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ビル・ゲイツ氏が語る「モバイルバンキングが貧困層の生活を変える可能性」とは?


スーパーリッチと呼ばれる超富裕層がいる反面、路上生活者も多く存在するアメリカでは所得の格差が問題視されています。Microsoftのビル・ゲイツ氏は格差社会のアメリカにおいて貧困層の生活を変えるには、「モバイルバンキング」が重要であることをThe Vergeのインタビューで明かしました。

Bill Gates: how mobile banking can change the lives of the poor - YouTube


ゲイツ氏によれば、医療費や子どもの学費などの支払いに困窮する貧困層にとって銀行はとても重要な存在ですが、一度貧困に陥ってしまうとローンを組めないなどの問題がつきもの。また、銀行は貧困層が利用するにしては「古すぎるシステム」を使用しているとのことです。


銀行がいまだに使い続けているシステムの1つが高価な固定費や手数料。ATMでお金を引き出すときや振り込みの際には手数料が発生し、一度に少額のお金を取引する貧困層にとって、取引の度に発生する手数料は悩みの種になっています。


手数料のシステムに取って代わる可能性がある、とゲイツ氏が主張するのはモバイルバンキング。モバイルバンキングだと50セント(約60円)の取引でも手数料は2%以下で、従来よりも少額で済むので金銭的負担が軽減。金銭的負担が軽減されると利用者も増加します。


ゲイツ氏は「また、貧困層にとって便利になる新しい銀行のシステムが必要です。例えば、銀行の口座番号を変更せずに他の銀行にアカウントを移行できたりするシステムです。セキュリティやお金の移動の処理を安全に行えるように銀行同士が連携を強くし、アカウントの移行をできる限り低い手数料で行えるようにする。つまり、キャリアの切り替え時にもとの電話番号をそのまま使用できるナンバーポータビリティのようなシステムが必要ということです」と続けます。


手数料をできるだけ低価格にするシステムができれば、貧困層が銀行の取引で悩む時間は軽減され、それに費やしていた時間を他のことに使うことが可能になるというわけ。


ゲイツ氏によると、徐々にモバイルバンキングのプラットフォームが整備されていき、2030年までには20億人が使用できる状態になり、モバイルバンキングの利用が活発になることで生活が根本から向上されると予想しています。

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in メモ,   動画, Posted by darkhorse_log

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