試食

プレス式コーヒーが提供されるケンタッキー初のカフェ店舗でスイーツなどを味わってきました


ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、鶏の唐揚げを食べられる「鶏から亭」やケンタ丼という特別メニューを提供する「KFC・関西学院大学店」、そしてビールがラインナップされる「大人ケンタッキー」などの店舗を展開してきています。そんな中、新たにグランドオープンを迎えた兵庫県・JR六甲道駅前のKFC・フォレスタ六甲店は「こだわりのコーヒーを充実させたカフェタイプの店舗」になっているということだったので、この目で確かめてくることにしました。

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http://japan.kfc.co.jp/news/news141112kfc.html

ということで、「KFC・フォレスタ六甲店」にやってきました。お店はJR六甲道駅の目の前にあり、その名が示すとおり商業施設「フォレスタ六甲」の中に入っています。


店舗前のバスロータリーからは大きくKFCのロゴが見えているので、見落とすことはなさそう。


フォレスタ六甲店の入り口を入ると、お店の正面はすぐそこ。


店頭に掲げられたメニューは一見すると通常のKFCと一緒なのですが……


すぐ横には、「フレンチプレスで淹れるエイジングコーヒー」などのカフェメニューが掲げられていました。


入り口の頭上には「KFC Colonel's Café(カーネルカフェ)」のロゴ。


お店に入ってみると、一般的なKFCの店舗とは別物の空間になっており、「いつものKFCとちょっと違うリラックス空間」というコンセプトが表現されているといえそう。


高い天井、白い店内には窓から光が差し込み、柔らかな空間に。


レンガ模様の壁には観葉植物や……


おしゃれなデザインの照明など


ウッディなテーブルやチェアも置かれていました。


このお店の特徴の一つが、その場で豆を挽いてフレンチプレス方式で提供するこだわりの「エイジングコーヒー」ということもあり、今回はカフェメニューを中心にオーダーしてみました。コーヒーメニューには豆の蒸らし時間を測るための砂時計が一緒に手渡されます。


エイジングコーヒーは、今回チョイスした「ガヨ・マウンテン」(税込550円)をはじめ、「グアテマラ」(税込450円)、「メキシコ」(税込450円)の3種類が提供されていました。


フレンチプレス式のコーヒーに慣れていない場合でも、簡単な飲み方が書かれたガイドが添えられているので安心。砂時計が全部落ちたらゆっくりとプレス部分を押し下げ、カップに注いで味わいます。


淹れ方ガイドの説明どおり、10~15秒かけてハンドルをスーッと押し下げ。


一番下まで押し下げたらカップにコーヒーを注ぎます。やや濁った色合いをしているのがプレス式コーヒーの特徴。


スプーンでみるとその様子がよく分かります。ガヨ・マウンテンの特徴「"秘宝"と呼ばれる芳醇な香りと甘み」という説明どおり、豊かな香りが感じられます。一口飲んでみると非常に濃厚な味わいで、時間をかけてじっくりと味わうのに適していると感じられるテイストになっていました。


飲み終わったカップの底には、コーヒー豆の粒子が残っていました。これもプレス式ならでは。


コーヒーだけじゃないのがKFCカーネルカフェの特徴、ということで、ポットで提供される紅茶を一緒にオーダー。今回のチョイスは「アールグレイ」で、他には「ダージリンサマーゴールド」「イングリッシュブレックファースト(ブレンドティー)」の全3種が用意されています。価格は全て税込400円となっています。


こちらも砂時計がセットされているので、頃合いを見計らってカップに注ぎます。


アールグレイらしく、ベルガモットのいい香りが漂ってきます。ポットには2~3杯分程度の紅茶が入っているので、強いて言えば濃くなった紅茶を薄めるためのお湯がセットされていたらさらにグッドかもしれません。


カフェメニューにスイーツは欠かせません。ということでケーキなどを一緒にオーダー。「ショートケーキ」(税込350円)は名前のイメージよりもグッと大人な印象に仕上げられた一品。ストロベリーのソースはスポンジ生地の間に挟まれていました。


甘さのあるスポンジと、滑らかな舌触りのクリームが印象的なショートケーキでした。


モンブラン」(税込350円)も味わってみました。


こちらはまさに「モンブラン」と言える味わいで、予想を全く裏切らない仕上がり。中の生クリームが口の中でフワッと溶けてさわやかな甘さとマロンの風味がよくマッチしていました。


引き続いて「ニューヨークチーズケーキ」(税込350円)。


3種類のケーキの中では最も個性のあったのがこのチーズケーキ。チーズの風味が強めに感じられる仕上がりで、ベースとなるパイは薄めに作られているようで、あまり主張を強く感じるタイプではないかも。濃厚なチーズの風味が舌の上でとろける様子を楽しむことができる一品となっていました。


ケーキ3種を味わった後は、メープルシロップが添えられた「厚焼きパンケーキ(バニラアイス添え)」(税込380円)へとなだれ込みます。


シロップをとろーりと回しかけると、メープルの香ばしい匂いが漂ってきます。


パンケーキの食感はフワフワで、ほのかな甘さを感じる仕上げ。バニラアイス、メープルシロップとの組み合わせも期待をまったく裏切らない仕上がりになっています。


デザートのトリを飾るのは「自家製大人のコーヒーゼリー」(税込350円)。


まずは何もかけないプレーンな状態でパクリと口に運ぶと、まるで淹れたままのコーヒーがそのままゼリーになったような強いコーヒー風味に驚かされます。「コーヒーゼリー」というと一定の甘さに味付けられていることが多いものですが、「大人のコーヒーゼリー」というだけあってこちらはアダルトな仕上がり。スイーツと思って食べると少しビックリしてしまいそうです。


ということで、コーヒーゼリーには欠かせないといえるコーヒーフレッシュを回しかけます。


スプーンを入れて軽くかき混ぜると、これぞコーヒーゼリーの仕上がり。フレッシュのおかげで、味が幾分かマイルドになりました。


さらにガムシロップを入れ、甘さを楽しむのも味わい方の一つです。


今回はカフェ系メニューばかりオーダーしましたが、もちろん「オリジナルチキン」などの定番メニューを頼むことも可能。気分によってどちらのKFCでも堪能できるお店になっていました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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