ニコニコのすべてを現実世界に再現する巨大イベント「ニコニコ超会議2015」の現場設営に潜入してきた

たった2日間の開催でのべ10万人以上が会場に来場し、何百万人もの会場まで足を運べないユーザーがイベントが気になってしかたがないのでインターネット上からその様子を逐次チェックする、というニコニコ最大のイベントが「ニコニコ超会議2015」です。「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」をモットーにさまざまなブースが設置されまくり、見たこともない食べ物が販売されていたり、アパッチが展示されていたりとその内容はまさにカオス。2015年度は4月25日(土)・26日(日)の2日間、幕張メッセ国際展示場にて超会議が開催されることになるので、開催2日前に潜入してこの大イベントの裏側を垣間見てきました。
ニコニコ超会議2015
http://www.chokaigi.jp/
ニコニコ超会議2015の設営準備は23日の深夜1時頃からスタートしているのですが、一体全体どれくらい設営が進んでいるのでしょうか……。
ででん! 超会議の設営準備開始~+:。(´∀`)゚. ちなみに設営の模様は、24日に生放送(http://t.co/5NsGedAPwl)予定です! http://t.co/4vWeqhH3aj pic.twitter.com/sz5KqCwR8s
— ニコニコ@4/25,4/26は超会議 (@nico_nico_info)
ニコニコ超会議2015が開催される幕張メッセはJR海浜幕張駅から徒歩5分程度の距離にあります。

駅前には早くも超会議のポスターがペタリ。

23日の朝9時過ぎに幕張メッセに到着。既に何やら複数の車両がワシャワシャ群がっています。

会場の外で当日券売場を発見。

その向かいでは何やら巨大な布がヒラヒラ。

こんなに高い所に登り、「何か」を設置中。

裏側にもペタリと張りついて布を設置しています。

チラリと見える「会」の文字。一体何ができあがるのでしょうか……?

というわけで、さっそくホールに潜入して設営状況をチェックしてみます。

最初に潜入したのは、超音楽祭2015などが開催される第7・8ホール。まだまだほとんどのブースが手をつけていない段階で、一部で足場を組み始めたくらいの状況。

第7ホールにはまっさらな床が広がります。

第5ホールでは大相撲 超会議場所用の「吊り屋根」がつるされる前の段階で地面に置かれていました。

しばらくしてから戻ってくると、「吊り屋根」がつるされた状態になっていました。相撲っぽい。

遠目でみるとこんな感じ。土俵はまだ設置されておらず、これからせっせと土を盛って作られる予定です。

第4ホールには超インフォメーションやニコニ立体写真館などができあがる予定。

超インフォメーション横には謎の巨大テレビちゃん風の枠組み。

第1~3ホールには協賛・出展企業によるブースが並びます……が、現在のところほとんど何もなし。例年通り、出展企業のブース設営は比較的遅めのスタートな模様。

幕張メッセ内をブラリとしていると超大量の無線機の群れを発見。それもそのはずで、なんと設営には1500人の施工関係者が集まっている、とのこと。

無線と一緒に会場内の関係者を手助けする自転車。総数200台が用意され、広い会場内をチャリチャリできるようになっているそうです。

ニコニコ超会議では、今回から新たに国際展示場第9・10・11ホールとイベントも会場に含まれ、より広範囲にブースが展開されることになります。

これが新しいイベント会場のひとつである国際展示場第9・10・11ホール。

ホールをキレイキレイしている清掃係の人に遭遇。

第9・10・11ホール内はこんな感じ。予想通りまだ資材を搬入している段階でした。


ホール上にたたずむアーチ状の何か。何かのゲートでしょうか。

平積みにされた扉を発見。こんな風にさまざまなパーツを現地でつなぎ合わせてブースができあがっていきます。

そんなブースの基礎となる骨組みをせっせと組み上げ中のみなさん。作業中は真剣そのもので、こういった地道な作業の積み重ねにより、イベント当日何万人ものユーザーが気兼ねなくイベントを楽しめるようになるわけです。

同じく新しく超会議の会場に抜擢されたイベントホールにやってきました。ただし、ここもほとんど設営が手付かずで数本の鉄パイプや板が立っているだけ、という状況。

ホール内で大量に見かける白い板。

これには「ニコニコ超会議2015基礎工事大相撲超会議場所メッセ5H」と書かれており、第5ホールの大相撲超会議場所ブースで使う資材、ということが分かるようになっています。

山積みされたダンボールには……

「白TV-カチューシャ」と書かれています。こんなに大量のカチューシャを一体どうするつもりなのか……。

他にも「テレビちゃんぬいぐるみ2 S」と書かれたダンボールも発見。

「一体ここで何が起きるのか?」と思い調べてみると、これらは第6ホールにある超物販ブースで販売されるグッズたちでした。

大量の机と……

大量の荷物。施工作業員の方々は夜通し作業をぶっ続けなようです。

ひとまず会場内をぐるりと見てきたところで会場の外に出ると……

あの巨大な「何か」が完成していました。

会場内に突如出現した黒い輪っか。かなり巨大ですが一体何に使うのか……?

大相撲 超会議場所にて作られている途中の土俵には、ついに土が盛られ始めました。

大量の土はフォークリフトが運んでくれ、機械のパワーをみせつけてくれます。

巨大なスクリーンらしきものだけが完成した超プロレスリング。

「ユタカ」用の自転車を発見。しかしそこにユタカの姿はありませんでした……。

会場内で一際目を引く桜の木。

こんなに大量の資材が残っていますが一体全体いつになったら組み上がるのでしょうか……。

中にはかなり作業が進んでいるところもあり、超歌ってみたのステージは形がかなり見えてきています。

中にはほぼ完成形の受付も。

一体何に使われるのか不明ですが、物資搬入通路には大量のフェンスのようなものもありました。

テクテク幕張メッセ内を歩き周るGIGAZINE編集部員を尻目に颯爽と走り去るライダー。自転車の必要性は会場内を歩き周ってこそ強く実感できます。

そんなこんなで絶賛設営中の幕張メッセ内を一回りしてみましたが、まだまだ完成にはほど遠い様子。これら設営中のブースたちがどのように変貌していくのかは、続報レポートにて掲載予定なのでこうご期待。
・つづき
実寸大イングラムがニコニコ超会議2015の会場に降臨、まさかの特車二課整備班も搬入作業に合流 - GIGAZINE

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