取材

周遊チケットが簡単に取れる「KAYAK」を使ってアメリカ2都市に行ってみました


海外旅行航空券は往復のチケットを買うケースが多いものですが、オープンジョーストップオーバーを使い、様々な航空ルートを検索できるサイトの1つが「KAYAK」です。今回サードウェーブのコーヒーやIT企業を見学するためにサンフランシスコに行く予定があり、どうせならサンフランシスコから飛行機で2時間程度で行けるシアトルに行き、スターバックスの本店やAmazonの本社も見てみたかったので、周遊チケットを購入するべくKAYAKを使ってみました。

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http://www.kayak.co.jp/


KAYAKは航空券が取れるだけでなく、ホテルやレンタカーの予約が取れる比較サイトです。今回はホテルではなくフライトを探していたのでまずフライトをクリック。


航空券は往復・片道・オープンジョーが選べますが、今回は周遊を行うのでオープンジョーを選択しクリック。


まずは出発地に成田を入れ、最初の目的地シアトルを1つ目、2つめの空欄にシアトル~サンフランシスコ、この枠を入力した後にフライトを追加するをクリックし、出発サンフランシスコ、到着関西空港をを追加し、航空券の検索をかけてみます。


出発時間を標準の状態で検索してみると、403件もの航空券が安い順に表示されました。今回は経由便と値段が4000円程度しか変わらず、移動の疲れを軽減するために直行便を選択するために「直行便」のみにチェックを入れ、さらに航空券を絞り込みます。


行きと帰りの航空券は直行便を選んだところ17時55分成田発11時シアトル着、帰りはサンフランシスコ11時20分発関西国際空港15時20分着しかなかったものの、シアトルは早朝5時25分から夜19時51分発のフライトなど計8便を選ぶことができます。シアトル~サンフランシスコ間はお昼頃の航空券を選び、詳しい条件を見るために「詳細」をクリック。


詳細を選択すると、飛行機の便名や現在の残席状況などを確認することができます。内容が問題なければ「選択」をクリックし、予約サイトへ移動します。


ユナイテッド航空の公式サイトで予約を完了。KAYAKは様々なサイトから航空券を検索するので、DeNAトラベルやExpediaなどの日本語に対応したサイトの他に、日本語に対応していない海外のサイトが最安に選ばれることもあります。ユナイテッドに関しては日本語での予約が可能ですが、航空券の予約に失敗するとリスクが高いので、英語に自信がない人はできるだけ日本語のサイトを選んだほうがいいかもしれません。


◆フライト

今回は東京で取材を行い、出発地の成田空港へ向かいました。


ANAのカウンターで搭乗手続きを終え、出国審査を終えて飛行機に乗ります。


飛行機に乗る際に車体を確認したところ、ANAのものが使われていました。


受け取った航空券もANAのもの。


キャビンアテンダントは日系の航空会社だけあってほとんど日本人。今回の便は、座席の感覚やリクライニングはLCCよりも少し余裕がある程度でした。


機内食は「鶏ももとつくねの焼とり丼」や「紅鮭の彩りご飯」などお米を使ったものが多く、日系の航空会社らしい感じ。


夕食のデザートにはハーゲンダッツも提供されました。


残念ながら対象の便ではなかったので機内で「ANA Wi-Fiサービス」は使えなかったものの、映画やゲームなどを楽しむことができました。


続いてはシアトルからサンフランシスコへユナイテッド航空で移動。


英語圏の航空会社だったのでチェックインがやや不安だったものの、日本語の選択画面を使ってチェックインができました。


航空券はユナイテッドのもので……


車体も当然ユナイテッド。


国際線ではないので、映画やゲームなどが楽しめるディスプレイは席に付いていないのは日本の国内線と一緒。


2時間のフライトだったので、ドリンクサービスがありました。


座席の間隔は国際線よりも余裕がある印象で、2時間の移動もそこまで苦にはならない感じ。


最後はユナイテッドの便でサンフランシスコから関西国際空港へ。チェックインはシアトルの空港と同じく日本語で入力ができるので、ストレスなく行うことができました。


航空券はユナイテッドのもので、国内線ではなく国際線だけあって紙の質は上等。


機内は座席の幅に余裕があります。座席の前にはUSBの差し込み口が付いており、スマートフォンやタブレット端末の充電を行うことができました。


座席の間隔には余裕があり、長時間載っていてもそこまで疲れを感じませんでした。


機内食はラザニアやオムレツといったアメリカらしい料理。


成田・シアトル・サンフランシスコを経て関西空港到着。


通常チケットは往復で取ることが多いものの、スケジュールによっては往復とそこまで変わらない運賃で周遊ができることもあるので、KAYAKなどでチケットを取るのもオススメです。旅行代理店では日本からローマとミラノ、日本からバルセロナとマドリッドなどの王道の旅行コースがありますが、そういったコースを自分で予約する際にKAYAKは特に力を発揮しそうです。

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in レビュー,   取材, Posted by darkhorse_log

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