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ロシアがGoogle・Twitter・Facebookに対し政府側の要求に従わない場合はサービスを停止させると警告

by Eugene Zemlyanskiy

「読者の多いブロガーに関するデータ提供やサイトの閉鎖」といった要求にGoogle・Twitter・Facebookなどが応じなかった場合、ロシア国内でのサービスを停止させるとロシア政府が警告していると、イギリスの大手新聞The Guardianが報じています。

Russia 'will block' Google, Twitter and Facebook if they withhold blogger data | World news | The Guardian
http://www.theguardian.com/world/2015/may/22/russia-will-block-google-twitter-and-facebook-if-they-withhold-blogger-data


ロシア連邦通信局は、Google・Twitter・Facebookがロシアの法律に違反しているとして警告し、特定ユーザーに関する情報提供を求めています。応じない場合、ロシア政府側ではGoogle・Twitter・Facebook内に作成された特定のページだけを閉鎖することはできないため、代わりにサービスそのものがロシア国内で使用できないような対応を取らざるを得ない、とのことです。ロシア政府の要求に応じる場合、Google・Twitter・Facebookは1日に3000人以上の読者がいるブログに関するデータを渡し、ロシア政府に許可されない抗議などを含んだサイトを閉鎖させる必要があります。

ロシアのプーチン大統領は、2014年にインターネットを政府の支配下に置かないと決定しました。しかし、同年に可決された法律により、ロシアの検察官は「政府から許可されていない抗議情報を判決なしにブロックする権利」を有しています。なお、政府批評家はこの法律を「言論の自由に対する弾圧」と表現しているそうです。

ロシア側からの勧告に対して、Facebookは法的手続きの国際規格、企業方針、地域法に応じてユーザーに関するデータの提供に応じるとしています。Facebookが公開しているデータを見ると、2014年にロシア政府からの寄せられた要求の大半が断られていることが分かります。対照的に、Facebookはアメリカの法廷・警察・政府機関からの1万4000件にも及ぶデータ提供に関する要求に対して、約1万1200件の要求に応じています。


TwitterはFacebookと同じくアメリカの政府機関の要求に対して8割方応じていますが、Twitterのレポートによると2014年下半期にロシア政府からの要求を108件も断っています。


Googleの半年ごとに作成している政府からの要求に対する対応についてのレポートによると、Googleは2014年下半期にロシア政府からの134件の要求にほとんど応じていません。Googleは、ポリシーと正式な法的手続きに従って要求が提出された場合にのみ、要求に応じるとしています。


なお、ロシア政府のAmpelonsky氏は、「Google・Twitter・Facebookがアメリカの企業であると理解していますが、ロシアに対して注意を払うべき。3社がロシアに対して適切な対処を取らない場合は、制裁が加えられるべきだ」と話しています。

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