誰でも簡単に超絶セキュリティをすり抜けるスーパーハカーの気分が味わえる「GeekTyper」

PCひとつであらゆる情報を盗み出し、IT社会で神のごとく振る舞えてしまうのがスーパーハカーで、映画やアニメなどのフィクションの世界では多々見かけるのですが、現実世界では実在するのかすら不明な幻の生き物のような存在です。存在しないというのなら「自分がスゴ腕ハッカーになってしまおう！」ということで、誰でも簡単にハッカーになれる夢のサービス「GeekTyper」を使ってハッカー気分を存分に味わってみました。

NEW HACKERTYPER - GeekTyper
http://fediafedia.com/geektyper/

「GeekTyper」を使うと以下のムービーのようにハッカーの気分が味わえるわけです。

「GeekTyper」を使ってハッカーの気分を味わってみた - YouTube


というわけでさっそく使ってみることに。まず最初にGeekTyperのトップページからハッキング画面を選択します。テーマは14種類あり、好みのものを自由に使えばOK。

画面はこんな感じで、いかにもこれからハッキングしそうなそうでもないような雰囲気。

使い方は自由にキーボードを叩くだけでOK。すると画面上にパパパっとテキストが入力され、画面上には自動でハッキング中っぽいテキストが表示されます。

エンターキーを押すと「ACCESS GRANTED」と表示され、何かのアクセスに成功した風な画面に切り替わります。

もう一度エンターキーを押すと、今度はアクセスに失敗。今にもブザーが鳴り響きセキュリティが駆けつけてきそうなヤバゲな雰囲気。

画面上に置いてある「DL Date」をクリックすると何かをダウンロード開始。

「Terminal」をクリックすればターミナルを呼び出し可能。

そして「Decryptor」をクリックすれば何かしらのパスワードを解読中っぽい画面になるわけです。

画面上の「Settings」をクリックするか、「Tab」キーを押すと……

キーボード上で何を押すとどんな表示が出てくるのかが分かる説明画面が開きます。ここでキー操作をマスターしておけば、よりハッカーらしさがアップして「お前の住所も名前も全部わかった」と言い放つ際の信頼度もグンとアップ。

説明画面の上部からもさまざまな設定変更が可能。例えば左端の「Select Font」からは画面に表示されるテキストのフォントを変更可能で、他にも背景を変更したり、画面中央に表示されるロゴを変更したり、画面上に表示されるテキストを「Linux」「ASP.NET MVC」「C＋＋」「Python」「Fortan」「Nmap」の中から自由に選択することもできます。

試しに画面中央のロゴを変更してみるとこんな感じ。一気にいかがわしさがアップしてハッカーっぽさも増し増し。

なお、GeekTyperで使えるハッキングツールは全て「All Scripts」をクリックすれば表示可能。暗号解読やファイルのダウンロード以外にもさまざまなツールを駆使することが可能なので、ここまで使いこなせばもはや一人前のハッキングの気分が存分に味わえます。

GeekTyperで利用可能な画面は14種類あるのでTPOに応じて使い分けることもできそうです。

GeekTyperオリジナルの「GeekTyper Blue」。

いかにもどこかのセキュリティシステムに侵入している風な「SCP」

「Umbrella Corp」は、実写映画版のバイオハザードシリーズに登場する架空の企業、アンブレラ社を意識した画面。アンブレラ社をハッキングして全世界にゾンビをまん延させることもできそうです。

ゲーム「Portal」に登場する「Aperture Science」もハッキング可能。

解像度の低い背景画像が逆にそれっぽい雰囲気を醸し出す「Combine」

Half-Lifeの名作リメイクMODである「Black Mesa」

最もオーソドックスなターミナル画面である「Plain Terminal」

マトリックス風の画面でハッキングできる「Matrix」

海外テレビドラマLOSTに登場する架空の機関「Dharma」のロゴをバックにハッキングすることも可能。

「Sliv」

「MLP Typer」はマイリトルポニーをイメージした画面。

MicrosoftのWord画面からハッキングを行う「Microsoft Word」。

Microsoftの開発ツール「Visual Studio」風ハッキング用画面。

なお、公共の場で「GeekTyper」を使うと怪しさ満点なので、使う場所はじっくり選んだ方が良さそうです。