試食

2か月待ちの幻のソース「ヘルメスとんかつソース」をいろいろな揚げ物と組み合わせて食べてみました


製造全般を手作業で行い、味や作り方を代々継承しているソースが石見食品工業所の「ヘルメスソース」です。スーパーなどで市販されておらず、過去には12本以上の大量注文のみを受け付けていたため「幻のソース」と呼ばれており、公式サイトで通販が始まった後もヘルメスソースシリーズはすべて2ヶ月待ちという状態が続いています。シリーズの中でも一番人気という「ヘルメスとんかつソース」を取り寄せて、いろいろな揚げ物にかけ て食べてみました。

株式会社石見食品工業所
http://www.ifpro.co.jp/page022.html

ヘルメスとんかつソース  <2ヶ月待ち> - ヘルメスソース
http://herumesu.shop-pro.jp/?pid=23340309

これが「ヘルメスとんかつソース」。


ビン入りで内容量は900ml。手で持つとずっしりとした重みがあります。


ラベルのイラストは、ギリシャ神話に登場する商業の神様・ヘルメスの「カドゥケウス(ケリュケイオン)の杖」という伝令使いの杖がモチーフで、2匹の蛇が羽付きの杖に巻き付いているデザインです。


ヘルメスとんかつソースは、トマト、たまねぎ、りんごなどの厳選した野菜と果物を、砂糖や塩と一緒に煮込み、香辛料、酢、調味料などを混ぜ合わせて作られています。味の決め手は十数種類のオリジナルブレンドの香辛料で、食材の味を引き立てる作りになっているとのこと。


ビンの裏側はラベルなどは一切なく、濃い茶色のソースが見えています。


開封する前にビンを振って、ソースをよく混ぜておきます。


フタを開けて、内ブタを取り外します。


内ブタを外すと、香辛料のスパイシーな香りが漂ってきました。


器に注いでみます。


スプーンですくうと、ソースは粘度が高くドロッとしており、ソースの中に香辛料の黒い粒々が入っていることが分かります。なめてみると果物や野菜の甘みが強く感じられるやさしい味で、スパイスのピリッと辛い風味が絶妙なバランス。酸味は薄く、小さな子どもから大人まで誰もが食べやすそうな味です。


というわけで、とんかつやエビフライなどを用意して、ヘルメスとんかつソースをいろいろな揚げ物にかけて食べてみることに。


「とんかつソース」ということで、まずはとんかつの上からヘルメスとんかつソースをとろーりとかけてみます。


食べてみると、ソースの甘みと肉のジューシーさは相性がよいのですが、ソースのスパイス感が弱く、ややパンチの薄い味に感じられました。「とんかつソース」の名称は、粘度の低い「ウスターソース」と区別するための名前であり、「とんかつ用のソース」という位置づけではないようです。


続いてはコロッケにヘルメスとんかつソースをどばー。


じゃがいもの甘みとソースのうまみは相性抜群で、ソースをどぼどぼにかけても味はくどくなく、パクパク食べられる組み合わせでした。


「肉だけでなく、魚にも合うのだろうか?」ということで、次はアジフライとヘルメスとんかつソースを合わせてみることに。


アジのうまみを活かしたアジフライは単体で食べても十分おいしいのですが、ソースをかけることで果物のまろやかな風味に包まれてアジの風味がより一層引き立てられる感じ。


エビフライにもソースをかけてみます。


エビの甘みとソースの風味がマッチしており、ヘルメスとんかつソースは甘みの強い食材と相性が良いように感じられました。


エビフライとソースの相性がよかったので、エビかつも試してみます。


食べてみると、エビ・キャベツ・ソースの甘みが一体となって口の中に広がり、これまで試した揚げ物の中で一番相性が良い一品。生のキャベツや、キャベツがたっぷり入ったお好み焼きにも合いそうです。


なお、ヘルメスとんかつソースはヘルメスソースの公式サイト上で900ml入りのビンを税込648円で購入可能です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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