レビュー

Amazon新型タブレット「Fire HDX 8.9」と電子書籍リーダー「Kindle Voyage」速攻フォトレビュー


Amazonは10月29日に同社のタブレット製品ではハイエンドに位置づけられる8.9インチタブレット「Fire HDX 8.9」と、Kindle史上最高の読書体験が可能になるという「Kindle Voyage」などを発表しました。GIGAZINE編集部でも実機を予約していたところ11月4日(火)に到着したので、さっそくどのような製品になっているのかアレコレと触ってみることにしました。

Fire HDX 8.9タブレット - 仕事でもプライベートでも使えるプレミアムなタブレット
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00KQNTJ1W/

Kindle Voyage - 至福の読書体験を追及して作りこんだ電子書籍リーダー
http://www.amazon.co.jp/dp/B00EOEZJ90/

到着した「Fire HDX 8.9」と「Kindle Voyage」


◆Fire HDX 8.9
まずはFire HDX 8.9を開封していきます。


外箱から内箱をズズズッと取り出し


真っ黒な内箱と分離。外箱の内側の鮮やかなオレンジ色が印象的です。


内箱のシール封をピリピリと破いて……


前面のフタをオープン


透明のフィルムで保護されたFire HDX 8.9が姿を現しました。


フタの内側も鮮やかなオレンジ色で、ロゴが箔押しされています。


内容物はこんな感じ。保証書・スタートガイド・9W PowerFast充電器・Fire HDX 8.9本体・USBケーブルがセットになっています。


Fire HDX 8.9を手に持ってみるとこんな感じ。画面サイズが8.9インチのタブレットで、解像度は2560×1600、画素密度は339ppiとなっておりタブレットとしては一般的な大きさで、裏面には滑りにくくするためのマット加工が施されています。


本体サイズは幅231mm×高さ158mm。


厚さは7.8mmとなっていました。


ちなみに、最薄部だとおよそ5mmとなっています。


重量は実測値で370グラムと軽量。


本体前面の上部には前面カメラと環境光センサーを搭載しています。


背面はすこしざらっとした感触のマット仕上げ。大きくロゴが彫りこまれています。


斜め横から見ると、薄さが際立って見えます。背面の上部はプラスチック素材となっており、光沢のあるピアノブラック調の仕上げとなっていました。


背面上部の左右に見えるスリット部分にはDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載。センター部分にはリアカメラとLEDフラッシュを搭載し、その上部に見える穴の部分には2つのマイクが内蔵されています。


本体右サイドには、3.5mmステレオジャックと音量ボタンを配置。


左サイドには電源スイッチとMicro-USB端子のみとなっています。


底面には特に何もなし。


カメラはf/2.2ワイドレンズ付き8メガピクセル(800万画素)で手ぶれ補正機能を搭載しています。レンズの横にはLEDフラッシュも搭載。


さっそく電源を投入。Fire HDX 8.9はセットアップにPCなどを必要とせず、箱から出してすぐに使用できるデバイスとなっています。


Wi-Fiでネットに接続して、ブラウジングもすぐにOK。2560×1600ピクセル、339ppiのディスプレイのため高精細な表示となっていました。


なお、今回はAmazonでオススメされた製品を合わせてゲットしてみました。こちらはBelkin製のFire HDX 8.9専用キーボードカバー(税込9900円)。


そして、Incipio製のタッチペン Inscribe Stylus(税込1620円)。


キーボードカバーはBluetoothで接続するタイプで、本体に内蔵されたネオジム磁石で2段階にディスプレイの角度を調節できるようになっています。


◆Kindle Voyage
そしてこちらがKindle Voyage。「至福の読書体験を追及」したという電子書籍リーダーとなっています。


まずは外箱から内箱をズズッと引っ張り出します。


ペリペリとシール封を破り……


パカッとオープン。鮮やかなブルーが目に映え、Kindleの画面でもおなじみの読書する人物のイラストが箔押しされていました。


内容物はこんな感じ。保証書とスタートガイドが1冊ずつとUSBケーブル、そしてKindle Voyageの本体が入っていました。なお、充電器は別売りなので注意が必要ですが、スマートフォンの充電器やPCのUSB端子でも代用が可能です。


Kindle Voyageの本体。まだ電源を投入していないにも関わらず表示が見えるのは、e-inkディスプレイを搭載した端末ならでは。ディスプレイの左右に見える白い点とラインは、ページ送り/戻しのタッチエリアとなっています。


手に持つとこのぐらいの大きさ。軽量さと相まって、手に持って読書を進めてもストレスに感じることはなさそうです。


本体サイズは162×115mm。


厚さは7.6mmとなっています。


最薄部だと、およそ4.5mmとなっていました。


重量は176グラムと軽量。


背面は電源ボタンだけという至ってシンプルなデザイン。Fire HDX 8.9と同様に滑りにくいマット仕上げとなっています。


底部には、充電用のMicro-USB端子が配置されていました。


電源を投入。e-inkディスプレイならではの書き換え画面は従来と大きく変わりませんが、非常に精細な表示となっていました。


Fire HDX 8.9と同様、Amazonでオススメされた製品を一緒にゲット。こちらは本革製のスリーブケース ブラウン(税込5630円)。Amazonの画面で見るよりは濃い茶色でした。


内部にはフェルトの起毛加工となっているので、優しく本体をガードしてくれそう。


Kindle VoyageとKindle Paperwhiteにピッタリのサイズとなっています。


また、先述の通りKindle Voyageは電源アダプターが別売りとなっています。そこで念のため5W USB充電器を一緒にゲットしました。


ケースに入れておけば持ち運びの際にも安心。さらに、Kindle Voyageは一日30分程度の使用で数週間のバッテリー寿命となっていますが、電源アダプターを持参しておけば外出先や旅行先でも安心して読書を楽しむことができそうです。


さらに今回は両モデルとも延長保証プランに併せて加入。Fire HDX 8.9は税込8100円、Kindle Voyageだと税込4860円を支払ってプランに加入しておけば、バッテリーの劣化を含む自然故障に加え、商品の落下・水濡れ等の事故にも対応してもらえ、故障が発生した場合にもすぐに代替品を発送してもらえるなどのメリットがあるので、費用はかかりますが安心を求める場合には一考の価値がありそうです。


Fire HDX 8.9はAmazonで税込およそ4万1000円、Kindle Voyageは税込およそ2万7000円で発売中となっています。

Fire HDX 8.9タブレット - 仕事でもプライベートでも使えるプレミアムなタブレット


Kindle Voyage - 至福の読書体験を追及して作りこんだ電子書籍リーダー

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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