メモ

チャートやグラフを飛躍的に分かりやすくするシンプルなポイント10個


情報を可視化すると人に伝わりやすく、また強く印象に残すことも可能です。そのためプレゼンテーションにおけるチャートやグラフは非常に重要になってきますが、一歩間違えば情報を分かりにくく、最悪の場合、間違った理解を見ている人に与えてしまいます。そこで、HubSpotがチャートやグラフのデザインなどプレゼン資料を飛躍的に見やすくするポイント10個を公開しています。

Why Most People's Charts & Graphs Look Like Crap
http://blog.hubspot.com/marketing/data-visualization-mistakes

Why Most People's Charts and Graphs Look Like Crap
http://visage.co/peoples-charts-graphs-look-like-crap/

◆01:円グラフのセグメントのデザインに注意する
円グラフは情報を可視化する最もシンプルな方法の1つですが、情報を複雑にしてしまう恐れもあります。基本的なポイントとしては、「セグメントは5つまで」「直感的に表示する」ということが大切。見ている人に重要な情報を伝える円グラフのサンプルとして、以下の2つが挙げられています。

これが1つ目。最も大きいセクションを12時から時計回りに設置し、2番目に大きなセクションは12時から反時計回りに設置。そして2番目に大きなセクションの下に3番目・4番目……と続けていきます。


そしてもう1つがコレ。12時の方向から時計回りに最も大きいセクションを置き、その下に2番目・3番目……と続けていきます。


◆02:線グラフで破線を使わない
ダッシュやドットを使った線グラフは見る者の注意を引きません。実線を使い、それぞれのグラフは色分けで識別できるようにしましょう。


◆03:データは直感的に
コンテンツは論理的かつ直感的である必要があります。読み手がスムーズに情報を得られるようにするため、カテゴリはアルファベット順もしくは重要な順に表示するのがポイント。


◆04:不明瞭なデータはアウト
全てのデータがチャートのデザインによって損なわれたり不明瞭になったりしていないか注意して下さい。以下の右側のグラフでは見る人が全てのデータを確認できるように、1番上のチャートの重複部分は半透明になっています。


◆05:リーダを作る
グラフィックな要素の中にリーダを作ると読み手の理解を助けることが可能です。散布図の中にある1つの傾向に焦点を当てたい場合は、近似曲線を描くとグッド。


◆06:正確に表示する
全ての表現は正確である必要があります。右の円が左の円の「2倍」であることを示したい時は、円の直径を2倍にするのではなく面積を2倍にすべき。


◆07:ヒートマップはカラフルにしない
色の中には他の色よりも目立ってしまうものがあります。たくさんの色を使うと不必要な箇所に重きを置いてしまうことがあるので、ヒートマップを使う時は階調をつけることで2つの色の間の色を表現して下さい。


◆08:棒グラフとグラフの隙間は一貫させる
プレゼンにおいて自分の創造性を発揮したいという誘惑に駆られることがありますが、一貫性や調和こそが見る人の理解を助けます。棒グラフと棒グラフの隙間は棒グラフ本体の2分の1に保ちましょう。


◆09:比較するのが容易なチャート
チャートの比較は情報を伝えるための重要な手段ですが、見る人が簡単に比較できなければ意味がありません。2つのチャートが一目で比較できるか、よく確かめてください。


◆10:3Dチャートはもってのほか
一見かっこよく見えるかもしれませんが、3Dチャートは人の知覚をゆがめ、データをねじ曲げてしまいます。データは必ず2Dで、正確に示してください。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
無料で簡単に埋め込み可能なグラフが作れる「Chartspree」 - GIGAZINE

データを分かりやすくスタイリッシュに可視化できるJavascriptライブラリ「D3.js」 - GIGAZINE

プレゼンテーション資料の極意「シンプルイズベスト」を実践するための6つのデザインテクニック - GIGAZINE

創造的プレゼンの秘訣を言語化した「プレゼンテーション・パターン」 - GIGAZINE

見る人を魅了するキラープレゼンテーションの作り方 - GIGAZINE

会議やプレゼンなど大勢の前で話す時のテクニックや注意事項をまとめた「speaking.io」 - GIGAZINE

in メモ,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.