レビュー

Apple Watchで「たまごっち」を育成すると必ずカンストデブになってしまうことが判明


1996年に発売されて一世を風靡した携帯ゲーム「たまごっち」が、「スマホで発見!!たまごっち」という名前になってスマートフォンやApple Watchでも遊べるアプリになっています。常に身につけるApple Watchのようなスマートウォッチならば、「昔の携帯ゲーム機のようにたまごっちをじっくり育成できるのでは……」と思い立ち、実際にたまごっちを育成したらどうなってしまうのかを確かめてみることにしました。

スマホで発見!!たまごっち | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
http://www.ds-tamagotch.com/game/sp.php

◆スマホでたまごっちを育成
というわけでさっそく「スマホで発見!!たまごっち」をインストールします。

アプリはApp StoreGoogle Playの両方で配信されていますが、今回はiPhoneでたまごっちを育成します。なお、Apple Watchでもたまごっちを育成したい場合は「Apple Watch Appが有ります」と書かれたものをインストールする必要アリです。


「¥480」をタップしてアプリをインストール。


インストールが完了したら「開く」をタップ。


初回起動時は通知に関する設定が表示されます。「たまごっちの呼び出しを見逃したくない!」という場合は「OK」→「許可する」とタップ。


そして表示されるのがアプリのホーム画面。画面中央には左からぎんじろっち・まめっち・くちぱっちが表示されています。画面中央上部をタップすればゲームスタート。


初回スタート時は利用規約に同意する必要があるので、利用規約を読んだら「OK」をタップ。


するとチュートリアルがスタートするので画面を左方向にスワイプしながらこれを読み進めます。


チュートリアルの最後にある「START」をタップしてゲーム開始。


最初はこんな感じでスマートフォンの画面上に昔懐かしのたまごっちが表示されます。


画面右上にある虫眼鏡アイコンをタップすると、たまごっち育成画面をトイモードとスマホモードで切り替え可能。


画面一杯にたまごっちが表示されるのがスマホモード。切り替えたところで卵から「べびっち」が生まれました。


画面左上の赤枠アイコンから「ごはん」もしくは「おかし」を与えられます。なお、「ごはん」なら「おなか」が1アップし体重が1g増加、「おかし」なら「ごきげん」が1アップして体重が2g増加。


電球アイコンからは電気のオンオフが可能。たまごっちが眠った際には電気を消してあげればOK。


スマホモードでバットとボールのアイコンをタップすれば、じゃんけんゲームがスタート。じゃんけんはグー・チョキ・パーのいずれかのアイコンをタップすればOKで、5回勝負でたまごっち側が勝ち越せば「ごきげん」が1アップして体重が1g減少、ユーザー側が勝ち越してしまうと「ごきげん」はアップしませんが体重は1g減少します。


「べびっち」が勝ち越したら「ごきげん」が1アップ。


注射器アイコンはたまごっちが病気になったときに使用するもの。病気になっていないのでイヤイヤされました。


おまるアイコンをタップすると、たまごっちのうんちを流せます。


そして体重計アイコンをタップで育成中のたまごっちの年齢&体重をチェック可能。


さらに、体重計アイコンをタップするごとに「しつけ」「おなか」「ごきげん」の順番にたまごっちの状態をチェックできます。


赤枠アイコンをタップでたまごっちをしかることが可能。たまごっちが言うことを聞かなかったりわがままな時は、このアイコンでしかりつけることで「しつけ」がアップします。


なお、画面右上のカメラアイコンをタップして「はい」をタップ。


初回使用時は「OK」をタップすれば……


こんな感じでたまごっちのスクリーンショットが残せます。


画面上部中央のアイコンをタップ。


すると図鑑画面が表示されます。


図鑑画面から飛べる「たまごっち」「壁紙」「本体」の画面はこんな感じ。「たまごっち」画面ではこれまで育成したたまごっちが図鑑形式で見られ、「壁紙」と「本体」画面ではたまごっち育成画面に表示される壁紙やたまごっち本体のデザインを変更できます。


画面左上のたまごっちアイコンをタップすると……


育成画面に戻ります。


ここで再び画面右上の虫眼鏡アイコンをタップ。


するとトイモードにチェンジ。図鑑画面でたまごっちの本体カラーを変更したので一気に印象が変わりました。


トイモードの操作方法は携帯ゲームのたまごっちと同じで、赤枠部分にあるボタンをタップしてお世話マークを選択し……


中央のボタンをタップで決定。


携帯ゲーム機と同じ操作方法で、「ごはん」をあげたりのお世話が可能というわけです。


◆Apple Watchでもたまごっちを育成
続いてApple Watchでたまごっちを育成してみます。

まずはiPhoneの「Apple Watch」アプリをタップ。


「マイウォッチ」画面から「たまごっち」をタップ。


「AppをApple Watchで表示」をタップして緑色になればOK。


インストールが完了するとApple Watchのアプリ画面にこんな感じのアイコンが出現するのでこれをタップ。


するとこんな感じでたまごっちをApple Watch上からおせわすることができるようになります。「おせわ」をタップ。


この画面からたまごっちのおせわが可能。おせわの種類は、ごはん・おかし・トイレ・でんき・注射・しつけの6種類で、なぜかたまごっちとゲームで遊ぶことだけはできません。


「チェックメーター」ではたまごっちの年齢・体重・ごきげん・おなか・しつけがチェック可能。なお、スマートフォンの画面ではたまごっちの体重が「g(グラム)」単位で表示されるのですが、Apple Watchアプリではなぜか「oz(オンス)」表示になり一気に体重が倍増します。


たまごっちから通知がくるとApple Watchでこんな表示が現れます。「おせわする」をタップすると速攻でおせわ可能。


チェックメーターが表示されるのですが、これではたまごっちが何を求めているのか分からないので画面左上の「チェックメーター」をタップ。


するとうんちしていることが判明。というわけで「おせわ」をタップ。


そして「トイレ」をタップでおせわ完了。スマートフォンアプリのようにうんちが流れていくエフェクトなどは表示されません。


なお、iPhoneの「Apple Watch」アプリから「たまごっち」をタップして「グランスに表示」をオンにすると……


Apple Watchのグランスからたまごっちの様子をチェックできます。


Apple Watchでたまごっちを育成する際の残念なポイントは、ごはんを食べたりトイレをしたりしてもApple Watchの画面上には何のエフェクトも表示されない点。実際にApple Watchのグランス画面からたまごっちをおせわする様子は以下のムービーで見られるのですが、少し味気ない感じがよく分かると思います。

Apple Watchでたまごっちをおせわしてみた - YouTube


同じようにApple Watchでトイレを流した様子は以下のムービーで見られます。

Apple Watchでトイレを流してみた - YouTube


◆いろいろ育成してみた
一番最初の「べびっち」は誕生したその日の内に「まるっち」に進化します。


そのまま3歳までは「まるっち」と一緒。


通知で呼ばれたので何かと見てみるとめちゃくちゃ良い笑顔でうんちをポトリ。そんなところもかわいいのがたまごっち……?


3歳途中で2回目の進化。


次は「たまっち」になりました。


「たまっち」も通知で呼び出しておいて目の前でうんちをする、という変なクセがある模様。


なお、トイモードだとたまごっちがモノクロ表示になります。


そして6歳で3回目の進化を迎えます。


3回目の進化では「たらこっち」になりました。細い足と分厚いくちびるがキュートで、ポージングもかなりのものです。


ただし、ちょこっとだけわがままな模様。


◆Apple Watchオンリーでたまごっちを育成
Apple Watchだけでたまごっちを育成してみると以下のようになりました。

生まれたての「べびっち」。


「べびっち」はごはんやおかしを与えても体重が増えません。


そして誕生してから約30分でお昼寝。


その後「まるっち」に進化します。


「まるっち」はしっかり体重が増えていくのですが、Apple Watchオンリーで育成しようとすると「ごきげん」をアップさせるために「おかし」を与えるしかないので、ぶくぶく太っていきます。


そして3歳で再び「たまっち」に進化しました。この時点で既に体重が67ozとかなり重量級のたまごっちに仕上がっています。


そして4歳で85ozとなり……


5歳で99ozまで到達。これ以上は「ごはん」や「おかし」を与えても体重が増えることはなく、体重がカンストしてしまったようです。


そして6歳で3回目の進化。


今回は「くちぱっち」に進化しました。


ちょっとおマヌケな表情とぷにぷにのくちばしがとてもキュート。


布団で寝る姿はセクシーそのもの。


しかし、ある日たまごっちからの通知があったのでApple Watchで確認すると、お墓になっていました。


年齢は10歳でした。ごはんとおかしだけの食生活でしたが、思ったよりも長生きしてくれた印象。


実際にいろいろ育成してみたところ、一番最初の「べびっち」以外はある程度たまごっち側からの呼び出しが少なくなるのですが、それでもスマートフォンだけで育成しているとたまごっちからの通知は見逃しがちになってしまう印象。ついつい通知を見逃してばかりいると、たまごっちの育ち方がワンパターンになってしまうのですが、Apple Watchでたまごっちからの通知をオンにしていると手首がブルっと振動して呼び出しを毎回キャッチできるのでより丁寧な育て方ができるようになるわけです。

たまごっちの育成は正直に言うと多少面倒ではあるのですが、他ゲームとは異なり定期的に面倒を見る必要性から、育てる内にやはりたまごっちに愛着がわいてくるもの。画面の中でたまごっちが喜んだり怒ったりする様子や、どこかお間抜けな表情を見ていると「もっと育てよう!」という気にさせてくれるので、昔たまごっちにハマっていた人やペットを飼いたいけどそういった余裕がない人、さらには癒しを求めているという人も「たまごっちを育ててみる」という選択肢はありかもしれません。

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in レビュー,   モバイル,   動画,   アニメ,   ゲーム, Posted by logu_ii

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