Androidスマホのイヤホンジャックに取り付ける物理ボタン「iKey」が超絶便利

スマートフォンやタブレット端末を使っていると、頻繁に使うアプリやよくする操作などを一発でできたらいいのにな～という事はよくあるもの。「お天気アプリを一発で起動できるボタン」や、特定の人に電話をかけられる「ホットラインボタン」などがあれば超絶捗るのに……。そんな悩みを解決してくれるのが、Android端末のイヤホンジャックに差し込むだけで、お気に入りのアプリを起動したり写真を撮影したりなど好きなアクションを設定できる「自分だけのオリジナル物理ボタン」を作り出せるハードウェア「iKey」です。

网站首页 - IDream 科技工作室
http://www.ikeyandroid.com/

これがAndroid端末に追加できる物理ボタン「iKey」

裏にはアプリをダウンロードするURLがQRコードで表記されています。

手に取るとこんなサイズ感。

iKeyはイヤホンジャックに差し込んで使います。削り出しの精度もかなり高めでなかなかカッコイイです。

トップボタンはこんな感じ。

イヤホンジャックに入れて……

しっかり差し込むとこんな感じで頭だけが出っ張りますが、大して邪魔にはなりません。しっかり固定されるので、スマートフォンをポケットやカバンに入れていても抜け落ちる心配は不要です。

◆アプリインストール
まずはiKeyアプリをAndroid端末(今回はNexus 5)にインストールします。パッケージ裏のQRコードをQRコードリーダーで読み込んでアプリダウンロード用URLにアクセス。

「OK」をタップ。

ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたフォルダを開きます。Nexus 5なら「ダウンロード」をタップ。

「ikey.apk」をタップ。

「次へ」をタップ。

「インストール」をタップ。

「インストールはブロックされました」と表示された場合は「設定」をタップ。

Android端末の設定画面にある「セキュリティ」の「提供元不明のアプリ」にチェックを入れればインストールできるようになります。

インストールが完了したら「開く」をタップしてアプリを起動させます。

アプリのインストールが完了後、iKeyをイヤホンジャックに差し込み、差し込んだハードウェアを聞かれるので「iKey」をタップすれば準備は完了。

◆アクションの指定方法
これがiKeyアプリのトップ画面。iKeyにはボタンを1回・2回連続・3回連続と3通りの押し方に応じて、それぞれアクションを指定することができます。まずは1回押したときのアクションを設定するために「Single click」をタップ。

こんな感じでいろいろなアクションの指定が可能。例えば「Take Photo」をタップすれば写真を撮影することができます。なお、iKeyはイヤホンジャックに差し込むハードウェアなのでカメラのシャッター音を鳴らすことなく写真を撮影することが可能です。

「Record Voice」なら録音。

フラッシュライトを点灯させる「Torch」もあり。ただし、Nexus 5ではうまくフラッシュライトを点灯させることはできませんでした。

「Call」を指定すれば……

ワンプッシュで特定の相手に電話をかけたり……

「Send message」を指定すれば……

ワンプッシュでSMSを立ち上げたりといった風に、iKeyボタンが指定したアクションへのショートカットボタンになるというわけです。

さらに「Launch APP」を指定すれば……

LINEやお天気アプリ・乗換案内など、Android端末にインストール済みの各種アプリを起動させることも可能です。

◆iKeyを使ってみた
さっそくiKeyを使ってみました。今回は「Single click(1回押し)」に写真撮影、「Double click(2回連続押し)」に録音、「Thrice click(3回連続押し)」にアプリ「Yahoo！乗換案内」を指定しています。

iKeyをプッシュしてアクションを起こさせる様子は以下のムービーで確認できます。

Androidのイヤホンジャックに物理ボタンを作れる「iKey」を使うとこんな感じ - YouTube


スリープモードからシャッター音を鳴らすことなく写真を撮影できてしまいました。カメラ撮影のあとiKeyを2連続で押して録音をしようとすると、少しのタイムラグが発生していますが、録音の後、引き続きiKeyを3連続で押すとYahoo！乗換案内がスムーズに起動できました。

なお、iKeyで撮影した写真はデフォルトのギャラリーアプリでは探せません。ファイルマネージャーソフトで調べると、「iKey」というフォルダを発見。

中に撮影した写真が保存された「Photo」フォルダと録音した音声が保存された「Voice」がありました。なぜギャラリーアプリから撮影した写真にすぐにアクセスできないのか？なぜ、分かりにくいフォルダの奥深くに保存されるのか？深い理由がありそうです。

◆アップデートで機能追加
iKeyはアップデートすることで機能を追加できます。トップ画面の右上の「設定」アイコンをタップ。

「Update check」をタップ。

新バージョンを発見。「OK」をタップ。

「インストール」をタップ。

インストールが完了したら「開く」をタップ。

「常に」はないので代わりに「決定」をタップ。

「iKey」を選択してから「常時」をタップ。

するとiKeyアプリが起動。アプリは先ほどと異なり日本語表記に対応しており、新たに「長押し」というオプションが追加されていました。

例えば「メモリをクリアする」というアクションを「長押し」に指定すると……

アプリを立ち上げすぎてメモリが少なくなってきた場合にiKeyを長押しすることで……

ワンタッチでメモリを「釈放」(解放)してくれます。

もう一度、釈放するとベストな状態に。

イヤホンジャックに差し込んで設定するだけで、さまざまなアクションを指定でき、ワンプッシュで速攻写真を撮影したり、特定の人に電話をかけたり、LINEを立ち上げたり、メモリを解放したり、あらゆるアクションを一発で起こせるiKeyは、一度使うと手放すことができなくなるくらい超絶便利なハードウェアでした。

なお、iKeyは記事作成時点では以下のオンラインショップで1058円(税込)で販売中です。

【輸入品】iKey for Android【共通】【新品】

■当店確認済みの対応機種・OS■
Arrows tab / F-02F / OS4.2.2 ※シャッター音あり
NEXUS7(2013) / ME571-16G / OS4.4.2
GalaxySⅢ / SC-06D / OS4.1.2
G'zOne / CAL21 / OS4.0.4
XperiaZ / SO-02E / OS4.1.2
Xperia tab / SGPT1211 / OS4.0.3
XperiaZ2 tab / SGP512 / OS4.4.2
ASUS MEMO Pad HD7 / ME173X / OS4.2.2
HTC EVO 3D / ISW12HT / OS4.0.3
NEXUS 5 / LG-D821 / OS4.4.4

なお、Amazonでは300円以下で販売されることもよくあります。

Amazon.co.jp： ワンクリックでアプリが起動！Android端末向けの便利なキースイッチ「i-Key」[並行輸入品]: 家電・カメラ