スマートウォッチAndroid Wearがさらに強化、「常にオン」「腕振りジェスチャー」「手描きで絵文字認識」「アプリランチャー」
本日未明に行われたGoogleの開発者向けイベント「Google I/O 2015」で、ウェアラブル向けOS「Android Wear」の新機能が明らかにされました。進化した腕振りジェスチャーや絵文字を「お絵描き」できるなど、スマートウォッチならではのかゆいところに手が届く機能はこんな感じ。
Android Wearはどう進化していくのか?
Android Wearが2014年に発表されてから、さまざまなデバイスが登場。これはASUSの「ZenWatch」
四角いタイプだけでなく、時計らしい丸形もアリ。これはLGの「LG Watch Urbane」
多様性こそAndroidの真骨頂。さまざまなデバイスの登場と共にAndroid Wearもバージョンアップを重ねてきました。
Android Mのテーマは「Glanceable(パッと見で分かる)」「Actionable(活動的)」「Effortless(簡単・楽ちん)」
これらのテーマを実現するのが新機能の数々。
Android Wearには常に画面をONにする機能もあります。
買い物リストをちらっと確認したり……
アプリを起動したり。
Googleマップも表示させられます。
腕の動きによるジェスチャーもバージョンアップ。
スマートウォッチを上に向けて……
シュッと腕を振るだけで……
別の情報を表示できます。
Android Wearのリストジェスチャーの使い方は以下の解説ムービーを見ればよく分かります。
Wrist gestures with Android Wear - YouTube
絵文字認識機能の「Emoji recognizer」を搭載。
例えばAndroid Wearでメッセージを受信して返信する場面。
オプションで「Draw emoji(絵文字を描く)」を選択。
お絵かき中。
お絵かきを識別して候補の絵文字をずらりと提示してくれます。
あとは好きな絵文字を選んで送信すればOK。スマートウォッチで絵文字をさくっとスマートに返信できるというわけです。
絵文字をサクッと「お絵描き」して送信する様子は以下のムービーの1分30秒あたりから確認できます。
Draw emojis on the new Android Wear - YouTube
ランチャーはボイスコントロールに対応。
Android Wearのアプリはすでに4000以上登場。
丸形フェイスにも最適化されたUIがリリースされています。
Uberでタクシーを呼ぶことも可能です。
スマートウォッチに搭載されたセンサーを活用するアプリも続々と登場予定。
フィットネスアプリだけでなく……
ゴルフスイングの軌道を測定するアプリなどスポーツ関連アプリも充実。
音楽検索アプリ「Shazam」も対応済み。
フォードのナビアプリや……
家電を操作するスマート家電用アプリもあります。
Android Wear搭載のスマートウォッチは、さまざまなデバイスと連携可能。Android Wearでライフスタイルが大きく変化しそうです。
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