取材

バンコクのジャパンエキスポはタイ人コスプレイヤーたちの祭典でした


女の子の可愛らしさといったらもう。コスプレを撮る方も撮られる方もイキイキとした笑顔が印象に残ります。みんないいカメラを使っていて、レフ板まで出てくる有り様。タイのバンコクにも、コスプレ文化がしっかりと根を張っていました。

こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンも、いつしか旅人スタイルでコミケに参加できないかと密かに狙っています。前々から興味はあったのですがコスプレをはじめて体感したのが、東南アジアだなんて思ってもいませんでした。

◆ジャパン・エキスポ
バックパッカーの聖地とも呼ばれるカオサン通りに向かうバスの中で、ふと目にした「ジャパンフェスタ」の文字。現地の日本語情報誌から、イベントをやっているのは知っていたので、その予定は無かったのですが、ふと立ち寄ってみました。イベント会場は伊勢丹、紀伊國屋書店、ユニクロも入っているバンコク中心街のセントラル・ワールド・プラザというショッピングモールの前。広場に設けられた特設会場では、ファッションショーや音楽ライブといったイベントで盛り上がっていました。「ジャパンフェスタ」「ジャパンエキスポ」と二つのイベントが同時開催されていたようで、自分が見ていたのはエキスポの方でした。8月30日と31日と2日連続で行われたイベントの最終日です。

セントラル・ワールド・プラザ前。


特設会場のクールジャパン。


企業のブースもあって「ISUZU」のトラックが展示中。


キラキラと輝いていた「YANMAR」の耕運機。


アニメのPRをしていたTBSのブース。


日本の「可愛い」が伝わっていくと感じたファッションショー。


セクシーな衣装にドキドキの「Neko Jump」はタイ出身の双子デュオ。日本での活動もあるようで、日本語の曲を歌っていました。


キテレツ大百科のアニメを知っている世代なら記憶に残る「すいみん不足」を歌っていたのは「TEMPURA KIDZ」という女の子4人・男の子1人のグループ。「CIDER CIDER」「はっぴぃ夏祭り」と3曲を披露。リズム感あふれる楽曲に、コミカルなダンスを交えて、タイの人たちを魅了していました。


「Sweet Vacation」として日本でも活動していたタイ出身の「May」も、日本語の歌を歌っていました。包み込まれるように柔らかなステージです。


◆コスプレ
エキスポ会場の外にある噴水の周りはコスプレイヤーたちの撮影会場。恥ずかしい気持ちも、取材だからと自分に言い聞かせて、コスプレの写真を撮らせてもらいました。タイ語のできない外国人に警戒したのか、それとも日本にもある遠慮の間というか、ドギマギとしたやり取りは心地よくもあったり。「進撃の巨人」「弱虫ペダル」「艦隊これくしょん」と最近の流行も伝わっています。ともかく撮らせてもらったのですが、何のコスプレか定かではなく……。その場所で確認すればよかったと後悔しても後の祭り。分かる方がいましたら、教えて頂けると嬉しいです。

噴水の一帯で、コスプレ撮影会。


ショーでも見ているかのようだった「名探偵コナン」の怪盗キッド。


「NARUTO」のうずまきナルト。


ライダーシリーズから「仮面ライダーフォーゼ」


「I'm UKE」と書かれた紙を掲げて、周囲に崇められている彼は一体……。


こちらは「デジモン」御一行様。


凝った小道具を用意していた青年。


銃を持った天使。(※「Panty&Stocking with Garterbelt」パンティ)


この髪の色でツインテールだと「初音ミク」だと思ってしまうのですが……そうですよね。


ビッシとしたポーズを決めてくれた「聖闘士星矢」


メイド服とりんご飴の女の子。


大きな黒いリボンと二つの刀を持った女性。


男らしい彼は「ブリーチ」のグリムジョー。


くまのぬいぐるみを抱えた素敵な人。


奔放とした雰囲気まで伝わってくる「ワンピース」のルフィ。


落ち着いていたのは「銀魂」の銀さん。


「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美ほむらと鹿目まどか。


女子高生姿の彼女は「けいおん」の中野梓でした。


ノリノリでポーズを決めていた集団は、十代の半ばでしょうか。若さが溢れています。


ウェディングドレス。


不思議な雰囲気をした可愛らしい女の子。


つい最近に最終回を迎えた「黒子のバスケ」の黒子テツヤ。


「不思議な格好をした彼女は何?」とカメラを持っていた近くのタイ人に聞いてみると「艦隊これくしょん(空母ヲ級)だよ」と教えてくれました。いかにもという、船を纏った人もいたのですが、このようなキャラクターもいるんですね。


スーパー戦隊シリーズの彼は「ジュウレンジャー」。少し前のヒーローでした。


一緒に写真を撮りたいと思っていたところに、「銀魂」のエリザベスを発見。これなら照れる必要もありません。


コスプレ会場がこれほどに楽しい場所だなんて思ってもいませんでした。日本のアニメやマンガ文化に親しんでくれてるのは嬉しい事ですよね。タイのコスプレイヤーの皆様、本当にありがとうございました。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
)

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in 取材, Posted by logc_nt

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