ハンバーガー風にアイスや果物をパンに挟んだ「アイスクリームバーガー」をグロリアスチェーンカフェで食べてきました

イタリアの衣服メーカーDIESELが運営するカフェ「グロリアスチェーンカフェ」のメニューに、アイスクリームをパンに挟んでハンバーガー風に仕立てた「アイスクリームバーガー」という新しいスイーツが2015年7月1日(水)から登場しています。アイスクリームをバーガーの具材にすると一体どんな風になるのか気になったので、さっそく3種類のアイスクリームバーガーを食べに行ってきました。
GLORIOUS CHAIN CAFÉ: SWEETS BURGER : DIESEL NEWS
http://www.diesel.co.jp/news/gcc-sweetsburger-20150629/
グロリアスチェーンカフェ心斎橋店に到着。

店頭にアイスクリームバーガー3種を告知する手書き看板が置いてありました。

店内はこんな感じで縦に長い作り。

デザートメニューにアイスクリームバーガーを発見。なお、アイスクリームバーガーは15時から提供開始となっています。

飲み物はプラス310円で追加することができるので、アイスコーヒーと……

ジンジャーエールを注文しました。

カトラリーの持ち手は六角スパナのような形状で、ずっしりとした重厚感を感じさせるDIESELらしいデザイン。なお、これらのカトラリーは実際に購入することが可能です。

待つこと10分ほどでアイスクリームバーガーが到着しました。「モカ・アイスクリームバーガー」は、チョコレートアイスにキャラメルポップコーンとチョコレートクッキーをプラスしてバンズに挟み、ほろ苦いエスプレッソチョコレートソースをかけたデザートとのこと。

アイスクリームのゴロッとしたかたまりがサンドされていて、iPhone 5と同じくらいの高さがあります。

直径はiPhoneより少し小さい程度。

バンズの表面にはどろりと濃厚なエスプレッソチョコレートソースがかけられていて、ツヤツヤにテカっています。ソースの上には細かく砕かれたナッツが振りかけられています。

上のバンズを取り外してみると、チョコレートアイスが2個サンドされていました。

アイスのほかに、キャラメルポップコーンとビターチョコクッキーの姿も見えます。

見たこともないデザートを前に、どうやって食べるべきなのか悩んだのですが、ナイフでバンズを切って一口サイズにして食べることにしました。バンズはこんがり香ばしく焼き上げられていてホカホカ。チョコレートソースからはエスプレッソの深いコクが感じられます。

バンズにかけられたエスプレッソチョコレートソースが苦すぎると感じた場合は、お皿にデコレーションされている甘口のチョコレートソースをバンズにつけると、苦みと甘みのバランスがちょうどいい感じになりました。

チョコアイスはエスプレッソチョコレートソースに負けず劣らずどろりと濃厚で、リッチなチョコの風味が楽しめます。

アイス、バンズ、トッピングを一口で食べてみると、甘みと苦み、ホカホカのバンズと冷たいアイス、サクサク・とろり・ふわふわの組み合わせが絶妙で、不思議なハーモニーを作り出していました。ポップコーンはサクサクとした食感でキャラメルの甘みがアイスクリームバーガー全体のアクセントになっています。

次は「フルーツ・アイスクリームバーガー」を食べてみます。

バンズの上部にかかっているのは鮮やかな赤色のベリーソースと、細かく砕いたナッツ。

白ワインなどに漬け込んだという色とりどりのフルーツのコンポートが、アイスクリームバーガーの周りにちりばめられていました。

アイスの下にもフルーツが挟まっていました。

バンズを切って食べてみると、酸味の強いベリーソースの風味が口に広がり、思わず目をつむってしまうほどの酸っぱさを感じます。

バンズとアイスを一緒に食べると、酸味と甘みのバランスがちょうどよい感じになりました。食べ進めるとアイスの下に、小麦、カボチャの種、ヒマワリの種、レーズン、アーモンド、ヘーゼルナッツなどのグラノーラがみっちりと詰まっていることが分かります。グラノーラは100%オーガニック材料を使っているとのこと。

アイスの間にミルキーな風味を感じて、何かなと思って見てみるとヨーグルトでした。水分が抜けてほぼ固形に近いヨーグルトには牛乳のうまみがぎゅぎゅっと詰まっています。

イチゴは小ぶりですが酸味の効いた新鮮なものが使われています。

続いて「キャラメル・アイスクリームバーガー」を食べてみます。キャラメル・アイスクリームバーガーは、「キャラメリゼしたフレッシュバナナとピーナッツバターのアイスクリームをサンドしたバーガーで、ハニーローストピーナッツとキャラメルソースを添えている」とのこと。他の2つのアイスクリームバーガーと違い、バンズはソースがかかっていないプレーンな状態。

表面がキャラメリゼされたバナナは、こんがり香ばしい見た目が食欲をそそります。

アイスクリームバーガーの周囲にちりばめられたハニーローストピーナッツには粉砂糖が振りかけられていました。

アイスにはピーナッツが練り込まれているためほんのり茶色で、食パンに塗るようなピーナッツバターよりも高級なピーナッツのコクが楽しめます。

バナナはキャラメリゼの層が分厚く、ほろ苦く香ばしいキャラメルの味がバナナにマッチしています。「クレームブリュレのキャラメリゼ層は厚めの方が好き!」という人にはたまらないパリパリ感です。

下側のバンズに塗られたピーナッツバターは、豆の味が主張しすぎることがなく、キャラメルアイスと相性抜群。

アイスとバンズとバナナを全て一緒に食べると、アイス、バナナ、キャラメルの甘みが絡み合い幸せな気分に。

ハニーローストピーナッツは甘じょっぱくカリカリで、味・食感共に絶妙なアクセントとなっていました。

なお、アイスクリームバーガーの価格はそれぞれ税込980円で、グロリアスチェーンカフェ心斎橋で平日の15時~23時、土日祝日の11時~23時限定での提供となっています。
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