取材

写真並みの再現度でフィギュアの常識を超越した「世界一動くブルース・リー」


中国武術をベースにさまざまな格闘技を融合させた「截拳道(ジークンドー)」の創始者で世界的なアクション俳優のブルース・リーが、バンダイ独自の「デジタル配色技術」を採用して本人の表情をそのまま可動式フィギュアにしてしまったのが「S.H.Figuarts ブルース・リー」です。ソックリなだけではなく、劇中の武術アクションを全て再現できる可動機構を搭載した「世界一動くブルース・リー」としてワンダーフェスティバル 2015[夏]に展示されていました。

S.H.Figuarts ブルース・リー スペシャルページ | 魂ウェブ
http://tamashii.jp/special/brucelee/

バンダイのブースの一角はブルース・リーの専用コーナーになっていました。


展示されていたのは8月3日(月)から予約解禁となる「S.H. Fighters ブルース・リー」(税込5940円)。


棒を構えるブルース・リー。


傷つきながらも拳を構えるブルース・リー。このポージングは映画のワンシーンで見たことがある人も多いはず。


今にも「ホアター!」とか怪鳥音が聞こえてきそう。どれも表情があり得ないほど生き生きしており、可動部のつなぎ目がなければ写真と間違ってもおかしくないレベルです。


ブルース・リーといえばヌンチャクもおなじみ。劇中でブルース・リーが使用する武器や表情を再現できるオプションパーツも豊富に付属しているとのこと。


「世界一動くブルース・リー」としてフォルムを崩さずに映画中の全ての武術アクションを再現できる可動機構を採用しているため、以下のようなハイキックのポーズも思いのまま。


また、シャノン・リーという人物からTAMASHII NATIONに宛てたメッセージも展示されていました。


シャノン・リーとはブルース・リーの娘のことだそうです。


S.H. Fighters ブルース・リーには「本物の再現」を目指すバンダイ独自のデジタル彩色技術を採用。S.H. Fighters スターウォーズにも同じ技術が使われており、すでに話題沸騰とのこと。膨大な写真や資料を徹底調査して作った超リアルな造形に、原型では再現しきれない前髪の散らばりや頬の傷を超リアルデジタルアート彩色データでダイレクト印刷することで、フィギュアの常識を超えた再現性に到達しているというわけです。


また、ブルース・リーはバンダイだけではなく、マックスファクトリーのブースでも展示がありました。以下はfigmaの「ブルース・リー」(5000円)で、原型制作は浅井真紀氏。一目でブルース・リーと分かるレベルなのですが、S.H.Figuarts ブルース・リーの再現度には及んでいないようです。

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in 取材,   映画, Posted by darkhorse_log

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