヒーを1つ下さい」と話してみたところ、「Un café, S'il vous plait.(コーヒーを1つ下さい)」ではなく「Un cafe.(コーヒーを1つ)」という簡素なフランス語に翻訳されましたが、旅行先や目の前の人に意図を伝える分には問題なく使えそうです。

なお、Microsoft Translatorのスマートウォッチ版の公開と同時に、Outlook・Wunderlist・のApple Watchアプリも登場しており、YammerもまもなくApple Watchに対応する予定です。