試食

歴史を感じられるかも知れない「古墳ケーキ」を求めて奈良に行ってきました


かつて日本の都だった奈良には数々の国宝級の寺院や遺跡が多く残されており、2~3世紀頃には邪馬台国が奈良にあったという邪馬台国畿内説九州説が今でも学会で論争が続けられています。そんな奈良には悠久の歴史を感じてしまうかもしれないという古墳の形をしたケーキがあると聞いたので、歴史ファンになったつもりで手に入れてみることにしました。

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古墳ケーキを求めて一路奈良へ。ケーキを提供しているお店「プティ・マルシェ」は、古い寺院などが建ち並ぶ奈良公園の近くに位置しています。写真に写っているのは、国宝である興福寺の五重塔とその眼下にある猿沢池


猿沢池には多くの亀が生息しており、名物の一つともなっています。近年は外来種であるミドリガメが在来種のクサガメなどの生態を脅かしていることが問題となっているという一面も。


そんな猿沢池から徒歩3分ほどの場所にあるお店に到着。目立った看板などは出ていないので、少し注意しないと見落としてしまうかも。


道路に面したガラス窓に、さりげなくお店の名前が掲げられていました。


予約していた古墳ケーキをゲットし、はやる気持ちを抑えながら持ち帰ってきました。


おそるおそるフタを開けると……


何かいます。


引っ張り出してみると、黄金の土台の上で神々しくそびえる古墳の姿を拝見することができました。


この形状はまさに歴史の授業で習った人も多い前方後円墳


前方後円墳の基本である、3段型の形状が再現されています。


こんもり盛られた盛り土(盛りケーキ?)の上には、草を模した緑色の生地がトッピングされています。これは、抹茶を混ぜ込んだスポンジ生地を細かく砕いたものをまぶしたものだそうです。


それではさっそくお店で買ってきたスプーンを使って食べてみることにします、が……スプーン?


お店で販売されていたのは、なんとスコップの形を再現した「発掘調査スコップスプーン ミニ」(税込み350円)でした。「古墳=発掘」ということで、発掘に用いられるスコップ(シャベル)がモチーフになっています。


古墳ケーキのウリの一つが「宮内庁の許可を得なくても古墳の調査を行うことができます」とのことで、心を入れ替えて発掘調査に乗り出すことにしましょう。「えい♪」とスコップを突き立てます。


のり面の一部をはぎ取って土壌の分析を実施。


調査したところ、古墳の原材料はスポンジケーキとチョコクリームが大半を占めていました。ためしに口に含んでみたところ、フワフワの軽い食感とチョコクリームの甘さがさわやかに広がります。


「いやまてよ、古墳で棺が収められているのは円墳部分のハズだ……」ということで、次のターゲットは円形の部分に決定。


「えい♪」と、罪悪感もよそにスコップを入れます。


残念ながら「中の人」の姿は確認できませんでしたが、地中からは円形のバナナが出土しました。古墳から出土した円形の物体とのことで、コレはきっと当時は神聖なものとして捉えられていた円鏡(まるかがみ)と考えるのが適切なのでしょう。


もう気分は盗賊。ガスガスとスコップを突き立てていきます。


周辺に置かれた筒状の物体は「円筒埴輪(はにわ)」をモチーフにした装飾物で、素材はココアメレンゲとなっているとのこと。


円墳の部分から新たな出土品を発見!


この形状はもうアレです。豪族などが飾りに首からぶら下げていたという勾玉に違いありません。ちなみに素材はカシューナッツ。


もちろんケーキを味わうことも忘れるわけにはいきません。幾重にも重ねられたスポンジ生地とチョコクリームの層がしっとりとした食感となっており、ところどころで遭遇するフルーツの風味がいいアクセントになっています。食感はとても軽くて、ついついいくらでも食べてしまいそうになってしまいます。


気がつけば、古墳の半分を食べてしまっている状態に。


世にもレアな古墳のカットモデルとなってしまいました。


古墳ケーキは4号から7号までの4種のサイズが用意されており、完全予約制となっています。価格はそれぞれ税込みで4号(長さ16cm)が3500円、5号(長さ18cm)が4200円、6号(長さ20cm)は5000円、最大サイズの7号(長さ23cm)では6200円となっています。

また、お店ではあらかじめ予定された販売日にのみ店頭販売される「小型前方後円墳ケーキ(500円)」が提供されていることもあります。販売日が限定されているのと、作られる数量には限りがあるので、お店を訪れる際には事前にブログなどで情報をチェックしておいたほうがよさそうです。


古墳ケーキの予約はメール最優先で受け付けているとのこと。特に夏の間は立て込んでいることが多いとのことなので、少し時間に余裕を持って問い合わせを行った方がよさそうです。なお、くずれやすいケーキを守るために、残念ながら地方発送は対応していないとのこと。古墳ケーキが気になってしまった人は、これを機会に奈良を訪れてみるのもいいかもしれません。

古墳型ケーキの注文に関するQ&A
http://petitmarche-nara.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/131

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in 試食, Posted by logx_tm