レビュー

「ルンバはもう古い」と言わんばかりの次世代ハイテクロボ掃除機「ネイト Botvac」はどこがスゴイのか?


ロボット掃除機の絶対王者とでも言うべき存在がiRobotのルンバシリーズ。その実用性の高さで「ロボット掃除機=ルンバ」と認められるくらい多くの人から支持を集めています。その絶対王者のルンバを完全に意識した上で、「次世代型ロボットクリーナー」「最もスマートなロボット」というキャッチコピーを用いて「ルンバ以上」を暗にほのめかす最新のロボット掃除機が「ネイト Botvac(ボットバック)」です。今回、実機を借りて「ルンバとはどこが違うのか?」「一体どこが優れているのか?」を確かめてみました。

Botvac | Neato Robotics
http://www.neatorobotics.com/ja/robot-vacuum/botvac/

◆外観チェック
ネイト Botvacのパッケージは青とオレンジカラー。


箱を開けると中からネイト Botvacが登場しました。


中身はネイト Botvac本体・充電台・交換用の高性能フィルター×2・ブレードブラシ・保証書・説明書・磁気テープ。


これがネイト Botvac本体。一般的なロボット掃除機と同じサイズですが、丸いラインと直線のラインを組み合わせた形です。


青いパーツはレーザートップ。ネイト Botvacが「次世代型ロボット」をうたうのは、高性能レーザーを使って周囲の状況をスキャンして「部屋の地図」を作り無駄なく最短ルートでくまなく掃除できるから。


レーザートップの横には液晶モニター。モニター横のボタンはタッチ式で軽く触れるだけで操作可能です。


実はこの平らな方が前方。天面の前方側にはスポット掃除ボタン/家を掃除ボタンがあり、その間のくぼみは持ち運び用のハンドルになっています。


ルンバは本体についている取っ手が可動パーツになっていて重さがかかると割れてしまいそうな不安定さがありますが、ネイト Botvacは本体のくぼみをしっかりつかめるので安定性はルンバよりもはるかに上。


天面のカバーを外すとダストボックスになっていて中にフィルターがすでにセットされていました。


これがフィルター。カバーが簡単に取り外せるので交換は比較的楽です。


なお、電源スイッチはカバーを外した中にあります。


前方の側面部分は固めのラバー素材。


バンパーになっていて……


壁の衝撃を吸収できる構造。


後方には充電用接点付の排気口。


なお、側面には壁の1センチ横を走行するための近接センサー。


裏面はこんな感じ。


前方にブラシ。


左右の角には落下防止用のセンサー。


チリを掃くためのサイドブラシ。


マグネット式になっていて道具を使わずに取り外し可能。


ホイール


固めのゴムで凸凹したブロック状になっています。


押すとホイールは凹みます。ダンパー式のホイールのおかげで凸凹した床でもぐいぐいと進んでいけるというわけです。


なお、後方には小さな球状のホイールも付いています。


ネイト Botvacの充電ステーションはこんな感じ。


お尻をひっつけるように自動的に充電するスタイルはルンバなどと同様。充電時間は120~180分で、連続稼働時間は60~90分です。


なお、説明書はバッチリ日本語対応。


困ったときに参考になる「トラブルシューティング」も10ページ以上あり、かなり親切な説明になっています。


◆ルンバと大きさを比較してみた
ネイト Botvacのサイズは横32.1センチ×奥行き33.5センチ。ロボット掃除機のパイオニアであるルンバのフラッグシップモデル「880」と大きさを比べると、ネイト Botvacの方がわずかに小さめ。


重ねると球状のカーブラインはほぼ同一サイズで、ネイト Botvac独特のストレートラインのおかげで奥行きがわずかに短くなっているのが分かります。


ネイト Botvacの厚さは10センチで、ルンバと違いはほとんどなし。


裏側は、ネイト Botvakは大きなメインブラシが前方にあってサイドブラシが短く四輪走行、ルンバは本体中央にBotvacより少し小さなメインブラシがあってサイドブラシは大きく三輪走行、とかなり構造が異なっています。


◆お掃除させてみた
初めて使うときは先に言語と時刻の設定を行います。ネイト Botvacのボタンはタッチセンサーになっていて、指で軽く触れるだけで反応します。


もちろん日本語に完全対応。


このパネルから予約登録を設定でき、決まった時間に掃除のスケジュールを設定することも可能です。


ネイト Botvacには部屋全体を掃除する「家を掃除」モードと、1.2メートル×1.8メートルの比較的狭い範囲だけを狙って掃除する「スポット掃除」モードの2種類があります。天面左のボタンを押せばスポット掃除モード、右のボタンを押せば家を掃除モードで掃除してくれます。


家を掃除モードで机を倒して作った部屋に見立てたスペースを掃除させてみました。なお、一部分は付属の磁気テープを置いて、領域を区切っています。


次世代ロボット掃除機「ネイト Botvac」の家を掃除モードはこんな感じ - YouTube


かなり大きめの音をたててネイト Botvacがお掃除スタート。動きはまず最初に部屋(空間)全体をレーザーでスキャンしてから壁沿いにぐるっと一周するようです。四角いラインの前方部分をうまく活かして部屋の角でもしっかりと本体を密着させて掃除するのが印象的。どうやらルンバのように丸くないネイト Botvacはしっかりと角を密着できるのでサイドブラシは短くてOKのようです。


さらにネイト Botvacのレーザー機能の優秀さをまざまざと見せつけるムービーがこれ。途中を早送りして見ると、どうしてネイト Botvacが「次世代ロボット」と言えるのかが一発で理解できます。

次世代ロボット掃除機「ネイト Botvac botvac」が一発でルートを決め部屋全体を掃除する様子 - YouTube


壁沿いをぐるっと一周してきたネイト Botvacは部屋のサイズを完全に把握。あとはスタート地点に戻って、そこから一筆書きで一列ずつ順番に部屋全体を掃除していきます。


驚いたことに、壁沿いはすでに掃除済みなので壁や磁気テープの手前で方向転換しています。


壁にぶつかることなく掃除が終了。無駄な動きが一切ないネイト Botvacは約4畳のスペースをちょうど5分で掃除し終えてしまいました。今朝ルンバで掃除したスペースでしたが、ほんの少しのチリと髪の毛がフィルターに残っているのを確認。「吸引力の強さ」もウリにするネイト Botvacは音はうるさいものの、確かな吸引能力があるようです。


◆まとめ
ロボット掃除機「ネイト Botvac」は、バッテリーがなくなると自動で充電ステーションに戻って充電できるのは当然で、掃除中に充電切れを起こした場合には、充電完了後に再び中断した場所に戻って掃除を再開できます。また、掃除する曜日・時間をスケジュール設定することも可能。確かな吸引力とレーザーを使った無駄のない動きで短い時間で部屋中をきれいにできるネイト Botvacは、まさに「次世代型ロボットクリーナー」と呼ぶにふさわしいロボット掃除機と言えそうです。

ネイト Botvacはビックカメラ.comで、高性能フィルターが2個付属する「75」が5万9800円(税抜・10%ポイント還元)、高性能フィルターが3個でコンボブラシの付属する「85」が6万4800円(税抜・10%ポイント還元)で発売中です。

BV-85・ネイトロボティクス・【ビックカメラグループ先行販売】ロボット掃除機 「ネイト Botvac 85」 BV-85 ホワイト&ラグナブルー :ビックカメラ.com

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